「学校、今日行く！」～教育長の学校日記～

みんなで「いっしょに」祝おうよ！　周年記念式典2

　 　　

　　 　

　第一亀戸幼稚園の開園50周年記念式典が行われました。一亀幼は、昭和45年第一亀戸小学校内に設置されました。今の園舎になったのは平成8年、ずっと一亀小と一緒に、そして地域の皆様に愛されて育ってきました。

　記念式典の式辞で、関園長先生が「毎年、同窓会をすると100人もの小学生が参加してくれています。この度、地域の町会を通して一亀幼修了生にお祝いの作品の募集を呼びかけたところ、たくさんの作品が集まりました。みんなが、心のふるさとの50周年を一緒にお祝いしてくれています」と話していらっしゃいました。地域に支えられ、修了生がずっと思いを寄せてくれる、とても素敵なことですね。また、式典に参加していた年中さん、年長さんの立派な姿、アトラクションの演技や踊りもとても素晴らしかったです。ご来賓の皆様も感動されていました。

　今回の式典では、併設されている一亀小の先生方も大きな力となってくれました。会場は一亀小の体育館でしたが、一亀小の校舎内にも開園50周年を祝う飾りをたくさん付けてくださり、準備や今日の式典でも一亀小の先生方が力を貸してくださいました。そして、何と今回作成した「50周年お祝いの歌」も一亀小の音楽の先生が作曲をしてくださったそうです。一亀小と一亀幼は、こどもたちの交流が特色の一つですが、先生方がしっかりと連携を図っているからこそ、交流が継続的に行われ、成果を上げることができているのですね。今日は、一亀小では通常通りの授業が行われていたのですが、一亀小の児童たちは体育館で一亀幼の周年記念式典が行われていることをよく理解していて、会場の近くを通る時にはとても配慮をしてくれている様子が分かりました。一亀ファミリーの「いっしょに」お祝いをしようという温かさを感じました。

　改めて、50周年おめでとうございます。「50周年お祝いの歌」の歌詞にあるように、一亀幼が「いつでもすっと行きたいところ」「やさしい気持ちがあふれるところ」であり続け、こどもたちが「ずっとみんな、ずっと友達、ずっとずっと忘れない」でいることを願っています。父母の会、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。

　

　

江東区教育委員会　教育長　本多健一朗