平成27年度当初予算
平成27年度当初予算(案)は、平成27年第一回区議会定例会において可決されました。
予算編成について
本区の歳入の根幹を成す特別区民税や特別区交付金は、景気の回復を背景に、近年、増加傾向を見せていますが、本区の歳入環境は景気動向に大きく左右される不安定な構造を有しています。
また、平成26年度の税制改正では、法人住民税の一部国税化が決定されました。今後も地方法人課税の更なる見直しや、法人実効税率の引き下げなど、本区の歳入環境に大きな影響を及ぼす要因があることからも、引き続き予断を許さない状況です。
このような状況において、本区の人口は遂に50万人となります。人口急増に伴う行政需要の増加や、オリンピック・パラリンピック東京開催などの新たな課題も出てくる中で、50万人区民の負託に応えていく必要があります。
また、平成27年度は「江東区長期計画」(後期)スタートの年であることから、50万人都市・江東として、新たな飛躍に向けて歩んで行かねばなりません。
そのために、全庁一丸となり、山積する行政課題を解決していく予算を下記の方針に基づき編成しました。
編成の基本方針
- (1)人口急増による行政需要の増加だけでなく、豊洲新市場の整備や2020年オリンピック・パラリンピック東京開催への準備など行政課題が山積する中で、区民の負託に応えられる50万人都市としての第一歩と位置付けます。
- (2)新たな行政課題に対して、職員一人ひとりが柔軟な発想を持って創意工夫を凝らし、様々な手法・アイデアを取り入れていくことにより、全庁一丸となって迅速かつ的確に行財政運営を推進していきます。
- (3)景気動向に左右されやすい脆弱な歳入環境にあっても、行財政改革の着実な推進や事務事業の総点検により財政規律を堅持します。
予算規模
- 「一般会計」の予算額は1,767億6,900万円で、前年度に比べ24億5,000万円、1.4%の増となりました。
- 「国民健康保険会計」の予算額は633億600万円で、前年度に比べ93億6,000万円、17.4%の増となりました。
- 「介護保険会計」の予算額は300億6,300万円で、前年度に比べ7億1,600万円、2.4%の増となりました。
- 「後期高齢者医療会計」の予算額は81億2,700万円で、前年度に比べ3億4,600万円、4.4%の増となりました。
【当初予算対前年度比較】(単位:千円、%)
区分 |
平成27年度 |
平成26年度 |
比較増(△)減 |
増減率 |
---|---|---|---|---|
一般会計 |
176,769,000 |
174,319,000 |
2,450,000 |
1.4 |
国民健康保険会計 |
63,306,000 |
53,946,000 |
9,360,000 |
17.4 |
介護保険会計 |
30,063,000 |
29,347,000 |
716,000 |
2.4 |
後期高齢者医療会計 |
8,127,000 |
7,781,000 |
346,000 |
4.4 |
合計 |
278,265,000 |
265,393,000 |
12,872,000 |
4.9 |
予算(案)概要
ここでは、平成27年度当初予算(案)の各会計別予算や主な事業に係る新たな取り組み、事業の拡充及び見直しの概要、施策別事業の一覧などをご覧いただけます。
詳細については、下記の関連PDFをご覧ください。
関連ドキュメント
- 予算(案)概要 1(PDF:1,173KB)(別ウィンドウで開きます)
- 予算(案)概要 2(PDF:2,530KB)(別ウィンドウで開きます)
- 予算(案)概要(参考資料)(PDF:1,228KB)(別ウィンドウで開きます)
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