高齢者の窓口に軟骨伝導イヤホンを設置

耳が聞こえにくくてもコミュニケーションを円滑に

　区は、耳が聞こえにくい高齢者の方などが、窓口で安心して相談や手続きができる環境を整備するため、8月21日から「軟骨伝導イヤホン」を導入しました。

　軟骨伝導イヤホンは、耳の入り口近くの軟骨を振動させて音声を伝える仕組みを利用したイヤホンで、耳の穴をふさぐことなく、軟骨部分に振動部を軽く当てるだけで音を拾えるため、痛みや音漏れが少なく、また、清潔に利用できるといいます。

（軟骨伝導イヤホン）

　区役所の窓口などで「軟骨伝導イヤホン」を活用することで、高齢者の方など、耳が聞こえにくい方とのコミュニケーションが円滑となり、より適切な対応や、手続きに要する時間の短縮につなげることが期待できます。

　また、大声で話す必要が減ることにより、個人情報を周囲に聞かれてしまうリスクも減らすことも可能となります。

(使用イメージ)

　区役所では、高齢の方の来庁が多い庁舎3階の福祉部の窓口に軟骨伝導イヤホンを2台設置するほか、他の窓口などへの貸し出し用にも1台用意をしておりますので、お気軽にご活用ください。