定例記者会見(令和8年7月7日開催)

(記者会見を行う大久保区長)
麻しん抗体検査・予防接種費用の助成
区では、最近の麻しんの発生状況を踏まえ、感染拡大防止のため、7月1日より、麻しんの抗体検査と予防接種の費用助成を開始しました。
抗体検査の対象は、19歳から53歳までの区民の方、さらに、抗体検査の結果、抗体価が基準以下の方は、予防接種の対象となります。
また、定期予防接種を受けていない方への、予防接種費用の助成について、対象上限を、小学4年生から、18歳までに引き上げました。
麻しんは感染力が非常に強く、今後もいつ感染が拡大するかわかりません。ぜひこの機会に抗体検査や予防接種をお願いします。
区では、今後も区民の皆さんの安全・安心を確保するため、関係団体とも連携しながら、感染拡大の防止に努めていきます。

8月8日結婚お祝いブースの設置
数字の「8」は、「末広がり」などの縁起の良い意味を持ち、「8」が3つ並ぶ「令和8年8月8日の土曜日」には、多くの婚姻届の提出が見込まれます。
区では、8月8日午前9時から午後4時の間に、区役所2階に特設ブースを設置し、ご結婚される皆さんをお祝いします。
この日にあわせてリニューアルするフォトパネルのほか、当日限定のフォトアイテムやノベルティグッズもご用意します。
また、午前10時から午後1時の間、江東区観光キャラクターの「コトミちゃん」が登場し、一緒に記念撮影を行います。
なお当日は、混み合うことが予想されますのでご注意ください。
人生の大切な節目を、この江東区で迎えられることを大変うれしく思っております。8月8日が、心に残る特別な1日となれば幸いです。

全区民を対象とした携帯トイレの配布
地震などの災害時には、断水や排水設備の損傷により、ご自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。過去の被災地では、トイレが使えないことで、衛生環境が悪化し、感染症などの健康被害や災害関連死につながった事例も報告されています。
こうした問題に備えるため、携帯トイレを全区民に配布します。

お配りする携帯トイレは、1人15個、凝固剤タイプや吸収シートタイプなど3種類のトイレが各5個ずつ入っています。
こちらが配布予定の携帯トイレセットになります。

(配布予定の携帯トイレセット)
また、携帯トイレとあわせて、トイレガイドブックもお届けします。
ガイドブックには、携帯トイレの使い方など、様々な状況下でのトイレに関する正しい対応手順などを分かりやすくまとめています。

8月中旬から来年2月にかけて、順次配送します。お手元に届きましたら、ぜひ実際にお使いいただき、携帯トイレをきっかけに、それぞれのご家庭で災害への備えについて、改めて考えていただきたいと思います。
区では、今後も区民の皆さんの防災意識と在宅避難への備えを促進し、地域の防災力のさらなる向上につなげていきます。
東京都シルバーパス購入費の助成
区では、高齢者の皆さんの移動を支援し、日々の外出を促進するため、10月1日より、区独自で東京都シルバーパス購入費の助成を行います。
対象は、1万2,000円でシルバーパスを購入された満70歳以上の区民の方で、区から1万円を助成します。

シルバーパスを更新される方も、新規購入される方も、発行費用をお支払いした際に受け取る払込票または領収書が、区の助成金の申請の際に必要となりますので、無くさずに保管をお願いします。
区内では、都営バス路線が充実しているほか、都営新宿線や大江戸線の都営地下鉄の各駅もあり、区内はもちろん、区外にも気軽に出かけることができます。

ぜひ多くの方に、シルバーパスを使ってお出かけを楽しんでいただきたいと思います。
移動にかかる経済的負担を軽減することで、高齢者の皆さんの外出を後押しし、健康づくりや生きがいづくりにつなげていきます。
「わたしの江東区」魅力発見ワークショップの開催
区では、今年2月に「トーキョーの、ちょっと東。すごく今。」をプロモーションメッセージに選出しました。

江東区の“今”の魅力を、区内外に向けてさらに発信していくため、「江東区魅力発信ブック」を制作します。
このブックには、実際に江東区で「暮らす」、「働く」、「学ぶ」皆さんのリアルな声をもとに、江東区にしかない魅力をぎゅっと詰め込みます。

ブックの作成にあたっては、多様な立場の方からの声を集める場として、全3回のワークショップをテーマ別で開催します。
ワークショップのテーマは、「わたしの江東区辞典をつくろう」、「水辺で働く・遊ぶ・暮らすコト」、「もし、わたしが“江東区長”だったらどんな魅力を伝えたい?」の3つです。

現在、各ワークショップの参加者を募集中です。若い方を含め、江東区が大好きな皆さんのご参加をお待ちしています。
また、より多くの方が、このブックに関心を持ち、関わっていただけるよう、ワークショップの様子や制作過程は、WEBサイト「わたしの江東区」で随時発信していきます。
観光情報だけでは伝わらない暮らしの中で感じる江東区のリアルな魅力を広く発信し、「江東区のファン」をさらに増やしていきたいと思います。
トップスポーツチームとの包括連携協定ガイドラインの策定
現在、区では、区内で活躍するバスケットボールやラグビーの4つのチームと協定を結び、幅広い事業にご協力いただいています。
一方で、区内には、他にも高いレベルで活動している様々な競技のチームがあり、さらなる拡充を進めていくためには、より効果的で分かりやすい仕組みが必要となっています。
こうしたことから、連携の考え方や要件などをまとめた、「江東区とトップスポーツチームとの包括連携協定に関するガイドライン」を策定し、7月1日より運用を開始しました。

ガイドラインでは、連携の要件として、スポーツチームは、トップリーグに所属していることや、区と協力して複数分野で取り組んでいくことなどを明確にしています。
また、今後は、定例協議の場を新たに設置し、区と各チームが一体となり、新たな取組の創出などにつなげていきます。

なお、ガイドラインにもとづき、7月より区にホームタウンを移転した、「B.LEAGUE・PREMIER(ビー.リーグ・プレミア)」所属の「東京サンロッカーズ」と、近日中の協定締結を見据え、現在協議を進めています。
スポーツは、見る人を元気にし、地域に活力をもたらします。引き続き各チームの皆さんとともに江東区を盛り上げていきます。
1.説明に関する質問
8月8日結婚お祝いブースの設置
(東京ベイネットワーク・田嶋)
今後、今回の結婚支援といった若者に対する支援は他に考えていらっしゃいますでしょうか。
(区長)
元々、この道に入ったきっかけが、私の自身の娘の「若い世代にとって結婚とかこどもを持つということが、中々難しい世の中になっているんだよ」という一言で、若い方が結婚にしろ、出産にしろ、もちろん望む方が叶えられる世の中にしたいというのがすごく強い思いとしてあります。
就任してからずっと職員には、何か結婚や出産を後押しする政策ができないかと色々お話をして、この度、江東区で少子化全般を検討する会議体、あと若手中心の「こそだてアガるLAB」を立ち上げて、どのような政策ができるかを検討しているので、また、来年度予算にはそういった取組も新たに皆さんにお知らせしたいと思っています。
全区民を対象とした携帯トイレの配布
(東京ベイネットワーク・田嶋)
今回、携帯トイレを全区民に配布するということですが、この事業を実施するに至ったきっかけや狙いについて教えてください。
(区長)
昨年、石川県の輪島市を視察させていただいたときに、リアルな被災の状況をお伺いしました。
また、他の地域の被災した方々ともお話しして、「水が使えない中、トイレに苦労した」そして、「災害ボランティアの方が手袋をはめながら、手作業でトイレを綺麗にしていただいた」など切実な声をお伺いしました。
今、水であるとか、食料であるとか、そういった備蓄は、ご家庭によってはかなり進めていただいておりますが、やはり、トイレは今でこそようやく話題にもなっていますけど、取組がまだまだこれからなのかなと思っています。
災害時、避難所やご自宅で避難される方であっても、いかにストレスなく生活を続けられるかというのはすごく大切なことで、ストレスのない生活の中で、普段はすごく快適で清潔なトイレを使用している。そこに少しでも近づけていくためには、皆さん自身が災害時のトイレについて、一人ひとり考えていただいて、必要な備えをしていただきたいと思っています。
手で溜まった排泄物を掻き出して、トイレを使ったというのが、本当にショッキングで。
でも、実際は本当にそうだと思うと、区民の方がそういう境遇に陥らないように携帯トイレの配布を契機として皆さんに備えていただきたいというのが切なる願いです。
東京都シルバーパス購入費の助成
(東京ベイネットワーク・田嶋)
東京都シルバーパス購入費のうち、1万円を助成するということで、かなり金額的にも大きいと感じますが、この事業に区長がどのようなことを期待されているのか教えてください。
(区長)
シルバーパスは、所得によって1,000円で買える方と、1万2,000円かかる方がいらっしゃって、1万2,000円だと買う方はせっかく買ったからと、色々なお出かけに利用していただいていると思いますが、買わない方は持っていないから、どこか行くにも少し面倒だなとか、少しお金がかかるなと、外出自体の機会を失ってしまっている方もいらっしゃると思っています。
今回、1万2,000円を、1万円助成して2,000円という低廉な価格で購入できることで、2,000円だから多くの方が買ってもいいなと思っていただいて。
せっかく買ったんだからと、色々お出かけもしていただけると思うので、高齢者の方が色々なところに出かけて、元気でいつまでも活躍していただけるように、気軽に買っていただいてお出かけを楽しんでもらいたいなと思っています。
トップスポーツチームとの包括連携協定ガイドラインの策定
(都政新報・髙澤)
今までも相互連携協定は結んでいたかと思いますが、新たにガイドラインが策定されることによって、どのようなメリットが区民の方々にもたらされるのかということと、「東京サンロッカーズ」とは、新しいガイドラインに基づいて協定を結ぶと伺っているのですが、これまでに協定を結んだスポーツチームに関しては、今後どのように進めていくのか、2点をお願いいたします。
(区長)
今回、包括連携協定のガイドラインを策定した狙いですが、お話しのあったとおり、これまでは個別にスポーツチームの申し出で、お互いに色々なことを詰めて、協定を結んでいました。
しかし、非常に時間もかかりますし、申し出は色々なところからいただいておりますが、区として、全てと結ぶわけにもいかないので、区として結ぶレベルのスポーツチームとは、どこなんだろうと事務方もやりながら、色々手探りでやってきたところがあります。
その中でいくつか実績が出てきて、こういうチームとこういう形の協定を結ぶと良いというのが見えてきて、これから先いくつかのスポーツチームと協定を結んでいく時に、一個一個やるのではなくて、共通のガイドラインを作って、それに沿って進めていくと、こちらもやりやすいし、先方も分かりやすいし、時間も短縮できるし、色々な連携の可能性も広がるということで、現場の職員が考えてくれて、このようなガイドラインを策定したらいいのではということで作ってくれました。
職員がせっかく作ってくれたので、他の自治体ではスポーツチームとの包括連携に特化したガイドラインはないので、ぜひ会見で皆さんにお知らせしようということで、今回発表させていただきました。
そのため、区民の方からすると、これからガイドラインに沿って、色々なチームと江東区が連携を結ぶのだなと楽しみにしていただきたいし、スポーツチームの皆さんとは、もっとこんなこともできるのではないかという非常に連携の幅も広がっていくと思います。
スポーツチームからしても、江東区にファンを作る良いきっかけになると思うので、区民の方とスポーツチームと江東区の3者が、win・win・winの関係で進めていきたいと思っています。
(都政新報・髙澤)
これまで結んできた協定に関して、ガイドラインに基づいて改定をしていくのか?
(区長)
今まで結んでいたところも、ガイドラインに基づいて改定します。
(都政新報・髙澤)
定例会議とかも今までどおり追加となるのか。
(区長)
今までのチームにプラスで、ガイドラインで新しく協定を結んだところが追加されるイメージです。
2.その他の質問
(時事通信・鈴木)
本日の発表内容とは少し離れてしまいますが、区長は先月、データセンター協会を訪問されて、地域住民の不安解消などを求める要望書を提出されたかと思いますが、この要望書の経緯と、あと区としての今後の対応などがありましたら教えていただけますでしょうか。
(区長)
データセンターについては、すでに区内にはいくつかのデータセンターがあります。今回、住宅地のマンションの近接地にデータセンターができるということで、区民の方から多くの不安の声が寄せられています。
一方、データセンターについては、AIの進展でこれからニーズとしては高まっていくのだろうなと思っています。
ご案内のとおり、データセンターの定義も事務所なのか倉庫なのかで、明確なデータセンターの定義もなく、かつ規制するにあたっては、建築確認でも事務所としての規制しかないという中で、排熱や騒音の問題など色々区民の方の不安に対して、行政として中々規制をかけることが難しい。
どうすればいいかということで、我々としては、行政指導なので強制力はないんですけれども、行政指導の中で、なるべく地域に受け入れていただくように、区としては事業者向けのガイドラインを作り、そして区民の方向けのガイドラインを作り、指導がうまくいくように取り組んできた。
その中で着工が目の前になっていて、区民の方からも、建ってしまうことは止められない点は、ご理解をいただいてきていて。
ただ、その後の運用について運用面でどうやって行政として効果的に指導できるかという点で、データセンター協会が今回ガイドラインを作られて。
中身を見てみると、まさに我々が今まで行政指導の中で行ってきたことと本当に合致をしていて。
指導は強制力がないので、どうやって実効性を持たせるかを、事業者自らがガイドラインを同じレベルで作ってくれたので、事業者としてもこれを守るという自主的な動きが出てきて。
それと行政の指導がかみ合うことによって、より実行力が担保できるので、我々としては、業界団体のガイドラインのため、団体自身も強制力はないけれども、そこに取り組んでいくということで、業界団体と行政がタッグを組めば、より実効性のある、地域に受け入れられるデータセンターのあり方が実現できると考えて、今回要望をしました。
要望を出した際には、事業者団体の方からも同じく「我々としても地域に受け入れられるデータセンターを作りたい」とお言葉を頂いたので、協会の自主的な努力と行政指導と両者で、地域に受け入れられるデータセンターを作っていくように、働きかけをこれからもしていきたいと思っています。
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