「江東の団地　懐かしの写真展」が開催中です

江東区には日本の集合住宅の歴史が詰まっています

　現在、豊洲シビックセンター（豊洲2）のギャラリーでは、「江東の団地 懐かしの写真展」を開催しています（16日（日曜日）まで）。

　関東大震災や東京大空襲を経験し、住宅が不足していた江東区では、高度経済成長期を中心として多くの団地が建設され、現在も身近な風景となっています。

　この企画展は、豊洲文化センターが主催し、同文化センターが今年開講している講座をきっかけに開催されたもので、区役所やかつての日本住宅公団（現在のUR都市機構）の記録写真や、公募により区民から提供された思い出の一枚など、昭和・平成の団地を写した懐かしの写真や資料、約180点を展示しています。

　会場では、豊洲をはじめ、東雲・辰巳などから訪れた方々が、かつての「団地」そのものや、そこで行われた祭りなどの様子を懐かしみながら思い出を話し、また、そうした風景を知らない若い世代の方が興味深そうに展示を見ていました。

　展示を担当した豊洲文化センターの職員は、「江東区には、アパートメントなどの集合住宅や団地の歴史が詰まっていて、それをひとまとめで紹介している」と見どころについて話した上で、「今回の展示は、団地で人生を過ごしてきた方や、団地を再評価する若い世代のどちらにも見てほしい」と話しました。

　6月16日（日曜日）13時30分からは、担当職員が展示写真や資料について説明するギャラリートーク（予約不要、無料）も開催されますので、この機会に集合住宅の歴史に触れてみてください。

 

【江東の団地　懐かしの写真展】

開催期間：2024年6月8日（土曜日）から2024年6月16日（日曜日）
時間：9時から21時（最終日のみ16時まで）
会場：豊洲シビックセンター（豊洲2-2-18）1階ギャラリー

期間中、豊洲図書館（豊洲シビックセンター9～11階）で「豊洲の暮らし今昔」を連携展示

【ギャラリートーク】

日時：6月16日（日曜日）13時30分から　30分程度
会場：豊洲シビックセンターギャラリー1階ギャラリー
予約不要、無料　参加される方は当日直接会場へお越しください。

【問い合わせ先】
江東区豊洲文化センター
住所：江東区豊洲2-2-18 豊洲シビックセンター内
電話：03-3536-5061