報道発表資料
蔦屋重三郎が出版した江戸の娯楽本などをわかりやすく
紹介!
古石場文化センターで夏の企画展「コミカライズで知ろう!戯作の世界」が開催中!
江東区古石場文化センター(古石場2)では、7月19日(土曜日)から8月17日(日曜日)まで、江戸時代の娯楽小説「戯作」を漫画や現代の言葉でわかりやすく紹介する企画展「コミカライズで知ろう!戯作の世界」が開催中です。
この企画展では、イラストレーターのいずみ朔庵氏が、江東区にゆかりのある作者の娯楽小説「戯作」をマンガ化した作品(コミカライズ作品)と原書を比較しながら展示しており、「戯作」を読んだことがない人でも、その面白さがわかるようになっています。
今回は、江東区木場が出身地の山東京伝が作・画をし、大河ドラマで話題の蔦屋重三郎が出版した「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」がコミカライズ作品と原書データで展示されています。また、題名を現代風に意訳しているのも企画展の特徴であり、主人公の「艶次郎」がモテたいがために、「色事の浮き名を流す」ことだけを目指してあれこれ頑張る話の「江戸生艶気樺焼」を、イラストレーターのいずみ朔庵氏は「東京スイーツ脳男子」と意訳しています。
企画展に訪れた区民の女性は、「題名の艶気樺焼に「浮気」と「うなぎ」がかかっていて、さらに当時の人気グルメの「うなぎの蒲焼」で語呂合わせをしているなんて初めて知りました」と笑顔で話していました。
他にも、恋川春町が作・画した「うどんそば化物大江山」や曲亭馬琴作の「南総里見八犬伝」など江東区ゆかりの戯作者の作品も展示されています。
普段、知ることのない戯作の世界を皆さんも感じてみてはいかがでしょうか。
【いずみ朔庵トークショー「べらぼうに面白い 戯作の挿絵」】
→いずみ朔庵氏が江戸の娯楽小説「戯作」に使用されている挿絵の見どころポイントなどをイラストレーターとしての視点で解説します。
日時:2025年8月2日(土曜日) 14時00分~15時30分
会場:江東区古石場文化センター2階 第1・第2研修室
料金:前売り・1,500円 当日・1,800円
定員:40名(定員に達した時点で締切)
申込方法:Web・電話・窓口で(先着順)
【問い合わせ先】
古石場文化センター
住所:江東区古石場 2-13-2
電話:03-5620-0224
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