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プレスルーム

報道発表資料

発表日:2023年8月18日

関東大震災から今年で100年 企画展「震災と江東~絵葉書で見る関東大震災~」開催中(11月5日まで)

関東大震災の記憶・教訓を、100年という時をこえ、未来へつなぎます

 中川船番所資料館(大島9)で、関東大震災の被害状況を記録した絵葉書や復興事業のパネルなどが展示された企画展「震災と江東~絵葉書で見る関東大震災~」が開催されています(11月5日まで)。

関東大震災の被害状況が写された絵葉書の展示コーナーを見る男性の写真

 大正12年(1923)9月1日、神奈川県相模湾北西部深さ23キロメートルを震源とする、マグニチュード7.9(推定)の大地震が発生しました。

 深川区(現在の江東区深川エリア)や亀戸、砂町などでは、火災による大きな延焼に加え、地盤沈下による浸水被害も発生。深川区においては、区域の85パーセント、世帯の92.7パーセントが焼失し、関東大震災の死者・行方不明者は他県も合わせ、全体で約10万5千人に、全壊・全焼家屋はおよそ29万棟に上りました。

震災の被害に関する資料が展示されたコーナー。写真左側には、関東大震災で焼失し、浸水した深川区役所周辺の風景絵葉書が写っている。

焦土と化した深川方面の絵葉書。瓦礫に埋もれ、足の踏み場がないように見える。

 会場には、火災で焦土と化した深川方面の様子や、被災し鉄管の中に避難する親子などを写した絵葉書、火災の発生地点・延焼状況等の被害のデータや復興事業計画がまとめられた『帝都復興事業図表』(昭和5年編纂・発行)に加え、江東区登録有形文化財である『震災復興橋梁図面』、小学生の震災体験を記した作文などが展示され、関東大震災の悲惨さと、震災の歴史を知ることができる内容となっています。

全壊した洲崎遊郭の絵葉書や土管のような形の鉄管に避難する親子の絵葉書。

『帝都復興事業図表』の現物。赤い表紙。

復興橋梁図面2点の展示コーナー。図面には橋の設計デザイン等が描かれている。

横川尋常小学校の小学6年生56名が執筆した震災体験作文の一部(4人分を掲載)。400字詰め原稿紙に記載されている。

 今年の9月1日に関東大震災から100年目を迎えます。

 今回の企画展を通し、いつ自分の身に起きるかわからない震災を今一度「自分ごと」として捉え、震災への対策について考えてみてはいかがでしょうか。

 

【企画展「震災と江東~絵葉書で見る関東大震災~」】

会期:2023年7月26日(水曜日)から2023年11月5日(日曜日)まで

時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

休館:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)

場所:江東区大島9-1-15 江東区中川船番所資料館2階 郷土の歴史・昭和の暮らし紹介展示室

観覧料:大人200円・小中学生50円(20名以上は団体料金)

最寄り駅:都営新宿線「東大島駅」大島口より徒歩5分、「第五大島小学校前」バス停下車徒歩2分・「東大島駅前」バス停下車徒歩5分

 

【担当によるミュージアムトーク】

開催日:9月16日(土曜日)

開催時間:第1回目は午後1時から午後1時30分まで 第2回目は午後2時30分から午後3時まで

対象・定員:小学生以上 各回10名(先着順。なお小学3年生以下は保護者同伴・有料)

申込方法:中川船番所資料館に電話(03-3636-9091)または窓口で申込

料金:観覧料のみで参加可能

 

【展示解説シート「企画展 震災と江東~絵葉書で見る関東大震災~」】

価格:無料

規格:A3・両面印刷

中川船番所資料館内にて配布

関連リンク

企画展「震災と江東~絵葉書で見る関東大震災~」

https://www.kcf.or.jp/nakagawa/kikaku/detail/?id=91(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

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