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報道発表資料
発表日:2023年6月23日
深川江戸資料館(白河1)で、江戸深川で暮らした庶民の七夕飾りを再現した展示が、6月16日(金曜日)から7月9日(日曜日)まで開催されています(6月26日(月曜日)は休館)。
七夕飾りは、職員に、同資料館で実習している博物館学芸員の実習生7名も加わり、当時の資料(歌川広重の浮世絵)をもとにして、1日かけて完成させました。
本物の笹竹(高さ約8メートル)に、すいか、ひょうたん、吹流しなどの張り子(竹で骨を作り、和紙をはったもの)や、短冊などが結び付けられており、同資料館に再現されている八百屋や米蔵の軒先など10カ所に飾り付けられています。
青・赤・黄・白・黒の5色の短冊には、「天の川」「おり姫」「ひこ星」など、七夕にまつわる言葉や和歌、松尾芭蕉の俳句、願い事などが書かれ、すいかやひょうたんなどの飾り物は供物としての意味があり、江戸庶民の願いが込められているとのことです。
取材日の23日は多くの来館者で賑わっており、トルコから新婚旅行で訪れたという夫婦は「トルコにも、願い事を書いた手紙を封筒に入れて、木に吊して飾るイベントがあり、日本の七夕飾りと似ていて驚いた」と、笑みを浮かべながらコメントしました。
皆さんも今年の七夕は深川江戸資料館で、江戸の浪漫を感じてみてはいかがですか。
【江戸庶民の年中行事再現「七夕飾り」】
展示期間:2023年6月16日(金曜日)から2023年7月9日(日曜日)まで
展示場所:江東区深川江戸資料館(江東区白河1-3-28) 常設展示室
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:第2・第4月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館)、年末年始
観覧料:大人400円・小中学生50円(中学生以下の方は大人の方の同伴が必要です)
最寄り駅:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」A3出口より徒歩3分
都バス門33「清澄庭園前」バス停下車徒歩3分、秋26「清澄白河駅前」バス停下車徒歩4分
【頒布物】
『深川江戸資料館 展示解説シート 江戸庶民の年中行事再現 七夕飾り』
価格:無料
配布場所:江東区深川江戸資料館 常設展示室
規格:A4・フルカラー(英語版の頒布もあり)
【問い合わせ先】
江東区深川江戸資料館
住所:江東区白河1-3-28
電話:03-3630-8625
江東区深川江戸資料館ホームページ
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