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報道発表資料
発表日:2023年10月10日
今年7月15日から3日間にわたり白熱の試合が行われた「JOCジュニアオリンピックカップ 令和5年度全国中学生カヌースプリント選手権大会」で、江東区立中学校カヌー部が4人乗り競技(K-4)で見事全国の頂点に輝き、6日(金曜日)、選手4人が木村 弥生江東区長に優勝報告を行いました。
(左から、平田さん、草川さん、木村区長、塚本さん、綿貫さん)
中学生カヌー選手にとって国内最高峰のレベルを誇る同大会は、7月15日から17日まで、愛知県みよし市の三好池カヌー競技場で開催されました。
全国から約400人の選手が参加し、参加種目はカナディアンとカヤック。カヤックでは、1人乗り(K-1)、2人乗り(K-2)、4人乗り(K-4)に分かれて競技が行われました。
区立大島中学校を拠点校として活動する江東区立中学校カヌー部の草川 諒多さん(くさかわ・りょうた/深川第七中学校3年)、塚本 悠生さん(つかもと・はるき/大島中学校3年)、綿貫 蒼さん(わたぬき・あお/大島中学校3年)、平田 桂大さん(ひらた・けいた/第二砂町中学校3年)は、500メートル・4人乗り競技の部に出場。22艇が参加した予選を勝ち抜き、決勝戦で4年ぶり2度目の優勝を収めました。
この日、午後5時、選手らは制服姿で区長室を訪れました。2度目の全国制覇に関し、同部の草川部長は、「4年前に優勝した先輩に憧れ、2回目の優勝を目指して練習を積み重ねた。壁にぶつかることもあったが乗り越えることができ、コーチ、家族、仲間、中学校の先生、区長、区の関係者などに支えられた。今年度でカヌー部は引退となるが、今後も頑張りたい」と話しました。
木村区長は「先輩たちを見て、憧れて優勝し、後輩に夢のバトンを渡せたことは素晴らしく、誇らしい。ここまで頑張ってきたことは一生の宝になる。地道な努力が、また次の花を開かせる。今後も応援している」と激励しました。
また、4人乗り競技の難しさについて話が及ぶと、選手らは、コーチから教わったことを咀嚼して実力に繋げることや、4人で息を合わせること等を困難な点として挙げ、チームの仲の良さも優勝に不可欠であると示唆しました。
4人は、同部を引退し、高校進学後もカヌーを続ける予定とのことです。
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