報道発表資料
災害時にベビーベッドとして利用できます!株式会社長谷川萬治商店からのとび箱寄贈に感謝状を贈呈(取材日:10月16日)
“防災教育”と”木育”に貢献!区内企業が開発、商品化しました!
16日(月曜日)、株式会社長谷川萬治商店(本社:富岡2)の長谷川 泰治・代表取締役が江東区役所を訪れ、木村 弥生・江東区長から、災害時にベビーベッドとして活用できるとび箱寄贈のお礼として、同社に感謝状が贈呈されました。
(感謝状を手にする長谷川代表取締役と木村区長)
同社は木材の振興と災害に強いまちづくりの活動を通じ、社会貢献・地域活動を行っています。その一環として、日常生活で利用している木材製品を変形させて、災害時の避難生活や復旧活動及び防災教育に役立てる「ウッドトランスフォームシステム」普及の取り組みを行っています。
令和3年12月に、同社から、災害時の避難所に指定されている区立小学校へ、避難所でベビーベッドとして利用できるとび箱「ウッドトランスフォームとび箱 NEST BOX」の寄贈申し出があり、現在までに8校(明治小学校、臨海小学校、数矢小学校、平久小学校、第五大島小学校、有明西学園、第五砂町小学校、元加賀小学校)で導入されました。
今後も毎年4台程度寄贈する予定とのことで、区内小学校全校での導入を目指すとのことです。
(普段は8段のとび箱。災害時に分解しハンモックを敷くことでベビーベッドに変形します)
長谷川代表取締役は、「平成27年から、日本木青連(日本木材青壮年団体連合会)で、学校など避難場所にあるものを変形させて災害時に活用する取り組みを色々行ってきた。ウッドトランスフォームとび箱は、東陽町にある学校備品メーカーの株式会社エバニューに協力してもらい、1年かけて商品化した」と話しました。同社が全国で最初に学校への寄贈を行ったとのことで、現在は、熊本、福島、宮城など災害の多い地域でも寄贈の動きが広がっているそうです。
長谷川代表取締役は「防災教育にもつながっており、貢献できることを嬉しく思っている。また、江東区でも“木育”に力を入れて欲しい」と思いを語り、木村区長は「災害時にベビーベッドとして機能するとび箱の寄贈により、防災という本区の課題解決に貢献してもらい大変感謝している。これからの時代は『木材』が注目される。今後も区内の学校等で、木材の利用を推進したい」と謝辞を述べ、感謝状を贈呈しました。
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