早わかりKOTO CITY
1875年 日本で初めてのセメント製造
近代(明治時代~第二次世界大戦終結)
江戸時代にはわずかしかなかった江東区における工業の始まりは、「富国強兵」「殖産興業」の旗印をかかげた明治政府によりもたらされました。1875(明治8)年、政府直営の工部省深川工場(清澄)で日本で初めてのセメント製造を開始。明治10年代に産業革命期を迎えると、紡績、食品などの軽工業の工場が建ち、明治末期から大正にかけて、化学工業、鉄鋼業、金属・機械工業などの重化学工業が発達しました。その後、1923(大正12)年の関東大震災、第二次世界大戦の被害を乗り越え、現在でも工業地帯として発展を続けています。
明治時代の浅野セメント工場
昭和31年当時の工場群
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