報道発表資料
生徒たちが教育政策への提案を発表!「江東区こども議会」が開催
中学校各校の代表が「こども議員」になる
7月16日(水曜日)に江東区議会の本会議場(東陽4)で、区立中学校各校の代表がグループごとに江東区の学校や教育への提案を発表し、区の職員などと意見交換を行う「江東区こども議会」が初めて開催されました。
この取組は、今年度策定する次期「教育推進プラン・江東」に、主体となるこどもの意見を反映するために実施されました。他にも、「こども教育委員会」や「江東教育七夕まつり」といった取組を実施し、こどもがプランの策定過程に参画できる機会を設けています。
開会に際し、大久保区長は「皆さんからの意見は、これからの江東区の教育計画にとって大切な意見となります。前向きな意見を楽しみにしています!」と笑顔で話しました。
今回、区立中学校各校の代表生徒49名が集まり、「こども議員」として普段行われている江東区議会さながらに、6グループに分かれて提案を発表し、区の職員などと活発な意見交換を行いました。
テーマ |
主な提案 |
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(1)これからの時代に必要な学習 |
AIを活用した学習、AIに関するリテラシー教育 |
(2)色々な個性をもつ人とのふれあい |
外国の文化や障害について知る機会の創出 |
(3)学校以外でも学習するために |
不登校支援・オンライン学習・相談体制の整備 |
(4)相談しやすい環境 |
SCや先生等と相談しやすい環境の創出 |
(5)これからの学校に必要なもの |
教室環境・学校の設備に関する要望 |
(6)地域との協力 |
学校と地域との交流機会の創出 |
第1グループのこども議員からAIを活用した学習の提案を受けて、金指指導室長は最初に「これまでにAIを使用したことはありますか?」と質問し、こども議員の一人が「修学旅行の行程を決めたり、今回の台本作成の一部に使用しました」と答えていました。そして、金指室長は「みなさんが生成AIを使って安全に学べる環境を段階的に作ります」と話しました。
6グループからの提案を受けて、会の最後に本多教育長はこども議員に労いの言葉をかけた後、提案一つ一つに対して丁寧に答えていました。また、「江東区こどもの権利に関する条例」を取り上げ、こどもたちが大切な存在であることを伝えました。
こども議会の「議長」を務めた藤原さんは、「皆さんのスピーチ力が高く、ジェスチャーなどを使って伝えていて素晴らしかった」と話し、こども議員の発表について感想を述べました。
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