「新しい認知症観」をご存知ですか
令和6年1月認知症に関する初の法律「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立
令和6年1月1日「共生社会を推進するための認知症基本法」という認知症に関する法律が初めて施行されました。
認知症基本法では、厚生労働省が令和元年6月に公表した「認知症施策推進大綱」の共生と予防を車の両輪として実施していくとしたものから、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症の人もそうでない人も、国民一人ひとりがその個性と能力を十分に発揮し支え合いながら、共生する社会を目指すことが大きな目的となりました。
認知症は特別な病気ではありません、長生きすれば誰もが(若年性アルツハイマー型認知症では30代で発症される方もいます)なる可能性のある身近な脳の病気です。
認知症を他人事と思わず自分事として考えることが大切です。
認知症の人が、認知症とともに自分らしく生きていくことができる社会を作るためには、周囲の人の理解と、温かな見守りや支援が大切になってきます。
新しい認知症観とは
認知症になったら何もできなくなるものではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間と繋がりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができるという考え方です。

認知症の人は2040年には584万人、「前段階」を含めると3人に1人
令和6年5月8日厚生労働省は『2040年には65歳以上の高齢者のうち、およそ3人に1人は認知症かその前段階の軽度認知障害(MCI)になる』という推計を公表しています。私たち一人一人が認知症を「自分ごと」として理解する必要があります。認知症になってからも、本人の意思が尊重され、住み慣れた環境で自分らしく暮らし続けることができるよう、認知症や認知症の本人についての理解を深めることが大切です。
※軽度認知障害(MCI)とは、記憶力低下などの症状があっても、家事や買い物など日常生活では支障が出ていない状態を指します。認知症になる手前で、そのままの生活を続けると認知症に移行しやすく、認知症予防の取り組みを行うと健康な状態へ戻る可能性もある状態のことです。
認知症サポーターになりませんか
認知症サポーターは何か特別なことをする人ではありません。認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」です。認知症サポーターを養成することで、認知症になっても安心して暮らせるまちを皆でつくることを目指しています。
認知症サポーター養成講座で得た知識を生かし、近所で気になることがあればさりげなく見守る、困っている人がいたら声掛けすることも立派な活動の一つです。自分のできる範囲で、できることをすることが大切です。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
