
報道発表資料
芭蕉ゆかりの弟子たちの歴史に触れる特別展が開催中
特別展「芭蕉ゆかりの臨川寺と美濃派」が開催中(令和7年12月7日まで)
2025年が芭蕉の門人であり、蕉風を受け継ぐ「美濃派」の創始者として知られる各務支考(かがみしこう)の生誕360年にあたることから、芭蕉記念館(常盤1)にて特別展「芭蕉ゆかりの臨川寺と美濃派」が開催しています。

(臨川寺東武獅子門関連石碑)
各務支考は蕉風を受け継ぎ、芭蕉の門流のなかで特に全国に勢力を広げた「美濃派」の創始者として知られ、江戸の美濃派(東武獅子門)の拠点となったのが臨川寺(清澄3)でした。
さらに、臨川寺は芭蕉ゆかりの寺としても知られ、松尾芭蕉は同寺に滞在していた鹿島根本寺の仏頂禅師と交流し、禅を学んだとされています。
本展では、これらを踏まえた「美濃派俳書」(伊藤コレクション)といった展示資料をもとに、芭蕉ゆかりの臨川寺と江戸の美濃派(東武獅子門)を中心とする美濃派の歴史を紹介します。

(渡辺崋山筆「支考肖像真蹟」)

(仏頂筆「禅」一字書)
企画展は12月7日(日曜日)まで開催され、期間中はミュージアムトークや記念講演会の開催が予定されています。蕉風を受け継いだ各務支考らをはじめとする「美濃派」と美濃派と関わりの深い「臨川寺」の歴史を楽しみにぜひお越しください。
【2025年度特別展 芭蕉ゆかりの臨川寺と美濃派】
開催期間:2025年8月29日(金曜日) ~2025年12月7日(日曜日)
時間:9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
会場:江東区芭蕉記念館(江東区常盤1-6-3) 2階展示室
【記念講演会】
開催日時:11月9日(日曜日) 14時00分~16時00分
講師:中森 康之先生(豊橋技術科学大学教授)
会場:芭蕉記念館1階会議室
参加費:500円
定員:36名(先着順)
申込方法:10月10日(金曜日)から電話、芭蕉記念館1階窓口にて(先着順)
【ミュージアムトーク】
開催日程:10月5日(日曜日)、11月2日(日曜日)
時間:14時00分~14時30分
参加費:観覧料に含む
申込方法:不要、直接会場(2階展示室)へ
問い合わせ先
江東区芭蕉記念館
電話:03-3631-1448
お問い合わせ先
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