江東区の地域ケア会議

「地域ケア会議」の設置目的

高齢化の進展により、認知症やひとり暮らしの高齢者の一層の増加が想定される中、住み慣れた地域で、可能な限り長く尊厳ある生活をおくることができるよう、地域の支えあいをシステム化した「地域包括ケアシステム」を江東区においても構築することが求められています。そのためには、既存の公的サービスのみならず、地域住民やボランティア等も視野に入れた多職種協働のネットワークを構築することが必要です。そこで個別の高齢者の生活支援や、地域課題、高齢者向け施策の検討の場としての「地域ケア会議」を江東区においても実施しています。

江東区における地域ケア会議の構成

個別課題検討型、地域課題検討型、政策提言型（江東区地域包括支援センター運営協議会）の3層の構成です。

個別課題検討型地域ケア会議

個別課題検討型地域ケア会議は長寿サポートセンター（地域包括支援センター）が主催し、実際の高齢者にかかわる課題を検討します。個別ケースの支援内容を検討しながら、地域の課題を把握します。

令和2年度個別課題検討型地域ケア会議一覧（PDF：404KB）（別ウィンドウで開きます）

地域課題検討型地域ケア会議

地域課題検討型地域ケア会議は、課題等に応じて区をいくつかの地域に分け、各地域で年1回程度、区が主催します。個別課題検討型で抽出された地域課題や、地域における高齢者の暮らしに関わる諸課題を検討します。

政策提言型（江東区地域包括支援センター運営協議会）

政策提言型地域ケア会議（江東区地域包括支援センター運営協議会）は、高齢者福祉施策関係者及び介護サービス利用者等から広く意見を聴取し、高齢者をめぐる様々な問題について協議します。

江東区地域包括ケア全体会議

江東区の地域包括ケアシステム実現のため、区民・医療・介護・福祉等の関係者が顔の見える関係作りを行い、多職種が一体となった連携体制を構築するため、江東区地域包括ケア全体会議を設置しています。