ここから本文です。
更新日:2017年10月3日
こどもたちの明るい笑顔は、地域に癒しや活力を与え、こどもから高齢者まですべての世代がいきいきと暮らす地域社会を感じさせてくれます。
私は、本区に住み、働き、学ぶさまざまな方々と対談する「区長と話そう!こうと~く」を毎回楽しみにしています。今回、8月には部活動に励んでいる中学生と、9月には海外派遣を体験したジュニアリーダーの高校生と懇談しました。
中学生は、できなかったことが日々の練習で克服できたときの達成感や、部員と協力して成し遂げる喜びなどを共感し合い部活動に取り組んでいました。また、生徒たちは東京オリンピック・パラリンピック競技大会前に世界レベルの競技者と交流したいという夢や、区内で多くの競技が開催されるという滅多にないチャンスを生かして「ボランティアに積極的に参加したい」など意欲のある話を聞き、頼もしく思いました。
アメリカでのボランティア活動等を体験してきた高校生は、出発前よりたくましくなって帰国した印象でした。一人ひとりの心に刻み込まれた体験の数々は、生涯忘れることのできない貴重な財産になったことでしょう。生徒からは「もっと英語を学んでボランティアをしたい」といった意見が数多く出ました。
開催前にもかかわらず、東京2020大会はこどもたちに大きな夢を与えていました。学生のうちにボランティア活動を行うことで、グローバル社会に求められる適応力を身につけてほしいと思います。そして、こどもたちが地域や学校でがんばれば、自分の夢や希望が叶う可能性の高い地域社会を創ることが区の責務であると考えています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください