ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > 再生可能エネルギーの普及・促進 > 若洲風力発電施設 > 施設案内
ここから本文です。
更新日:2024年8月1日
※若洲風力発電施設は老朽化に伴い令和6年8月より撤去工事に着手します。
なお、若洲公園は利用可能です。
今後の予定
周囲立入禁止処置:8月上旬~12月
風力発電施設撤去工事:9月~11月下旬
園内復旧工事:11月下旬~12月
大きさ
この風車は、タワーの高さが60m、ひとつのブレード(羽)の長さが40mあり、合わせて100mの高さになります。
タワー上部のブレードが取り付けられている箱のことをナセルといい、発電に必要な機械が入っています。
ナセル内部
ブレードから伝わった回転のパワーは、増速機を通して高速回転化され、発電機で電気に変換されます。
ナセルには、風速や風向を測定する装置や、風の向きに合わせて風車の向きを変える装置なども入っています。
主な仕様
メーカ |
ノルデックス社(ドイツ) |
---|---|
定格(最大)出力 |
1,950kW |
年間想定発電量 |
270万kWh |
高さ |
100m |
ブレード(翼)の長さ |
40m |
発電し始める風速(カットイン風速) |
毎秒4m/s |
定格出力で発電する風速 |
風速12~25m/s |
風速25m/s(カットアウト風速)以上になると安全のため風車は自動的に止まります。
江東区は海に面し、特に若洲公園は年平均5.7m/sの風がふいていることから、風力発電には比較的適しています。
そのため、地球環境問題を考えるための、環境配慮のシンボルとして、風車を建設しました。
風のエネルギーで電気が生み出される姿を観察することで、自然エネルギーの可能性を感じてみてください。
風車イメージ
風や太陽などの自然エネルギーは、発電時に温室効果ガスであるCO2を排出せず、半永久的に利用できる理想的な資源といえます。
しかし、風はふかないことがありますし、太陽は空が曇って出ないことがあります。そのため、エネルギーの安定供給のためには、燃焼時にCO2を放出する化石燃料の補助は必要不可欠です。
これからの地球環境を守り、限りある資源を大切に使うために、私たちはどうしたらよいのか、一緒に考えてみませんか。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください