定例記者会見(令和6年8月7日開催)
(会見を行う大久保区長)
堀米雄斗選手金メダル獲得について
初めに、「堀米雄斗選手、金メダル獲得」についてです。連日熱戦が繰り広げられているパリオリンピックですが、先月30日未明に行われたスケートボード男子ストリートで、地元江東区出身の堀米雄斗選手が、東京2020大会に続き、2大会連続の金メダル獲得という快挙を成し遂げました。
決勝では、最終滑走前の時点で8人中7位と、非常に厳しい状況に追い込まれていましたが、持ち前の勝負強さを見事に発揮し、大逆転での金メダルとなりました。私もテレビで観戦していましたが、最後のトリックが決まった時は、思わず、よっしゃーと声が出るほど、本当に嬉しくて感動しました。堀米選手は東砂小学校・砂町中学校の卒業生であり、まさに江東区の誇りであります。区長として、心からお祝いを申し上げます。
区では、堀米選手の金メダル獲得を祝して、区役所庁舎などに横断幕やポスターを掲出しております。また、今後、夢の島スケートボードパークの無料開放などを検討しております。
さらには、バドミントン混合ダブルスの渡辺選手、東野選手のワタガシペアも、見事銅メダルを獲得しました。3位決定戦では、手に汗握るラリー戦を制し、バドミントンの日本代表としては初となる2大会連続のメダル獲得となりました。様々な苦難を乗り越えての銅メダル、本当におめでとうございます。
そのほか、表敬訪問に来ていただいたビーチバレーの長谷川選手など、江東区ゆかりの選手の活躍に、私を含め、江東区民がたくさんの感動をいただきました。今月28日からは、パラリンピックも始まります。引き続き、江東区ゆかりの選手を区民の皆さんと一緒に応援したいと思います。
新庁舎建設基本構想について
次に、「新庁舎建設基本構想」についてご報告いたします。今年度、新庁舎建設基本構想の策定に向け、現在、公募区民や区議会議員、外部の有識者等で構成した策定会議において検討を進めております。策定にあたり、幅広い年代からの区民の意見を反映するため、小学校5年生から中学生の方を対象とした「こどもグループインタビュー」を実施するとともに、中学生以上の方を対象とした「区民ワークショップ」を、本日開催も含め、区内3か所で開催しております。
「こどもグループインタビュー」では、議場や災害対策本部室など、普段こどもが目にする機会が少ない場所も見学した上で、発見したことや、新しい庁舎に期待することなどについて、インタビュー形式で意見を伺いました。「区民ワークショップ」では、江東区らしい庁舎や、新しい庁舎像など、新庁舎のイメージやアイデアについて活発な意見交換が行われました。
また、今後の予定になりますが、12月に基本構想の素案をまとめたのち、パブリックコメントを実施し、年度内に基本構想を策定することとしております。
「江東区高齢者スマートフォン教室・相談会」の開催について
次に、「江東区高齢者スマートフォン教室・相談会」の開催について、ご報告いたします。江東区ではこれまでも、高齢者施設などでスマートフォン教室や相談会を実施してまいりました。今年度はデジタル機器に不慣れな高齢者の方に対し、より多くのデジタル活用支援の機会を提供できるよう、開催場所や開催回数を拡充し、さらにアフターフォローのサービスを加えて実施いたします。
スマートフォンをお持ちでない方、またお持ちであっても、操作に不慣れな方を対象にした入門講座。また、アプリの利用など、基本操作を学びたい方を対象とした基本講座に加え、LINEとキャッシュレス決済に特化した講座を、合わせて95講座、実施いたします。講座では、江東区公式アプリの紹介や、今年度導入した認知機能AIチェックツール「ONSEI(おんせい)」の利用案内、ワンクリック詐欺など、スマートフォンを狙った詐欺への注意喚起も行います。また、日ごろ、スマートフォンをお使いになる中でのお困りごとに、相談員がマンツーマンでお答えするスマートフォン相談会を7回実施いたします。会場は、区内7か所の文化センター等を予定しております。本事業を通じて、高齢の方にもスマートフォンに慣れ親しんでいただき、生活の様々な場面で活用していただきたいと考えております。
「こうとう健康チャレンジ」について
次に、「こうとう健康チャレンジ」についてご報告いたします。この事業は、区民の自主的な健康づくりを応援するため、ウォーキングやイベント参加、食事記録など、日常生活の健康行動に対してポイントを付与することで、運動習慣や食生活などに、楽しく、無理なく関心を持っていただくための健康イベントです。令和3年度より実施しておりますが、今年度は基盤のスマートフォン用健康アプリをリニューアルし、運営を江東区健康スポーツ公社が実施することで、スポーツセンターの利用を促し、区民のより一層の健康増進への意識向上を図ってまいります。参加対象者は、18歳以上の区内居住者で、参加費用は無料でございます。スマホアプリで9月2日より登録受付を開始いたします。昨年度までに登録いただいた方も、新しいアプリでの登録が必要です。9月中は、各スポーツセンターで操作手順等の個別説明会も開催いたします。
ウォーキングやイベント参加などで貯めることのできるポイントは、今年10月から来年1月まで付与され、獲得したポイントによって、区内共通商品券などの抽選に応募ができます。スマホアプリでは、江東区ウォーキングマップの紹介をはじめ、様々な機能を搭載いたしますので、継続して健康づくりに取り組むきっかけとして、多くの区民の皆さんに、「こうとう健康チャレンジ」をご活用いただければと思います。
こうとう区報のリニューアルについて
最後に、「こうとう区報のリニューアル」についてご報告いたします。区では、本年3月に策定した、「江東区広報戦略」を推進する取り組みの1つとして、「伝わる広報」、「求められる広報」、「魅せる広報」を目指し、令和6年8月21日号から「こうとう区報」を約20年ぶりにフルリニューアルいたします。
区の広報誌である「こうとう区報」は、平成14年1月に一部を横書きにする紙面に変更して以来、大幅な紙面変更を行っておらず、読む方にとって必要な情報が、より探しやすい紙面構成とすることが課題となっておりました。このため、リニューアル後は全面カラー化するとともに、記事をすべて横書きに統一し、より見やすい・読みやすい紙面といたします。また、「子育て・教育」、「健康・福祉」など、カテゴリーごとに記事を分けて、欲しい情報がすぐに見つけられる紙面構成に改良いたします。また、リニューアル後も月3回の発行回数と全戸配布に変更はありません。引き続き、きめ細やかな区政情報の発信に努めてまいります。
質疑応答
1.説明に関する質問
堀米雄斗選手の金メダル獲得について
(読売新聞・増田)
スケートボードパークの無料開放の検討されている時期だとか、堀米選手との面会予定について考えてらっしゃることはありますか。
(区長)
まずスケートボードパークの無料開放ですが、金メダル取ってっていうふうに最初思ったんですけれども、やはりちょっと暑いので、熱中症の危険もあるっていうことで、ちょっと涼しくなってから、秋ぐらいにっていうふうに考えています。ここは管理を委託しているので、委託先とも調整が必要ですので、決まり次第また皆さんには公表させていただきたいと思います。また、堀米選手については本当にやはりおめでとうと言いたいですし、また地元の小中学生も応援していましたので、ぜひ、小中学生からも直接お祝いは言いたいので、おいでいただけたらありがたいですが、本拠地をアメリカに置いていらっしゃるので、そしてまた非常にお忙しいと思いますので、可能であれば、ぜひ、というところで今後調整したいと思います。
新庁舎建設基本構想について
(TOKYO MX・大久保)
新庁舎についてなんですが、こどもグループインタビュー、また中学生以上のワークショップが行われたと思うんですが、それぞれどんなご意見が出たのかというところと、あと、改めて区として現状考えている方向性であったり、区民にとってどういった場にしていきたいか、というところをお聞かせください。
(区長)
こどもからは本当にこどもならではの遠慮のない意見をいただいていて、例えば庁舎が古くて暗いであるとか、あと区長室だけが広い、そんな率直な意見をいただいています。それ以外にも、こども以外の方からも、例えば、江東区らしい庁舎にして欲しいであるとか、あとやはり、水害に強い庁舎にして欲しい、そういったご意見をいただいています。実は庁内でも職員、特に若手の職員で構成するPT(プロジェクトチーム)も作っておりまして、その中では新しい庁舎に求めるものとして、やはり区民の方に親しんでいただける、区民の方が集える庁舎にしてはどうか、っていうような意見も挙がっています。いずれにせよ、必ず何かの手続きで来なければいけない、プラス何かあったときに集まれる、そして安心して集える、そんな区民の方にとっても愛される区庁舎を目指して、どういう機能や、どういった場所、どういった施設、江東区らしさも含めて、そういった、皆さんに愛される区の庁舎を造りたいと思っています。
(日刊建設工業・阪本)
6月に基本構想策定会議を開かれていまして、その中で建設候補地の検討を扱われたかと思うんですけども、その中で、現庁舎の敷地が有力になるのかな、という話があったかと思うんですけども、基本的にはそういう方向性で、今後、そういう方向性を軸にして検討が進んでいくという理解でよろしいのかということと、あと仮定なんですけども、そんな方向性で進む場合、ここ(現庁舎の敷地)は大規模水害の際に浸水が予想されているかと思うんですけれども、ここに建てるとしたら、どういった留意点といいますか、建築物としてこういう形にする必要があるとか、そういった条件について、今の時点で想定されているような、検討の中で挙がっているような内容があれば教えてください。
(区長)
新庁舎については、いくつか候補地があって、そこのプラスとマイナスの要素を前回の検討会の中で検討したっていうふうに聞いています。その中で、確かに現地がいろんな諸条件を見比べると、総合的には、今の段階では一番というか。ただ、おっしゃる通り、水害の問題等もありますし、検討会の中でも、必ずしも現地にこだわらなくてもいいんじゃないかっていうようなご意見も出たっていうふうに聞いていますので、今後、先ほど言ったようにパブリックコメント等もありますので、いろんな検討を経て最終的に決まるということで、今の段階ではいろんな条件比較した中ではそうだけれども、その条件自体が、現地建替で決定をしたということではないということになります。もし、仮にその現地っていう中では、先ほど言ったように、水没する可能性っていうのがありますので、そこのところは例えば仮に1階2階に水が来たとしても、3階以上で機能するような、庁舎にするであるとか、そこも含めて検討していくことになると思います。
(朝日新聞・滝沢)
新庁舎に関してなんですけど、場所をどこにするかとか、あるいはここでっていうときに、防災センターとか文化センターとかも含めてどこまで、というところは、基本構想策定のところで、もう確定されるという理解でよかったんですか。そこってどこの段階で決まるものなんですか。
(区長)
実施設計等にその後入っていくために必要なところを基本構想である程度固めるっていうところなので、建て替える場所であるとか建て替える範囲ですね。その辺は、ある程度決めていかないと次に進めないっていうところで、そういうところは決めていくことになろうかと思います。
「江東区高齢者スマートフォン教室・相談会」について
(東京ベイネットワーク・田嶋)
今回、高齢者を対象としたスマートフォン教室・相談会を実施するねらいを教えていただけますでしょうか。
(区長)
今、区役所でもいろいろDX化を進めています。それ以外でも、スマホを通じて、様々な情報だったり、手続きができるようになると思います。そんな中で、いわゆるデジタルデバイド、高齢者の方が情報に触れる機会が失われてしまう、そういったことを避けるためにも、行政として高齢者の方に、よりスマートフォンを安心して、そして便利に使っていただけるよう、そんな思いで開催いたします。
こうとう区報のリニューアルについて
(東京ベイネットワーク・田嶋)
こうとう区報のリニューアルについて、約20年ぶりの紙面のリニューアルということですけれども、そのねらいを教えていただけますでしょうか。
(区長)
まず、こうとう区報ですが、区が行っている事業やイベントなどの情報を、何から得ているかということの世論調査では、「こうとう区報」と回答した方が80%を超えて最も多くなっています。年代ごとに差はございますが、若い世代の方を含めて、すべての年代・性別で「こうとう区報」が1位になっています。ただ、どのぐらい読んでいるかっていうことを聞くと、詳しく読んでいる方もいれば、ざっと見ているだけ、という方もいて、やはりよりわかりやすく、そして、こちらがお知らせしたい内容が、皆さんにより伝わるような、そんな意図を持って今回リニューアルをさせていただきます。
2.その他の質問
前区議の公職選挙法違反について
(TOKYO MX・大久保)
コメントを出されていた重松元区議について、改めて受け止めをお伺いしたいということと、先月上旬に山本議長が、今後公職選挙法について勉強会を開いていくとおっしゃっていたんですけれども、現状、どうなっているかっていうところをお聞かせ願えますでしょうか。
(区長)
重松元区議が今回、略式命令が出たということで、皆さんもご案内の通り、私の区長選は、前区長であった木村さんの公職選挙法違反に端を発しているということで、選挙期間中は陣営に対しては、私自身もそうですし、本当に当たり前のことなんですけど、違反してくれるなと。法の定めるところで正々堂々と戦おうということで、毎朝毎晩、口を酸っぱくして、みんなでそういった気持ちでやってきた。そうでなければ、区民の方の信頼回復は望めないっていうことも含めて、そこは徹底してやっていこうと。公職選挙法ってなかなか解釈が難しいところもあって、だからこそ先ほどの、山本議長の話にも繋がっていると思うんですが、それにしても例えば、今まではこれはグレーだからと思ってやっていたとしても、今回の選挙はもうそういうことは許されない。グレーだと思ったらもちろんやらない。駄目なことはもちろんやらないんですけど、駄目かどうかわからないことについてももちろんやらない。法律で認められた方法で、正々堂々戦うって、本当に本当に口酸っぱくして言ってきたので、そんな中で、そういったことが結果としてあったっていうのは、悲しいですし、遺憾です、ということなんですけど、これをもってまた区民の皆さんが、がっかりした気持ちになってしまうと思うと、本当につらくて。そこは改めて、山本議長も区議会として思うところもおありでしょうし。江東区は、選挙管理委員会事務局を運営しておりますので、そういった中でも、選挙の、公正な選挙、クリーンな選挙っていうことは、区としてもできることは、できる限りやっていきたいと、今そのように思っております。今、選挙管理委員会事務局の方で検討しているのは、選挙の前に、候補者とかその代理の方にいろいろ注意事項をご案内しているんですけど、それをよりわかりやすく、かつ確実に伝えるために、どうしていくかっていうことを、都の選管等も含めて、あと他区の状況も含めて検討していると聞いています。次の選挙に向けて、そういったところも徹底してやっていきたいと思います。
(TOKYO MX・大久保)
いろいろ街の声を聞いていると、怒り・悲しみもある一方で、立て続けにいろんな公職選挙法違反があったっていうことで、呆れの声もあるんですが、区民に対して改めてコメントいただけますでしょうか。
(区長)
本当に、皆さんがっかりした思いでいらっしゃると思います。区民の方にそういう思いをさせてしまったということで、私自身は、そういったところはないようにというふうにやってきたつもりですが、結果として、区民の方に、悲しい思いをさせてしまった、がっかりさせてしまった、っていうのは本当に私自身も、重く受け止めています。だからこそ、こういったことがもう二度と繰り返されないように、力を入れてやっていきたいと思いますので、区民の方には改めて、こういったことは繰り返さない。繰り返しませんということで、お伝えしたいと思います。
(朝日新聞・滝沢)
重松さん、大久保さんの陣営で選挙活動してらっしゃったっていうことで、支援者の方のご自宅に伺ったとかっていう話だったと思うんですけど、伺っていたっていう事実というのを最初にお聞きされたのっていうのは、どのタイミング、何か報道とか出たタイミングだったのか、それとも、それ以前からご存じだったのか。
(区長)
重松さんがご自分のXで発表されたと思うんですが、そのXで知りました。
(都政新報・岸)
議会側を取材しますと、複数会派の方が、4月から5月には、この話が話題になって、だいたいご存じだったようなんです。区長がお知りになったのは、重松さんが7月16日にXでなさったっていうことなんですけれども、区長は、最初に就任されたときに、やっぱりクリーンで公正な区政を実現したいっていうことで、庁内の職員の方とは、報連相の徹底をしたいっていうふうにおっしゃっていたと思うんですが、やはり推薦政党の議員の方が、こういうのをしたのを知らなかった、もしくは教えてもらう機会がなかったっていうことについては、どのように思われますか。
(区長)
実際その4月、5月、タイミングがわからないんですけれども、報道関係の方が議会棟に来てらっしゃるっていうお話は聞いています。重松さんということまではどうか、わかりませんけど、そういった形で報道の方が来てらっしゃるっていうのは聞いています。ただ今おっしゃったような具体的な内容ですね、今報道されている、その場所に、町会長の方とご一緒にお伺いした。そういう内容については、区の職員が知っていたか知らなかったか、私はわからないんですけど、そういうところまでは、おそらく区の職員も知らなかったんではないかなと思います。もしそういった情報があるんであれば、当然、報告を受けるべきだったと思いますが、おそらくその報道各社が動いているっていうことは存じてましたが、内容についてまでは、区のほうでは把握していなかったということだと思います。
(都政新報・岸)
区の中ではおそらく部下の方から、報連相っていうのが、半年経って、徹底されているのかなと思うんですけれども、やっぱり議会サイドでも、各議員さんは、そのことをもう4月5月には知っていて、それで、いわば推薦した区長に、何も報告がなかったっていうのは、どうなのかなと思うんです。区長が報連相といったことは、庁内の方に対してですけれども、やはり議会にも、一緒になってやっていかないと、クリーンで公正な区政っていうのは実現できないというのが、この間の議員さんの起訴だったり、そういうのを見ていて思うんですが、いかがですか。
(区長)
私自身が議会サイドから聞いているのは、議会サイドもその重松さんのXで、詳細を知ったっていうふうに聞いていますので、そこのところは、議会サイドとして、それを重松さんのXで知ったっていうことで、お話はいただいています。それ以前にどうだったかっていうのは私のほうではわからないので。
ふるさと納税について
(時事通信・高野)
前回の会見の質問の内容とかぶってしまうかもしれないんですけども、ふるさと納税に関して、先日の総務省の発表によりますと、2023年度のふるさと納税の寄付総額は1兆1,175億円と、とうとう1兆円を突破しました。一方で、ふるさと納税に伴う住民税の控除額、いわゆる流出額が、東京都では1,899億円と全国で最多となりました。23区では、国に対して制度の見直しを求める要望も行っていると思いますが、改めて制度の問題点も含めまして、今回の総務省の発表に対して、何か受け止めがありましたら、お聞かせください。
(区長)
ふるさとを応援したいっていうその気持ちを、そういった形にするっていう本来の趣旨を否定するものではないんですが、先日小池知事も記者会見で答えられていたかと思うんですけれども、やはり、国全体で1兆円、そして江東区でも50億円を超える税金が流出をしているっていう現状を見ると、で、かつ流出した税額が、例えばその100%相手方の自治体に入るというわけではなく、かなりの部分が事務手続き等で、本来あるべき税として使われないっていう、制度上の問題ですね。もうさすがに、言ってしまえば看過できない領域に来ているんではないかなと、個人的には思います。やはり本来はそこに住んでいらっしゃる方の税金で、その地域に必要なインフラ等を整備していく、福祉を進めていくっていうところがありますので、そういった制度の本来の趣旨を考えると、今のあり方は江東区から見れば、問題があるのではないかと思います。
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