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報道発表資料
発表日:2024年5月16日
2024年が松尾芭蕉が誕生してから380年の節目の年にあたることから、芭蕉記念館(常盤1)では、これを記念して改めて松尾芭蕉の生涯を振り返るとともに、残された数々の作品の魅力に触れる特別展「松尾芭蕉~その作品と生涯~」を開催しています。
展示では、芭蕉と深川、深川とゆかりある作品を中心に、その生涯を芭蕉の名作とともに紹介しています。
現在の三重県伊賀市に生まれた松尾芭蕉が、深川に居を移して、俳号『芭蕉』を名乗ることや、「笈の小文」・「更科紀行」の旅から深川に戻って生活を送ること、そして深川を離れて「奥の細道」の旅へ出発することを、それぞれの時代に芭蕉が残した句や、弟子らの足跡など多くの資料とともに振り返ります。
展示を見に訪れていた日本歌人クラブ(東京ブロック)の皆さんは、普段は和歌を楽しんでいるものの、この日は芭蕉ゆかりの地を巡るために訪れたと話しました。
中でも「奥の細道」の旅で芭蕉が訪れた現在の福島県須賀川市出身という女性は、昔から芭蕉の生涯に興味があったといい「画家が違うことによる作風の違いもあるが、『芭蕉坐像』を、例えば6年間の間にも丸顔や面長という風に、また年齢もそれ以上あるように残したことがとても興味深い」と話しました。
特別展は9月8日(日曜日)まで開催され、期間中は記念講演会やミュージアムトークの開催も予定されていますので、ぜひ芭蕉の一生涯にわたる作品を楽しみにお越しください。
【松尾芭蕉生誕380年記念特別展「松尾芭蕉~その作品と生涯~」】
開催期間:2024年4月26日(金曜日)から2024年9月8日(日曜日)
時間:9時30分から17時00分(入館は16時30分まで)
会場:江東区芭蕉記念館(江東区常盤1-6-3) 2階展示室
【特別展記念講演会】
「発句で追う芭蕉の生涯」
開催日時:7月14日(日曜日)14時から16時
講師:佐藤勝明(和洋女子大学教授)
会場:1階会議室
定員:36人
参加費:800円(資料代含む)
申込方法:6月9日(日曜日)9時から 電話・窓口にて先着順受付
【ミュージアムトーク】
開催日程:5月19日(日曜日)、6月16日(日曜日)、7月21日(日曜日)、8月18日(日曜日)
時間:14時~14時30分
定員:各回20人
参加費:観覧料に含む
申込方法:電話・窓口にて先着順受付
【問い合わせ先】
江東区芭蕉記念館
住所:江東区常盤1-6-3
電話:03-3631-1448
芭蕉記念館 企画展示
https://www.kcf.or.jp/basho/kikaku/detail/?id=103
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