令和7年12月1日号(こうとう区報)テキスト版9面
政治家の寄付は禁止!お金のかからない公正な選挙の実現のために
政治家(候補者、候補者になろうとする者や現に公職にある者)が選挙区内の人や団体へお金や物を贈ることは、法律で厳しく禁止されています。また、有権者が政治家に寄付を勧誘することや求めることも禁止されています。
公正な選挙、お金のかからない選挙の実現のため、ご理解をお願いします。
寄付が禁止されているもの
- お歳暮やお年玉、入学祝い、卒業祝い
- 病気見舞い
- 開店祝いや落成式の花輪
- お祭り・地域行事やスポーツ大会への寄付や差し入れ
- 町内会の集会・旅行などの催し物への
寸志 や飲食物の差し入れ - 結婚祝いや葬式の香典(ただし、政治家本人が自ら出席し、通常一般の社交の程度を超えない場合は処罰の対象外)
あいさつ状の禁止
答礼(相手方への返事)のための自筆によるものを除き、政治家が選挙区内の人に対して年賀状、寒中見舞状などの時候のあいさつ状を出すことは禁止されています。
後援団体の寄付の禁止
後援団体(いわゆる後援会)が、選挙区内の人に花輪、香典、祝儀その他これらに類するものを出すことは、政治家本人と同様に禁止されています。ただし、一定期間を除き、後援団体が自らの設立目的により行う旅行や印刷物の発行等の事業に関しては寄付をすることができます。
忘年会や新年会の案内状には会費を明記
会費を徴収する忘年会や新年会などに政治家を招く場合には、必ず案内状に会費を明記してください(金額は他の参加者と同一に)。
【問い合わせ】選挙管理委員会事務局選挙係
電話:03-3647-9091、Fax:03-3647-9592
江東区をみどりでいっぱいにしよう!はじめてのベランダガーデニング講座 オーガニックガーデン編

ベランダで行えるオーガニックなガーデニングの方法を学びながら、地域の人との交流を深めます。花と緑いっぱいのまちづくりにあなたも参加してみませんか。各回で実習を行い、苗や種を植え付けたプランターなどを持ち帰ることができます。
【日時】1月31日、2月14日・21日の土曜(全3回)14時00分~16時00分
【場所】砂町文化センター
【対象】区内在住・在勤で16歳以上の方
【定員】25人(抽選。結果は郵送またはメールで連絡)
【費用】6,000円(材料費)
【講師】曳地義治、曳地トシ(ひきちガーデンサービス)
【申し込み】12月15日(月曜日)(必着)までに区ホームページ申込または往復はがきに10面申込記入例の(1)~(4)と(5)年齢(6)区内在勤の方はその旨を記入し、〒135-8383区役所管理課CIG推進係へ
電話:03-3647-2079、Fax:03-3647-8454
区長が聴く 大久保区長コラム ~特別編~「深川の歴史」

右側が龍澤さん
今月は、区長コラム特別編として、深川東京モダン館の副所長の龍澤さんに深川の歴史についてのお話をお伺いしました。
(区長)江戸時代初期は深川の多くはまだ海だったんですよね。当時の地図を見ると、すでに材木置き場のようなものもありますね。
「そうですね。江戸時代初期、佐賀や福住あたりには材木置き場がありました。この時代、江戸市街では大火が多かったため、火事で燃える心配が少なく、比較的市中からも近いこの場所が材木置き場に選ばれました」
(区長)「元木場」と呼ばれる地域ですね。その後木場に移転してくるんですよね。
「はい。材木置き場は、その後一度猿江に移り、18世紀はじめごろに木場に移転します。木材に関連した問屋や倉庫業なども発展しました」
(区長)区役所のある東陽周辺は江戸時代はどのような場所だったんですか。
「江戸時代はお屋敷や新田でした。その後、養魚場などもでき、スッポンやウナギの養殖もさかんに行われたそうです」
(区長)龍澤さんが感じる深川の特徴はどのようなところですか。
「やはり「地元愛」ですね。地域の皆さんの地元に対する愛着を強く感じます。地名にもこだわりを持っていて、昔の町名が今でも多く残っていますよね。また、お祭りに代表されるように昔からの伝統や文化が受け継がれていて、住民同士のつながりの強さもまちの特徴だと思います」
龍澤さんには、この他にも深川にまつわるさまざまなトリビアも教えてもらいました。ありがとうございました!
対談後は深川東京モダン館を見学。

深川東京モダン館外観
昭和7年に建築された東京市深川食堂を改修した建物です。この公営食堂は、その後名称を変えながらも、安価で食事を提供し、区民のくらしを支え続けました。
国登録有形文化財建造物にも登録されており、現在でも当時の面影を垣間見ることができます。館内1階には観光案内所があり、2階ではさまざまな展示などを行っていますので、ぜひお立ち寄りください。
今回は深川の歴史の一部をご紹介しましたが、皆さんが住む地域にも、いろいろな歴史があります。地域の歴史を知ることは、「へえ!」という楽しさはもちろん、先人たちの想いを受け継ぎ、未来に向けた新たな発見にもつながります。そして、自分のまちをもっと好きになります!
皆さんも自分の住むまちの歴史を調べてみてはいかがでしょうか。
冬の省エネ・節電にご協力を
区施設は12月1日(月曜日)~3月31日(火曜日)の間、省エネ・節電対策として室温を20℃程度に調整しています。ご家庭や職場でも、無理のない範囲でご協力ください。
【問い合わせ】温暖化対策課環境調整係
電話:03-3647-6124、Fax:03-5617-5737
江東区は2050年までに区内の温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指しています
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