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トップページ > S-KOTO > 渋沢栄一と江東区のつながり

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更新日:2023年1月16日

ページ番号:21584

渋沢栄一と江東区のつながり 渋沢栄一肖像:渋沢史料館所蔵

渋沢栄一と江東区のつながり

2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公や、2024年に新一万円札の肖像画に起用されるなど大きな話題を呼んでいる渋沢栄一は、江東区と深い関わりのあった人物でもありました。1873(明治6)年、33歳で大蔵省を辞した後、1876(明治9)年から12年間、深川福住町(現・江東区永代2-37)に居を構えていた栄一。民間人として様々な企業を設立していくなか、地域との関わりを大切にし、旧深川区の区会議員・議長や深川区教育会会長を務めました。区内には栄一の足跡を感じられるスポットが多く残っています。

 

渋沢栄一肖像(渋沢史料館所蔵)。教育事業にも熱心だった栄一は、深川区教育会会長を務めていたころ、「教育は教場の中において成長するものでなく、家庭というものが教育について大なる責任を持つ」という持論を述べています

 画像:渋沢栄一肖像(渋沢史料館所蔵)

2023(令和5)年に江東区潮見へ里帰りする旧渋沢家住宅

渋沢栄一は36歳から48歳(1876〜1888年)まで、永代通りと大島川西支川が交差するかつての深川福住町(現・江東区永代2-37)に本邸を構えていました。明治21(1888)年に日本橋に本邸を移しましたが、約12年もの間、深川の地を拠点に活躍を続け、「日本資本主義の父」といわれるほど日本近代史に大きな足跡を残しました。現在、渋沢栄一宅跡には栄一の業績を記した説明板が設置され、旧渋沢家住宅は青森県六戸町に移築されていますが、2023(令和5)年に江東区潮見へ移築される予定です。和風と洋風を巧みに調和させた旧渋沢家住宅は建築史においても貴重とされている建物。一般公開された際には、ぜひ足を運んでみましょう。

栄一の福住町の邸宅は、明治38(1905)年、現在の港区三田に、そして平成3(1991)年に青森県六戸町へと移り、時代の変遷を経て平成30(2018)年、邸宅の建築を手がけた名工清水喜助に連なる、清水建設株式会社に受け継がれ部材の状態で保管されています。邸宅の跡地には栄一の業績を記した説明板が設置されています。
和風と洋風を巧みに調和させた旧渋沢家住宅は、建築史においても貴重とされている建物で、その部材は令和元年度、江東区の文化財に指定されました。建物は、令和5(2023)年に江東区潮見(清水建設株式会社敷地内)に移築される予定です。

清水建設株式会社所蔵
青森県六戸町時代の旧渋沢家住宅

渋沢栄一の業績を記した説明板
渋沢栄一宅跡

日本初の事業が区内で数多く誕生

1873(明治6)年に大蔵省を退官し、以後、実業界での仕事や社会・公共事業に邁進した渋沢栄一。区内にて数多くの事業を創立しました。1887(明治20)年、渋沢栄一らによって日本初の化学肥料製造会社である東京人造肥料会社を創立。不作に苦しむ農村を救うことができる肥料を開発し、跡地(大島一丁目)には記念碑が設置されています。また、栄一が関わったセメント工場の跡地(清澄一丁目)には、「セメント工業発祥の地」と記された石碑が建てられ、深川公園内には渋沢栄一が書いた題字が陽刻されている「園女歌仙桜之碑」も残されています。まちのあちらこちらで栄一の歴史に触れることができる江東区。今、注目の的となっている渋沢栄一の軌跡を辿ってみてはいかがですか?


園女歌仙桜之碑


化学肥料創業記念碑

基本データ

渋沢栄一宅跡

住所 江東区永代2番37号
お問い合わせ先 03-3647-9819(地域振興部 文化観光課 文化財係)
時間 終日
定休日 なし
交通 東京メトロ東西線門前仲町駅より徒歩6分
ホームページ 施設の詳細ページ
参考 下町文化289号(2020年5月13日発行)(PDF:2,637KB)(別ウィンドウで開きます)

化学肥料創業記念碑

住所 江東区大島1丁目2番26号 釜屋堀公園内
お問い合わせ先 なし
時間 終日
定休日 なし
交通 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線住吉駅より徒歩8分
ホームページ なし

セメント工業発祥の地

住所 清澄1番2号
お問い合わせ先 なし
時間 終日
定休日 なし
交通 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線清澄白河駅より徒歩10分
ホームページ 施設の詳細ページ

園女歌仙桜之碑

住所 江東区富岡1番16号 深川公園内
お問い合わせ先 03-3647-9819(地域振興部 文化観光課 文化財係)
時間 終日
定休日 なし
交通 東京メトロ東西線門前仲町駅より徒歩5分
ホームページ 施設の詳細ページ

渋沢栄一×江東プロジェクト

令和5年(2023年)の旧渋沢家住宅の区内への移築や、令和6年(2024年)の新一万円札発行に向けて、渋沢栄一と江東区のつながりなどを区内外に発信し、地域の活性化や観光振興を図っていきます。

渋沢栄一に関連する事業等に関する情報は、関連ページをご覧ください。

東京区政会館にて特別展「3区で描く渋沢栄一 新一万円札の顔 江東区・北区・板橋区」【開催終了】

2022年7月15日(金曜日)から2022年9月6日(火曜日)まで、東京区政会館(千代田区飯田橋3-5-1)にて、江東区、北区、板橋区及び特別区協議会主催による魅力紹介展示「3区で描く渋沢栄一 新一万円札の顔 江東区・北区・板橋区」を開催しています。今回の展示では、注目の偉人、渋沢栄一について、ゆかりのある3区のエピソードを交えて紹介します。

詳しくは、東京区政会館のホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をごらんください。

中川船番所資料館で特別展【開催終了しました】

2021年5月9日(日曜日)まで、特別展「渋沢栄一と江東区」を開催しています。「実業家栄一 揺籃の地」と題して、栄一が当時活動拠点とした邸宅、区内で立ち上げた様々な近代産業、ゆかりの地などを紹介し、栄一と江東区とのつながりを辿ります。
詳しくは特別展「渋沢栄一と江東」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をごらんください。

お問い合わせ先

政策経営部 広報広聴課 広報係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

Fax:03-5634-7538

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