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更新日:2025年5月16日

ページ番号:36547

定例記者会見(令和7年5月13日開催)

記者会見を行う大久保区長
(記者会見を行う大久保区長)

現在、報道されている事案について

 冒頭に、5月10日に警察から発表された事件についてご報告いたします。

 コロナ禍による訪問自粛期間を含め、長期にわたり妹から訪問調査を拒まれ、同居する兄の様子や安否を確認することができなかった生活保護受給中の兄と妹の2人世帯に対し、5月9日金曜日午後、本区職員2名が深川警察署同行のもとで自宅を訪問いたしました。その際、深川警察署員が自宅2階で白骨化した兄と思われる遺体を発見。死体遺棄容疑で妹が逮捕されました。

 現在、警察が進める捜査に協力しているところでございますが、保護費の不正受給につきましては、捜査状況を見定めながら、返金を求める手続きを進めてまいります。

 また、今回の事件と同様に、長期間安否確認ができていない方がいる世帯について、該当する世帯のご家族や関係者にすでに連絡を入れており、速やかに訪問調査を実施する予定としております。

 コロナ禍による訪問自粛期間という特殊事情や妹による訪問拒否により、長期間、訪問調査ができずに、この事件に至ったことは大変遺憾でございます。区の対応に問題はなかったと考えておりますが、区として、訪問を拒否するケースの対応を含め、今後、国や都、警察とも相談し、本事件の検証や検討を進めてまいりたいと考えております。

プレミアム付区内共通商品券の発行

プレミアム付区内共通商品券の発行

 「プレミアム付区内共通商品券の発行」についてご報告いたします。

 長引く物価高騰の影響を受ける商店街を中心とした店舗の支援及び消費の下支えを通じた区民生活の支援を目的として、プレミアム率30%の商品券を発行いたします。

 今年度の発行総額は過去最大規模となる20億8,000万円。紙・デジタルとも昨年度より、それぞれ1万セットずつ拡充し、8万セットずつ発行いたします。

 1セット1万3,000円分の商品券を1万円で販売し、5月1日より購入のための申し込みを開始しております。

 購入対象者は、紙の商品券につきましては、区内在住の方、デジタル商品券につきましては、区内在住・在勤・在学の方で、購入上限はおひとり3セットまでとなっております。

 昨年度までは、デジタル商品券は購入対象者の要件がなく、上限も5セットまででございましたが、より多くの方の手元に渡るように、見直しを行いました。

 商品券は、一部の大型店を含む区内の約1,000店舗で利用可能で、使用期間は7月1日から12月31日までとなっております。

 今までにない規模での商品券の発行となり、大きな経済効果を期待しております。多くの皆様に、区内の商店をお得にご利用いただき、地域経済の活性化と区民生活の支援につなげてまいります。

高齢者世帯へのエアコン設置助成

高齢者世帯へのエアコン設置助成

 次に「高齢者世帯へのエアコン設置助成」についてご報告いたします。

 近年、夏の猛暑による熱中症などの健康被害が深刻化しており、特にエアコンを設置していない高齢者の室内での熱中症リスクが高まっております。

 本区では、熱中症の被害を防止するため、65歳以上のひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯で、住民税非課税世帯、なおかつご自宅にエアコンを設置していない世帯等を対象に、エアコン購入経費及び設置費用の助成を行います。

 助成額の上限は10万円で、令和7年度は600件程度を見込んでおります。対象となる経費は、新品のエアコン本体購入費用と設置費用、また故障による買い替えの場合は、撤去費、リサイクル料金も対象となります。

 本事業では、対象となる方にエアコンの購入費用をご負担いただいた後、助成金をご本人にお支払いする方法のほか、区が直接エアコン販売店に購入費用を支払う制度も導入しておりますので、費用を一時的に立て替えることなくご利用いただけます。

 すでに、5月7日より電話申し込みを開始し、6月30日まで申し込みを受け付けております。

 6月に入ると、今以上に気温が上昇し、熱中症のリスクが増加します。エアコンをお持ちでいない高齢世帯の方はぜひ早めにご準備をしていただき、夏の暑さに備えていただければと思います。

 本事業を通して、高齢者に適切なエアコン使用を促し、熱中症による健康被害の予防につなげてまいります。

高齢者スマートフォン教室・相談会の拡充

高齢者スマートフォン教室・相談会の拡充

 次に「高齢者スマートフォン教室・相談会の拡充」についてご報告いたします。

 区では、令和6年度からデジタル機器に不慣れな65歳以上の高齢者の方を対象に、日常生活でのデジタル活用を支援するため、高齢者スマートフォン教室と相談会を開始いたしました。教室・相談会とも毎回盛況をいただいたことから、令和7年度は、講座数と講座の種類を大きく拡充し、開催いたします。

 新規講座として、文字入力や画面の操作を学ぶ超初心者向け「文字入力・タッチ操作講座」、マップアプリを扱う「マップ講座」、インスタグラムとXを扱う「SNS講座」、そしてマイナポータルとマイナンバー保険証の登録や機能を学べる講座などを実施いたします。

 「入門講座」、「基本講座」、「LINE講座」、「キャッシュレス決済講座」は昨年度の93回から回数を拡充し、(新規講座と)あわせて233回実施いたします。

 また、お困りごとにマンツーマンでお答えする「スマートフォン相談会」も昨年度の7回から16回に拡充いたします。

 受講される方のレベルや、実際にスマートフォンを活用する場面に合わせ、様々な講座をご用意いたしました。

 本事業を通じて、高齢者が生活の中でスマートフォンを活用する場面が増え、より便利で快適に暮らしていただけるよう支援してまいります。

Teen’s Base KOTOの開設

Teens-Base-KOTOの開設

 次に「Teen’s Base KOTOの開設」についてご報告いたします。

 区ではこれまで主に乳幼児親子や小学生の居場所づくりを進めてまいりましたが、さらに幅広い年代のこどもたちに居場所を提供していくため、区内に17か所ある児童館を中高生世代にとっても、さらに利用しやすい環境に整備していくことといたしました。

 令和5年度に児童館職員によるプロジェクトチームでの検討、そして中高生へのアンケート調査を行い、令和6年度から「学習スペースやくつろぎスペースの設置」、「飲食物を提供するカフェタイムの実施」など中高生のニーズにあわせた環境整備を行ってまいりました。この結果、令和6年度の中高生利用者数は、前年度比で約1万6,000人増加し、約1.5倍となりました。

 今年2月には、中高生支援の取組全体の愛称を、中高生への公募と投票により「Teen’s Base KOTO」と名付け、ロゴマークを作成いたしました。それがこちらになります。

ロゴマークを掲げる区長

(ロゴマークを掲げる区長)

 3月には、全児童館合同での中高生フェス「Teen’s Base.1」を開催してきたところです。

 今年度はこの取組をさらに発展させ、区内2か所の児童館をeスポーツやダンス・音楽活動ができる拠点として整備いたします。

 また児童館相互で、eスポーツによる交流が行える環境の整備を進めてまいります。

 この取組を通じて、児童館を0歳から18歳まで、すべての年代のこどもたちが安全安心に過ごせる場所とし、多くの皆さんのご利用をお待ちしております。

江東区の多様な魅力を知る メタ観光ガイドツアーの開催

江東区の多様な魅力を知るメタ観光ガイドツアーの開催

 次に「江東区の多様な魅力を知る メタ観光ガイドツアーの開催」についてご報告いたします。

 メタ観光とは、従来の観光スポットに加えて、これまで見えていなかった地域の魅力を新たな観光資源として掘り起こして、スポットを当てる観光の楽しみ方です。昨年のワークショップでは、区内外の江東区が好きな方々と一緒に江東区の新たな魅力を掘り起こしました。

 令和6年10月には、ワークショップで見つけた魅力を「メタ観光マップ」にまとめ、観光情報公式LINE「KOTOおでかけパス」で公開いたしました。マップに表示されるアイコンをタッチすると、各スポットの隠れた魅力を知ることができます。一部のスポットについては、1つのスポットを多様な視点で紹介し、その幅広い魅力を発信しています。

 今回このメタ観光マップを活用し、区内を巡るメタ観光ガイドツアーを開催いたします。

 開催日は6月14日土曜日で、水辺を巡る「ツアーガイドによるメタ観光ツアー」と、暗渠(あんきょ)や電線などの独特の魅力を紹介する「専門家と歩くメタ観光ツアー」を実施いたします。

 多くの方に興味を持っていただくため、費用は無料といたしました。江東区が好きな方ならどなたでもお申し込みいただけます。

 江東区の多様な魅力を知っていただくことで、「江東区のファン獲得」やメタ観光の認知度向上につなげてまいります。

1.説明に関する質問

高齢者世帯へのエアコン設置助成について

(東京ベイネットワーク・田嶋)

 高齢者世帯へのエアコン設置費用を助成することの意義を教えてください。

(区長)

 皆さんご案内の通り、猛暑を通り越して酷暑と言われるような、暑い夏が続いています。そこをエアコン無しで乗り切るっていうのは非常に難しいのかなと。

 若い方であればまだしも、ご高齢の方は中々ご自分で暑さに気づかないというところもあるので、まずそのエアコンを、持っていない、経済的な理由で設置ができない方に、こういった制度でエアコンを設置していただくと。あわせてこういう事業がありますよってことを周知することで、エアコンを実際持っていても、なかなか使わない、特にご高齢の方は体が冷えてしまうっていうイメージがあって、ご家族の方がちゃんとエアコン使ってねって言っても、使わない方もいらっしゃるって聞いています。

 暑い夏には適切にエアコンを使っていただいて、熱中症を予防していただく、そんな効果を期待しています。

Teen’s Base KOTOの開設について

(東京ベイネットワーク・田嶋)

 児童館を中高生の集まる場所として整備する狙いを教えていただけますでしょうか。

(区長)

 今現在、共働き家庭が増えるなかで、区としても、小さいお子さんはもちろん、中高生・若者が安心して過ごせる環境づくりに力を入れています。児童館は区内に17か所あって、各地域にあります。これを活用し、中高生がより気軽に、集まれる、集える場所として開設することといたしました。

 昨年度、私が区民の方の意見を直接お伺いする、そんな場でも実は高校生の参加をいただいて、その中で高校生の方から、実は意外と居場所がないっていうお話を聞きまして、例えば、勉強したり、あとみんなでちょっと気軽に集まれる、そういう場が欲しいっていうようなお話もいただいたところです。

 今後、一層の児童館の整備を進めることで、中高生の皆さんも安心して、みんなで楽しく集まれる場所、そういったものとして定着していくことを願っております。

江東区の多様な魅力を知る メタ観光ガイドツアーの開催について

(東京ベイネットワーク・田嶋)

 区長がメタ観光ガイドツアーに期待することがあれば教えてください。

(区長)

 昨年度、メタ観光ワークショップを開催して、私も聞かせていただいたんですけど、本当に視点が変わるというか、その道のよく知ってらっしゃる方にお話いただくと、例えばさっき言った電線であるとか暗渠(あんきょ)であるとか、電線もこういう鉄骨があって、その種類がいくつもあってとか、あと暗渠(あんきょ)については、昔ここは川だったところがこうなってとか、その歴史を含めてお話いただくと、すごく風景の見方が変わってきてすごく面白かったなって。それ以来、私もその暗渠(あんきょ)や電線を見ると、これはこうなんだなっていう形で本当に見方が変わったなっていうのが体験としてあります。

 今回、ツアーに多くの方にご参加いただいて、このツアーのガイドの方ってすごく説明も上手で面白いので、聞くとその風景の見方が変わってくると思うんですね。

 そうすると、より江東区の歴史だったり、いろんな産業だったりに興味を持っていただけると思うし、江東区への関心だったり、江東区への思いっていうのもすごく深まると思うので、もうこれは本当に、いわゆるマニアな楽しみですので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思っています。

2.その他の質問

コンプライアンス推進の取組について

(都政新報・岸)

 先月の会見で出ました、コンプライアンス関連について伺いたいんですけれども、昨年度のコンプライアンス推進委員会の議事録を拝見したところ、12月に監査事務局の方から、監査で、事務処理でご指摘、注意事項っていうのは、年間600件ぐらいあって、それを庁内で共有したらどうかっていう提案があって、それは再発防止につなげるためなんですけれど、その議事録の中で、今後、相談していきましょうっていうので終わってまして、何かその後、区として、これについて何か取組が進んでいるかっていうことを教えてください。

(区長)

 軽微な事務処理ミスを含めて、やはりその現場では日々問題というか課題が発生しています。

 それを当然、再発防止っていうことで、担当の方で検討はするんですけれども、やっぱりそれを全庁的に共通の課題、また対応として認識していく必要があるというふうに思っています。

 ただ、個人情報の関係とか、そういうことはないと思うんですけれども広くオープンにすることで、逆にミスを報告しづらい雰囲気になってしまってもよくないので。やり方については、きちんと報告を上げて、それを共有することを含めて、全庁的にメリットがあることで、それは必要なことなんだっていう、そういう意識づけも含めてやっていかなきゃいけないと思っていて、今、具体的なやり方であったり、その具体的な周知の仕方については、まさに検討しているところです。

 何らかの方法で、問題が発生して、それに対する対応を共有することが区にとってもメリットになると思うので、そういった形で、検討を進めております。

都議選の応援について

(都政新報・岸)

 区長は4党「自民党」、「公明党」、「国民民主党」、「都民ファーストの会」の推薦を受けて当選されてると思うんですけれど、この党から、もし支援依頼があったら、応援に行かれる予定ですか。

(区長)

 まず、大原則として、ご存じの通り、応援していただいた場合には、応援するというか「選挙の借りは選挙で返す」という、そういう多くの話が政治の世界にはあるということは私も承知しております。

 応援につきましては、まだ選挙が始まっていませんので、実際に選挙が始まって応援の依頼を受けましたら、検討していきたいと思っております。

お問い合わせ先

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

Fax:03-5634-7538

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