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報道発表資料
発表日:2023年12月19日
江東区文化センター(東陽4)で、東京メトロ深川車両基地発足55周年を記念し、車両基地の歴史を振り返るとともに、実際の車両部品や工具を公開し車両整備の流れ等も紹介する展示「深川まちのマイスター 東京メトロ深川車両基地55周年記念展示」が開催中です(12月24日まで。入場無料)。
(今回の展示開催に携わった東京メトロ職員。16日、区文化センターで)
東京メトロ東西線東陽町駅(東陽4)の南側に位置する深川車両基地は、1967年6月に誕生した、総面積約8万2,260平米(東京ドーム約1.8個分)の車庫です。基地内では、東京メトロの職員が同路線の車両検査や修繕などを行っています。
今回の展示開催は、同文化センター次長・山下 忠洋氏が東陽町駅で行われていた55周年記念ポスター展を目にしたことがきっかけで、より多くの人に、普段は見ることのできない深川の車両基地に親しんでもらい、基地で働く職員と地域住民をつなげたいという思いから、約半年をかけて実現に至りました。
(55周年記念ポスター19点(写真上)と実際の工具や車両部品など(写真下))
深川車両基地の歴史を振り返るコーナーでは、基地の成り立ちや変遷について年表にまとめられており、東西線開業当初の行徳駅付近や木場駅付近、東陽町駅の白黒写真なども見ることができます。
また、1964年に製造開始し、2007年に引退した初代・5000系から、2010年にデビューした15000系まで、歴代の東西線車両についても紹介されており、沿線開発による駅利用客の増加や、省エネルギー、バリアフリー等といった時代の要求に応じて、車両が姿を変えていったこともわかります。
(車両整備のコーナーには、検査で使用する道具や電車の前照灯も陳列(写真下))
車両整備のコーナーでは、4年に1回は必ず工場で行われる重要部検査・全般検査などについて触れられており、電車を分解して洗浄し、特殊なハンマーや超音波などを用いて部品一つひとつを隅々まで丁寧に点検している様子が写真付きで解説されています。
18日(月曜日)、千葉県船橋市から訪れたという男性は、「普段、電車に乗っていても、深川車両基地は車内から見えないため関心があった。車両部品や工具などを実際に見ることができた上、深川車両基地や東西線車両の歴史などについて時系列で知ることができ、勉強になった」とコメントしました。
最終日の24日は深川車両基地職員による対応もあり(午後1時から午後3時)、2月には車両基地の見学会も開催される予定です(見学会の詳細は以下をご覧ください)。
普段は目にすることのできない貴重な世界に、ぜひ、触れてみてはいかがですか。
1 「深川まちのマイスター 東京メトロ深川車両基地55周年記念展示」
会期:2023年12月16日(土曜日)から2023年12月24日(日曜日)まで※
時間:午前9時から午後9時まで(最終日は午後3時終了)
休館:第2・4月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日から1月3日)
場所:江東区文化センター 2階展示ロビー(江東区東陽4-11-3)
最寄り駅:東京メトロ東西線「東陽町」駅下車 1番出口より徒歩5分
※12月24日午後1時から午後3時までは、深川車両基地職員による対応あり
2 深川車両基地見学会
参加者は抽選で決定。応募方法は本展会場にて配布しているアンケートに必要事項を記入し、江東区文化センター2階受付に提出。当選者には1月下旬に連絡予定(参加費無料)。
(1)通常見学会
開催日時:2024年2月23日(金曜日・祝日) 午前9時から午前12時まで
応募対象者:小学生のこどもと保護者
定員:親子14組28名
内容:深川工場内見学、留置車両見学など
(2)プレミアム見学会(小学生向け)
開催日時:2024年2月24日(土曜日) 午後1時から午後4時まで
応募対象者:小学生のこどもと保護者
定員:親子6組12名
内容:深川工場内見学、車両撮影、ドア操作、マスコン操作など
(3)プレミアム見学会(大人向け)
開催日時:2024年2月24日(土曜日) 午前8時30分から午前11時30分まで
応募対象者:中学1年生以上(区内在住者優先)
定員:8組16名
内容:深川工場内見学、車両撮影、ドア操作、マスコン操作、車両の床下機器見学など
【問い合わせ先】
江東区文化センター(江東区東陽4-11-3)
電話:03-3644-8111
深川まちのマイスター 東京メトロ深川車両基地55周年記念展示
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