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更新日:2024年4月19日

放射線に関するQ&A

区民のみなさんからいただいた放射能関連のご質問のうち、代表的な質問についてお答えいたします。

Q1放射線とは何ですか?

放射線とは「波長の短い電磁波」と「高速で動く微小粒子」のことを言います。「波長の短い電磁波」にはガンマ(γ)線とエックス(X)線があり、「高速で動く微小粒子」にはアルファ(α)線、ベータ(β)線、中性子線があります。区役所では、物質を通り抜ける力が強く、人体に及ぼす影響の大きいガンマ線を測定していました。(平成23年度から令和元年度まで)

Q2放射線の単位は何ですか?

人体への影響を表す場合には「シーベルト(Sv)」を使います。1シーベルトは1000ミリシーベルト(mSv)、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルト(μSv)です。水、土壌、食品などの物質の持つ放射能の強さを表す場合には「ベクレル(Bq)」を使います。食品等の基準はベクレルで決められています。

Q3区役所では放射線測定器を貸し出していますか?

現在のところ区役所では貸し出しできる測定器を所有していません。

Q4自宅の空間放射線量を測ってくれませんか?

個別にみなさんの住宅等の民有地で空間放射線量を測定することは現在のところ考えていません。区では、保育園、幼稚園、学校、公園等の施設で、平成23年度および平成24年度にそれぞれ年2回の測定を実施しました。平成25年度~令和元年度は区内10施設で毎月5施設の定点測定を実施しました。これまでの測定結果より、国の対応方針及びガイドラインが示す値(地上1m:1μSv/h)は検出されていません。また平成26年度以降は、測定した10地点の地上1mの平均値が0.06μSv/hで、推移しています。区での測定は令和元年度で終了し、令和2年度以降は測定していませんが、区内施設東京都立産業技術センター(青海)にて大気中の空間放射線量の常時測定が実施され、その結果が公表されています(Q6参照)。その他の施設として、東京都下水道局東部スラッジプラント(新砂)、新江東清掃工場(夢の島)、有明清掃工場(有明)の各施設で空間放射線量測定が定期的に実施され、その結果がそれぞれ公表されています(Q6参照)。これらの測定結果をご参照願います。

Q5下水道局の焼却施設や清掃工場から放射線が出ているとの報道がありましたが、現状はどうなっていますか?

(下水処理施設)
新砂3丁目の東京都下水道局東部スラッジプラントでは、敷地境界等での空間放射線量の測定を定期的に実施し、その結果をホームページで公表しています。測定結果は下部関連リンクの東京都下水道局のホームページをご覧ください。

(清掃工場)
夢の島3丁目の新江東清掃工場、有明2丁目の有明清掃工場では排気ガス、焼却灰、放流水等の放射性物質、敷地境界等での空間放射線量の測定を定期的に実施し、その結果をホームページで公表していました。なお全ての放射能測定は、令和5年3月31日をもって終了しました。測定結果は下部関連リンクの東京二十三区清掃一部事務組合のホームページをご覧ください。

Q6江東区内にあるモニタリングポストについて教えてください。

東京都は従来から、新宿区内で大気中の空間放射線量を常時測定するモニタリングポストを設置して測定結果をホームページで公表しています。しかしながら、平成23年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、都内をきめ細かく測定してほしいという都民の要望が大きいことから、東京都は23区内と多摩地区にモニタリングポストを増設し、現在は8地点(新宿区、江戸川区、江東区、足立区、大田区、小平市、八王子市、調布市)で測定をしています。
このうち江東区の青海にある東京都立産業技術研究センター(江東区青海2-4-10)が、平成24年4月11日より測定結果の公表を始めました。
測定結果など詳しくは下部関連リンクをご参照下さい。

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お問い合わせ

環境清掃部 環境保全課 調査係 窓口:防災センター6階8番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-6148

ファックス:03-5617-5737

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