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トップページ > 区政情報 > 区長室 > 区長定例記者会見 > 記者会見テキスト版(令和6年度) > 定例記者会見(令和7年度当初予算案発表)(令和7年2月3日開催)

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更新日:2025年2月7日

ページ番号:35905

定例記者会見(令和7年度当初予算案発表)(令和7年2月3日開催)

記者会見を行う大久保区長
(記者会見を行う大久保区長)

1 予算説明

みんながつながる笑顔があふれる 未来を切り拓く新たなるステージへ

 令和7年度当初予算案の概要について説明させていただきます。

 お手元に配付している冊子、「江東区令和7年度当初予算案~主な事業の紹介~」をご覧ください。

江東区令和7年度当初予算案~主な事業の紹介~

予算編成テーマ

 新年度予算案は、「みんながつながる笑顔があふれる 未来を切り拓く新たなるステージへ」というテーマで予算を編成いたしました。長期計画(後期)のスタートを迎え、こどもから高齢者まで、あらゆる世代のニーズに応えるほか、防災・地域活性化、DX推進など、いま求められている施策を展開し、人々がつながり合い、笑顔あふれる江東区の未来に向けたさらなる一歩を踏み出す予算としております。

予算規模

 一般会計の当初予算規模は2,784億5,300万円。前年度比9.5%の増となっております。また一般会計と3つの特別会計を合わせた総予算規模は、3,811億1,600万円で、前年度比6.9%の増となっております。これにより、令和7年度当初予算額は過去最大規模となりました。予算の詳細につきましては、別冊資料の「予算(案)概要」をご参照ください。

 冊子、「江東区令和7年度当初予算案~主な事業の紹介~」では、主な事業を7つの分野にまとめております。私からは、17の重点項目をご紹介いたします。

災害に強く、誰もが安全・安心・快適に暮らせるまち

備蓄物資

 最初は、「災害に強く、誰もが安全・安心・快適に暮らせるまち」から2つご紹介します。「安全・安心な避難所環境のため備蓄物資を充実」です。いつ起きてもおかしくない首都直下地震や、激甚化する風水害への備えを強化するため、区の食料備蓄量を、想定される避難所生活者の1日分から2日分へ、段階的に拡充いたします。あわせて、女性や子育て家庭などの多様なニーズに配慮した災害支援物資の備蓄強化を進めていきます。

防災倉庫

 次に「新木場に区内最大の防災倉庫を整備」です。新木場2丁目の江東区リサイクルパーク跡地を活用し、区内26か所目となる防災倉庫を整備いたします。4,000平方メートルを超える敷地面積に、延べ床面積2,000平方メートル規模の建物の建設を予定しており、区内最大であることはもちろん、23区でも最大級の防災倉庫となります。新木場という立地に大規模な防災倉庫を整備することで、備蓄強化を一層推進するとともに、海路や空路も視野に入れた、発災時の円滑な物資輸送を実現し、区民の安全・安心の確保に努めてまいります。

こどもが輝く、子育てが楽しいまち

豊かな体験活動

 続いて、「こどもが輝く、子育てが楽しいまち」から1つご紹介いたします。「魅力的な施設でこどもたちの体験活動を充実!」です。コロナ禍の影響や、共働き世帯の増加などにより、こどもたちが体験活動を行う機会が減少しております。江東区には、海外をイメージしてつくられた街並みでグローバルな世界を体験することができる、TOKYO GLOBAL GATEWAYや有明四季劇場、本年9月開業予定の東京辰巳アイスアリーナなど、こどもたちが豊かな体験を得ることができる魅力的な施設が数多くございます。これらの施設を生かし、区内小・中・義務教育学校で体験活動を行うことで、江東区ならではの体験を通した、こどもたちの心身の成長と、区の魅力の実感へとつなげてまいります。

区民の誰もが健やかに安心して暮らせるまち

エアコン購入費用助成

 続いて、「区民の誰もが健やかに安心して暮らせるまち」から1つご紹介いたします。「エアコンの無い高齢者世帯のエアコン設置を支援」です。近年、猛暑の影響などにより、熱中症による健康被害が深刻化しており、その対策が課題となっております。特に熱中症の発症リスクが高い高齢者を守るため、自宅にエアコンの無い、住民税非課税の高齢者世帯を対象に、エアコンの購入費用及び設置費用を助成いたします。熱中症対策として効果的なエアコンの設置を推進し、高齢者の熱中症予防につなげてまいります。

女性も障害のある方も参加しやすく、自分らしく輝けるまち

公園

生理用品

 続いて、「女性も障害のある方も参加しやすく、自分らしく輝けるまち」から4つご紹介いたします。まず、女性の視点を区の施策に取り入れていく事業を2つまとめてご紹介します。「女性視点を実現!誰もが快適に利用できる公園を整備」及び「公共施設に生理用品を常備し、無料提供を開始!」です。区では今年度、「プロジェクト・スマイル」を立ち上げ、女性職員の視点から、既存事業を検証してまいりました。同プロジェクトからの提案を受け、こどもを連れて遊びに来る母親にとって居心地のよい公園を整備するため、暑さ対策のための日よけ・パーゴラの設置や、こどものおむつ交換や着替えのための、フィッティングボードの設置を進めてまいります。また、女性が安心して暮らすまちづくりを進めていくため、区役所などで生理用品の無料提供を開始いたします。

居場所

次に、女性が抱える課題に対する支援を行う事業について、2つまとめてご紹介いたします。「『女性の居場所』を運営する団体を支援!」及び「周産期のグリーフケア事業を開始」です。社会において女性に求められる役割は多様化しており、女性が抱える課題も複雑化する中で、お一人お一人に寄り添った、よりきめ細かい支援が必要となっております。そこで区では、「女性の居場所」を運営する団体へ運営費の補助を開始いたします。女性が気軽に訪れることができる「サードプレイス」の設置を推進することで、民間団体と連携した支援体制の構築を図ります。

グリーフケア

 また、専門機関と連携し、流産や死産等を経験された方へのグリーフケア事業を開始いたします。私自身、流産、そして死産を経験しております。慰めてくれた母親の優しい言葉に対し、「お母さんは経験がないからわからない。」、そう言ってしまった自分の悲しみは、今でも、胸に迫るものがございます。妊娠、出産の過程で、予期せぬ悲しみに直面された方々への心理的支援を行ってまいります。

住みたい、住み続けたい、魅力と地域の活気があふれるまち

デフリンピック

 続いて、「住みたい、住み続けたい、魅力と地域の活気があふれるまち」から、4つご紹介いたします。まず1つ目は、「デフリンピック観戦ツアー&デフスポーツ体験会を実施」です。本年11月に開催される東京2025デフリンピックでは、ゴルフ・水泳・テニスの3競技が江東区内で実施されます。1つの自治体で行われる競技数としては、最多となります。区ではこの機会を生かして、デフスポーツや障害者スポーツへの理解を深めるため、区民を対象とした無料の試合観戦ツアーを実施いたします。ツアーでは、デフスポーツの特徴や手話による応援方法を学べる講習会も実施し、デフスポーツをより深く理解し、楽しみながら応援ができる内容としております。また、大会開催が間近となる本年10月には、江東区民まつりの場において、デフスポーツ体験会を実施いたします。15万人を集める、江東区最大級のイベントを生かし、デフリンピックへの機運醸成を図ってまいります。

スケートボード

 次に「堀米選手オリンピック2連覇!スケートボード関連事業」です。パリオリンピックでの堀米雄斗選手の活躍は、地元江東区を大いに盛り上げてくれました。区では、スケートボード熱が高まっているこの機会を捉え、区内のスケートボードをさらに盛り上げていくため、同じくパリオリンピック金メダリストの吉沢恋選手の地元である相模原市と連携し、スケートボード大会を開催します。また、夢の島スケートボードパークをリニューアルし、初心者の方が、より使いやすい施設とすることで、さらに多くの皆さんがスケートボードに触れられるように環境を整備してまいります。

地域コミュニティ

 3つ目に、「町会・自治会による地域コミュニティの活性化を支援」です。地域の活動を支える町会・自治会は、役員の高齢化等により、担い手不足が課題となっております。地域コミュニティの基盤となる、町会・自治会の活動を支援するため、町会・自治会の活動調査を行い、課題等を把握するとともに、好事例集を作成し、共有することで、活動内容のレベルアップを図ってまいります。また、町会・自治会活動を補助している地域活性化事業補助金に、こども・防犯イベントの枠を新設いたします。イベントを通して、世代を超えた地域の交流を促進し、地域コミュニティの活性化につなげてまいります。

物価高騰

 4つ目に「物価高騰の影響を受ける区民や事業者を支援!」です。長引く物価高騰の影響を緩和するため、区内中小企業者に対し、エネルギー関連費用の補助を行います。また、家計と店舗の双方を応援するため、プレミアム率30%の区内共通商品券を今年度よりも部数を増やして発行いたします。さらに、国が決定した住民税非課税世帯への給付に加え、区独自で、住民税均等割のみ課税世帯への給付を実施いたします。事業者・家計を支援し、区内経済の下支えを図ってまいります。

豊かな「水」と「緑」、最先端の「便利」が共存するまち

CIG

 続いて、「豊かな『水』と『緑』、最先端の『便利』が共存するまち」から2つご紹介いたします。1つ目は、「連携・協働により、『CITY IN THE GREEN』を実現!」です。みどりの中の都市、CIGの実現に向け、区民や事業者と連携した取り組みを加速させるため、「(仮称)グリーンコミュニティ会議」を設置いたします。また、庁舎や公園に四季折々の花で彩る花壇を整備し、地域住民や事業者と一緒にみどりを育てる場とすることで、地域コミュニティやにぎわいの創出につなげてまいります。さらに、江東区観光協会が実施するフォトコンテスト、「魅力百様、江東区」に「みどり」の部門を追加し、「江東区みどり百景」を選定いたします。選定した百景は景観マップの作成や、スタンプラリーの実施などによりPRし、区内のみどりに対する関心、愛着の向上やシティプロモーションの展開を図ります。

大型遊具

 次に「都内最大の大型遊具の整備に着手!」でございます。令和9年4月にリニューアルオープンする若洲公園について、公園のシンボルとなる大型遊具の整備に着手いたします。高さ19.8mの大型遊具は、地上12mの高さから滑り降りるローラースライダーなど、「4つの都内最大」を有するオリジナル遊具となります。スライダーのほかにも、ネット遊具、トランポリンなどを備え、多様な遊びを体験できる遊具です。また、遊具の下に、日陰エリアを作り、真夏でも過ごしやすい空間を創出するほか、大型遊具の周りは、インクルーシブエリアとして、多くの方にとって魅力的な空間として整備いたします。こどもたちのイラストを階段アートに採用するなど、みんなで作り上げ、何度も訪れたくなるような、愛着のある公園を目指します。

DXやAIを活用し、多くの人にその魅力が伝わるまち

プロモーション

 最後に、「DXやAIを活用し、多くの人にその魅力が伝わるまち」から3つご紹介いたします。「動画コンテストやSNS活用で区の魅力を発信!」です。江東区の魅力を区内外へ広く発信するため、プロモーションメッセージ及びショート動画コンテストを実施いたします。コンテストでは、江東区の魅力を印象的に伝えるためのメッセージや、江東区を舞台とした動画を募集し、グランプリ作品等を選定します。区民に限らず、誰でも参加可能とし、様々な視点から、江東区をPRしてもらうことで、区の新たな魅力の発掘につなげます。受賞作品は、SNS等を活用して、広くアピールし、江東区の魅力発信につなげていきます。また、区公式Instagramを開設し、若い世代をメインターゲットとしたシティプロモーションを展開します。区内の高校生や大学生等と連携し、同世代に“刺さる”区の魅力を発掘することで、江東区を訪れたい、友人に共有したいと思ってもらえるコンテンツの発信を目指します。このほか、江東区内の優れた技術でものづくりを行う「江東ブランド」の活動について、SNSを活用した発信を行うなど、様々な方法で、江東区の魅力を積極的に発信することで、区内外に「江東区のファン」を増やし、「選ばれる江東区」の実現につなげていきます。

 次に、行政DXの推進に向けた事業を2つ合わせてご紹介します。「ホームページの検索エンジンにChatGPTを搭載」及び「行政手続きオンライン化と執務室改革でDXを推進!」でございます。

SmartKOTO

 区では、本年3月策定予定の「(仮称)江東区DX推進計画」に基づき、デジタル技術を活用して、区民にやさしく、職員が働きやすい、誰もが便利で快適に暮らせる「SmartKOTO」の実現を目指し、取り組みを加速させます。令和7年度は、令和9年度の行政手続オンライン化率100%の実現に向け、オンライン化のハードルが高い業務について、課題分析を行い、デジタル技術を活用した業務改革、BPRを実施することで、オンライン化が着実に進むよう、業務の見直しを行っていきます。また、執務室のペーパーレス化や、新たなデジタル技術の活用を進め、職員が働きやすく、効率的な職場環境の整備を進めます。

ホームページ検索

 さらに、区民の皆様が直接、デジタル技術による利便性の向上を実感できる事業として、区の公式ホームページの検索エンジンにChatGPTを搭載いたします。AIを用いた検索により、あいまいなキーワードや文章による検索でも、的確な検索結果を表示できるようになります。また、検索結果の中から最適と思われる情報を、ChatGPTが要約した補足回答が表示できるようになり、ホームページの訪問者が迅速、的確に欲しい情報へアクセスできるよう整備いたします。

2 質疑応答

説明・資料に関する質問

豊かな体験活動について

(東京ベイネットワーク・田嶋)
 こどもたちの体験活動の充実についてなんですけれども、区内の小中学生が普段できない体験をできる、良い取り組みなのではないかと思うんですが、この事業を行うことにした理由を教えていただけますでしょうか。

(区長)
 いろんな要因が実は、これについては、思うところがあります。1つには、やはり少子化ということで、どうやったら子育てが楽しく、こどもを産み育てたいと思うようなまちになるか、という中で、もちろん子育ての負担を軽減するという方策もあり、区でもこれまでも給食費の無償化等、負担を軽減するという方策には取り組んできております。

 ただその一方で、子育てが、大変である、負担である、そればかりではなく、子育ては、自分として思うのは、やはりこどもの成長を見守る喜びもありますし、また何より、お子さんが豊かに成長していく、そのためにはどうしたらいいか、そういったことを考えた中で、せっかく江東区には先ほどご説明したように、いろいろ体験ができる施設がある。これをぜひ有効活用して、多くの経験をこどもたちにしてもらうことで、こどもたちが豊かに、そして大きく成長する機会を、区として提供していきたい。それがお子さん自身もそうですし、きっと子育て中の保護者の方にもいい影響があるんではないかと、そのように考えております。

周産期のグリーフケア事業について

(読売新聞・江原)
 グリーフケア事業なんですけれども、23区初とありますが、これ都内初ではないのか、という確認が1点と、こちらに関しての、これまで、サポートは一切ない中でこの事業を立ち上げられたのか、という部分の確認です。

(区長)
 市部だと八王子市が実施してらっしゃるということです。23区では初になります。
 これまでも当然、ご相談をいただければ、保健所等で必要な支援は行ってまいりました。ただ今回、やはりそういった事態に遭われた方が、積極的に自分からどこかに相談を求めていくというのはなかなか難しいんじゃないかなと、自分の経験上思っています。今回は、大学の方にご協力をいただいて、実際にその方にチラシなりリーフレットをお渡しして、積極的にその支援を、ご活用いただけると、そういったところで。意外といらっしゃる、というふうに聞いています。統計上の数字は後で所管に聞いていただければなんですけれども、6分の1の方が流産等を経験されるというような数字も聞いておりますので、やはりそういった方に寄り添って、支援をしたいなと思っています。

町会・自治会による地域コミュニティの活性化について

(東京ベイネットワーク・田嶋)
 地域コミュニティの活性化について、町会・自治会への補助金にこども・防犯イベントの枠を新設した経緯と、区長が期待することを教えてください。

(区長)
 町会・自治会の活動、私も1年間いろんな活動に出させていただいて、地域の声を聞く中で、新しく町会に加入してくれる方を増やしたいんだけれども、新しくできたマンションの方は、なかなか町会に参加する機会がなかったりして、活性化を図るのがすごく難しいという声を聞いています。その中で、やはり住民の方が参加しやすいのが、お子さんが集まるお祭りなんですね。夏祭りにしろ、もちつきにしろ、そこにお子さんが参加していただくことで、お父さんお母さんも一緒になって参加してもらう。そうすると、その町会の行事がより馴染み深くなるというところで、お子さんが参加できるイベント。そしてまた最近、闇バイトに象徴される、非常に体感治安に不安を覚える中で、やはり町会で顔の見える関係を作ってもらって、防犯というところがすごく、区としてもありがたいところですので、来年度はその2つについて、枠を新設し、より地域の活性化や、地域の関係づくりが図れるようにと、そういうふうに考えています。

若洲公園の大型遊具について

(TOKYO MX・椿原)
 今回この整備によって期待されることを改めてお伺いしたいのと、一方で、若洲公園っていうのは場所的に区民からはなかなか行きづらいという声であったりだとか、公共交通機関だとバスしかないっていうところで、利用しづらいという声も聞くような施設だったりするんですが、そのあたり今後、この整備とあわせて改善したい点であったり改善のお考え、すでに何か計画ありましたら教えてください。

(区長)
 まず、効果について。やはり、その敷地の広さであったり、あと、風車を撤去したことによって、有効活用地が生まれたというところで、大型遊具の設置で、お子さんや子育て家庭、皆さんが楽しく遊んでいただいて、そしてにぎわいが生まれるような、そんな公園になるといいな、というところで、大変期待しております。

 課題について、アクセスで、なかなかその公共交通機関の問題は、本当におっしゃる通りで。公園の整備とは別に、区では、交通アクセスについての計画を来年度以降、策定することも考えております。若洲公園に限らず、区内の、周遊性を高めて、どうやって交通網を整備していくか、そちらについては、その計画の中であわせて考えていきたいと思っております。

水素(FC)ごみ収集車について

(日刊工業・楠)
 都内初っていうのは、本格的に導入するのが都内初という認識でよろしいでしょうか。他の区では収集車の導入といいますか、試験導入されているっていう記事を拝見しましたので、そこを確認させていただければなと思います。

(財政課長)
 今回、東京都予算の補助(注:「ZEVゴミ収集車実装支援事業(集中導入支援)」)を活用して、入れていくという形なんですが、そちらが令和7年度からですね。東京都が主体となって補助を出しながら、メーカーと調整をして入れていくのが来年度から、というところで、都内初という表現になっております。

(清掃事務所長 会見終了後、報道機関に対し補足説明)
 都の集中導入支援を活用して複数台を購入(リース)するのは本区が都内初であり、他区の導入事例は、都のステップアップ方式(無償レンタル)のため、扱いが異なります。

シティプロモーションについて

(東京ベイネットワーク・田嶋)
 シティプロモーションについてなんですけれども、江東区では、今年度もシティプロモーションに力を入れていたと思いますが、来年度の取り組みに対して、区長が期待することを教えてください。

(区長)
 今年度のシティプロモーション、力を入れてまいりましたが、来年度は、江東区のPRということはもちろんなんですけれども、コンテスト形式や、また、SNSで中学生や高校生と連携してというところで、行政だけではなく、区民や学生、幅広い方から、区の魅力を掘り起こしていただいて、区民みずからが江東区の魅力を考える、そんな機会になったらいいなと思っています。

物価高騰による事業への影響について

(都政新報・岸)
 物価高騰の影響が大きいと思うんですけれども、ハード事業で中止をされたものがあるかどうかということと、また、中長期的に見て、区政に与える影響っていうのを、区長はどのようにお考え、あるいはこの事業は少し見送るとか、そういったものがあれば教えてください。

(区長)
 最初のご質問で、物価高騰を理由に、ハード整備を中止した事業は、今のところございません。ただ、入札等でなかなか成立しなくて、計画が少し後ろ倒しになった、であるとかそういう影響は出てございます。中長期的な影響については、本当におっしゃる通りで、物価高騰プラス人材不足による人件費の高騰が、他の区でもいくつかハード整備に支障を来しているという状況がある中で、江東区としても、今後庁舎の建て替えだったり、あと地下鉄8号線の延伸によるまちづくり、いろんな整備がありますんで、やはり見積もりをすると相当上がっているっていうところで。ただ今後は、物価高騰以上の賃金上昇が見込めるとするならば、当然税収も上がってくると思いますので、そこは歳入、歳出両面を見ながら、長期計画(後期)、今回立てましたけれども、それの円滑な進捗について、両面から精査していく必要があると思っています。

その他の質問

児童相談所について

(都政新報・岸)
 児相(児童相談所)のことを伺いたいんですが、先般、区児相をつくらずに、都児相の受け入れっていうのを決められたと思うんですけれども、3定(第3回区議会定例会)で基本計画も示されて、パブコメ(パブリックコメント)もとられた後となって、もっと早い、区として、ご判断っていうのは、これはなかったんでしょうか。

(区長)
 児童相談所については、本当に今まで、区の中で、議論を重ねてまいりました。目的は、児童相談体制の充実っていうところで、区立児相というのは、あくまでも手段ですので、目的としては、どうやったら児童相談体制を充実できるか。当然、都ともいろんな話をさせていただく中で、当時は、児童相談体制の充実にあたっては、区児相の整備というのが、一番手段としてとるべきということで一度判断をしました。その後、年末に東京都から改めて、違った形での協議をお示しいただき、そこを比較した中で、東京都の今回の提案であれば、区が理想とする児童相談体制の充実が図れるということで、今回、判断して、方針を変更したと、そういった状況でございます。

江東区版パートナーシップ制度について

(都政新報・岸)
 パートナーシップ制度条例について伺いたいんですが、今度の1定に、条例案を上程する予定があるかということと、あるいは、もしなければ、新年度にお考えかっていうことをお聞かせいただけますか。

(区長)
 パートナーシップ条例については、これまでも慎重な議論を重ねてまいりました。大変恐縮なんですけれども、どのタイミングでというところは、まず議会にご説明してからという順番になりますので、申し訳ありませんが今日の段階では回答は控えさせていただきます。

お問い合わせ先

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

Fax:03-5634-7538

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