報道発表資料
交流のあった俳人の寄贈資料を通じ石田波郷に触れる
松山の師・五十﨑古郷、『馬醉木』俳人・及川貞、『鶴』江東支部・村越健雄
砂町文化センターでは現在、俳人・石田波郷の関係者による寄贈資料を中心に、波郷の生涯を辿る企画展「寄贈資料にみる石田波郷~松山の師・五十﨑古郷、『馬醉木』俳人・及川貞、『鶴』江東支部・村越健雄~」を開催しています(11月30日(土曜日)まで)。
同センターでは、毎年石田波郷の命日である11月21日に合わせて企画展を開催しています。 波郷が亡くなってから55年の歳月が経過し、生前の波郷を知る存命の人々も少なくなっていく中、近年、波郷と親交のあった俳人の親族などから同センターに資料の寄贈があったといい、今回の展示は、そうしたつながりを読みとれる資料を通じて波郷の生涯をたどっています。
展示では、愛媛県・松山で俳句を教わり、俳号“波郷”の名付け親でもあるとともに、波郷が上京するきっかけをつくったとされる五十﨑古郷。波郷の上京時に東京駅まで迎えに行くなど、生涯にわたり親交のあった「馬醉木」の女性俳人、及川貞。波郷の「江東歳時記」の取材にも関わり、「鶴」江東支部の中心的存在だった村越健雄の3人に焦点を当てています。
波郷本人の資料のみではなく、時代の移り替わりによって新たに寄贈された、俳句の師や親交のあった俳人に関する数々の資料からは、没後55年となる波郷を、常設展示とは違ったアプローチで見ることができますので、どうぞご来場ください。
【寄贈資料にみる石田波郷~松山の師・五十﨑古郷、『馬醉木』俳人・及川貞、『鶴』江東支部・村越健雄~】
開催期間:11月30日(土曜日)まで (11月18日(月曜日)は休館)
時間:9時30分から21時00分(最終日は17時00分まで)
会場:砂町文化センター 2階展示ロビー
観覧料:無料
【問い合わせ先】
砂町文化センター
住所:江東区北砂5-1-7
電話:03-3640-1751
お問い合わせ先
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