報道発表資料
水害の歴史などを写真で振り返る 「まちの記憶と未来展」開催中
「浸水」から「親水」への道のりを未来に伝えます
江東区役所・2階区民ホール(東陽4)で、22日(火曜日)、江東区の水害の歴史等を写真などで振り返り、防災意識向上を図る展示会「まちの記憶と未来展」が始まりました(江東区役所での展示は今月30日まで。観覧料は無料)。
荒川、隅田川、東京湾に囲われ、横十間川、小名木川など数多くの河川が縦横に流れる江東区では、昭和20年から30年代、台風や豪雨などによる浸水被害が多く発生しました。本展では、こうした水害の記録や浸水・地盤沈下等への対応策を、「水辺のまちの成り立ち」「水害の歴史」「区民が見た水害」「川の今昔」といったテーマで振り返り、水害とともに歩んできた江東区の歴史を紹介しています。
「区民が見た水害」では、過去に発生した台風(昭和33年発生の台風第11号や狩野川台風)で浸水し、人の膝や胸の高さまで冠水した城東地区のまちを、ボートに乗って進む人々の写真などが撮影場所とともに展示されています。
また、「川の今昔」では、区内を流れる河川の今と昔の様子が写真で紹介されており、川の一部が埋め立てられ、親水公園や緑道公園として整備されたこともわかる内容となっています。
会場では、水害の歴史に加え、「水彩都市・江東」として水辺に親しむ施設整備に関してまとめた冊子「まちの記憶と未来展 浸水から親水への道のり」や、区作成の洪水・高潮ブックレット、3種(洪水・高潮・大雨浸水)の水害ハザードマップも無料で配布しています。
この機会にぜひ江東区の水害について知り、今後の防災に役立ててはいかがでしょうか。
【展示会「まちの記憶と未来展」】
期間:8月22日(火曜日)午後1時から30日(水曜日)午後3時まで
会場:江東区役所 2階区民ホール(東陽4-11-28)
期間:8月31日(木曜日)午後1時から9月5日(火曜日)午後8時まで
会場:砂町文化センター 2階展示ロビー(北砂5-1-7)
期間:9月6日(水曜日)午後4時から12日(火曜日)午後2時まで
会場:古石場文化センター 1階展示ロビー(古石場2-13-2)
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