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報道発表資料
発表日:2024年3月1日
区は、区民などからの手続き等に関する問い合わせに対し、AI(人工知能)が対話形式で自動応答する「AIチャットボットサービス」について、本日3月1日(金曜日)から本運用を開始します。
(AIチャットボットの質問画面(写真下))
区では、区民の利便性向上と行政事務の効率化を図るため、昨年10月から、24時間365日応答可能なAIチャットボットを導入。区公式ホームページに搭載し、住民異動や戸籍に関する手続き、マイナンバー制度、税金など、特に問い合わせが多い業務に限定して、試行運用を始めました。
その後の調査の結果、導入から今年1月までで、AIチャットボットの利用者数は約3,500人に上っていたことが判明。業務時間外の会話数は全体の約3割を占め、閉庁日の問い合わせはおよそ1,700件と、非常に高いニーズがあることがわかりました。
AIチャットボットの活用継続により、職員が回答状況を分析し回答精度を向上させることで、より適切な応答が可能になるほか、職員の対応時間を年間約750時間削減することにもつながると見込まれています。
AIチャットボットの本運用に携わった担当者は、この調査結果について、「閉庁日や閉庁時間の問い合わせに対し一定程度の回答を案内できている(返答率は88パーセント)ことは区民サービスの向上の観点から非常に評価できる」とコメント。
本運用については、「AIの回答案の募集と精査に苦労したが、転出入などで全庁的に問い合わせが増える3月に本運用を開始できてよかった。ぜひ多くの方に利用してもらいたい」と話しました。
本日からの本運用では、区公式ホームページの全ページにAIチャットボットが表示されるほか、区公式ライン(LINE)のトーク画面下部のメニュー画面からも利用できるようになり、今後、FAQも随時追加され、ますます便利になる予定です。
江東区AIチャットボット
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