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更新日:2017年11月2日

区政最前線~区長室から~平成29年11月

調停案を受けて~中央防波堤埋立地の帰属~

中央防波堤10月16日に中央防波堤埋立地の江東区と大田区の区域についての調停案を、自治紛争処理委員から都庁で受領しました。これは、今年6月の大田区長との会談で、帰属問題を2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会前までに解決を図ろうという両区が一致した結論により、東京都へ自治紛争調停を申請していた結果です。東京都から示された境界線は、本紙1面のとおりです。
境界線の確定に考慮された内容は、本区が主張してきた廃棄物処分の区の関わり方、中央防波堤埋立地への道路・橋梁の整備や、電気・ガスが江東区側から供給されているなど「つながり」が考慮されており、本区の主張内容が大方認められたものと認識しています。しかしながら、この土地が区民の犠牲の上に造成され、本区が全島帰属を主張してきた経過を踏まえれば、一坪でも他区へ行くことは無念の思いであることには変わりなく、十分に満足できる結果ではないと受け止めています。
とはいえ、東京2020大会前の早期解決を図るという大義があります。両区の協議で折り合いが付かず、東京都に調停を依頼した以上、この結果については、両区が受け入れなければならないものと認識しています。一日も早く境界線が確定して、将来、都民そして江東区民のためにこの土地が開発され利活用できることを期待しています。
40年以上の長きにわたり結論が出なかった本区の重要課題がようやく前進し、ここまでたどり着いたことは大きな成果です。なんとしても次のステップに進むため、引き続き区議会と行政が一丸となって早期解決に向けて取り組んでまいります。

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政策経営部 広報広聴課 広報係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2299

ファックス:03-5634-7538

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