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更新日:2017年1月19日

区長と話そう!こうと~く 平成23年12月13日実施

  • 日時
    平成23年12月13日(火曜日)16時~17時
  • 会場
    防災センター4階
  • 参加者
    シーサイドマラソンボランティア参加者(深川高校1年生)
    中野 彩弓さん
    林 祥子さん
    八城 真奈美さん
    鶴巻 カンナさん
  • テーマ
    シーサイドマラソンボランティア
  • 区側出席者
    区長、スポーツ振興課長、広報広聴課長
  • 概要
    以下のとおり

深川高校の生徒さんに参加していただきました

深川高校の生徒さんに参加していただきました

1 区長あいさつ

皆さんこんにちは。今日は「区長と話そう!こうと~く」に出席いただきありがとうございます。
これまでは割と大人が多かったですが、高校生はめったにないので、新鮮な感覚でいます。こうして出てくれたことをうれしく思います。
シーサイドマラソンのボランティアをやっていただきありがとうございます。色々な話を聞かせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

2 スポーツボランティアに参加した理由

【区長】
シーサイドマラソンでボランティアをしてくれてありがとうございます。ボランティアについてどこで聞いたの、何で知って出ようと思ったのですか。
【中野さん】
学校の壁に紙が貼ってあって。「ボランティア募集中」とあって、そこに江東シーサイドマラソンとあったので参加しました。
【区長】
何人ぐらいが参加してくれたのですか。
【林さん】
全学年で70人くらいです。
【区長】
70人も出てくれたのですね、ありがとうございます。どんなことをしたのですか。
【八城さん】
給水活動をさせていただきました。
【区長】
途中の給水所の。70人がみんなバラバラに行ったんですね。
街の人とか皆さんとかそういった人がお手伝いしてくれて、シーサイドマラソンが成り立っています。ボランティアがいなければ到底できない。そういった意味では、ボランティアに出てくれたことはものすごくうれしいことですから、区長としてお礼申し上げます。
鶴巻さんは大変でしたか。どんな感じでした。
【鶴巻さん】
最初は大変ではなかったです、人数が少なくて。集団で走ってくる人が増えるにつれて、とても大変になりました。
【中野さん】
水をこぼしていったりする人がいるので、片付けも大変でした。
【区長】
そういうごみもあなた方が回収するのですね。
林さんはどの辺りでやっていたのですか。
【林さん】
私は、7キロ地点で給水をしていました。
【八城さん】
私も、7キロ地点でやりました。
【鶴巻さん】
京葉線の橋の下で。16キロ地点のところでやりました。みんな疲れているので、たくさんの人が水を持っていきます。ですから、とても大変でした。

3 参加してよかったこと

【区長】
やってみてどうでしたか。
【中野さん】
今まで参加したボランティアは、あまり何かを急いでやるという仕事が少なかったんですけど、今回ランナーさんが早く来るということで、ランナーさん自身タイムを気にしていて、時間との勝負というのもあって、いい勉強になりました。
【林さん】
水を渡したときに「ありがとう」とか、「頑張って」と応援すると「ありがとう」って言ってもらうことで、すごくやりがいを感じました。
【八城さん】
マラソンなのでランナーの方が目立ちますけど、ランナーの方が気持ちよく走れるのは、係の方やボランティアの存在なんだと知ることが出来てよかったです。
【鶴巻さん】
ランナーさんの方が疲れているはずなのに、「頑張って、ありがとう」と言われるとうれしくて、逆にこちらが元気付けられました。

4 実際にボランティアをしてみて…

【区長】
シーサイドマラソンのボランティアは初めてだと思いますが、最初イメージしていたのと実際にやってみて違いはありましたか。
【中野さん】
最初、ボランティアの募集の紙には給水活動と書いてあったので、もっとゆったり水を注ぐ感じでいいのかなと思っていたんですけど、参加者が多くて水もその分必要になって、思ったより忙しくて大変でした。意外と力仕事も多くて、腕が筋肉痛になりました。
【区長】
すみませんでした。林さんはどうでしたか。
【林さん】
水を注いで渡すだけの単純な作業かなと思っていたんですけど、水を運んだりテーブルを出したり、色々と大変でした。
【八城さん】
私も水をコップに入れて、ランナーの方に渡すだけかなと思っていたら、渡すときにランナーの方が「ありがとう」と言ってくれるので、すごくやりがいを感じる仕事だなと思いました。
【区長】
そうだよね。「ありがとう」って言われるとうれしいよね。
【鶴巻さん】
八城さんと一緒なんですけど、最初は退屈かなと思ったんです、水をあげるだけの。でも、逆にこちらが元気付けられたりしたので、いい仕事だなと思いました。
【区長】
またやりたいと思った、もうやりたくないと思った。
【鶴巻さん】
やりたいです。

5 これまでのボランティア活動歴

【区長】
他に皆さんがボランティアで活動したことはありますか。
【中野さん】
私は中学生の頃、ボランティア部というのがあってそれに入っていました。そのときは福祉施設とか児童館とかに行っていたんですけど、今回のマラソンとか運動系のボランティアは初めてでした。
【区長】
誰か言っていたよね。急いでやるというのは、福祉施設やこどもさん相手では急ぐことないもんね。

これまでにも様々なボランティア活動をされています

これまでにも様々なボランティア活動をされています

【林さん】
私は公園の清掃活動を。草を刈ったり、ごみを拾ったりしていました。地元の中学校時代です。
【区長】
学校でやっていたの。
【林さん】
個人でやっていました。
【区長】
自分で進んでやっていたんだ、偉いね。
【八城さん】
自転車が盗難されないように札を貼ったりするボランティアがあって、それに参加していました。地元の中学校時代です。
【区長】
それは大変だね。怒られるときもあるでしょう。余計なことをするな、とか。
【八城さん】
私は会ったことはないんですけど、それでも人のためになったらいいな、と思ってやっています。
【鶴巻さん】
いま、南陽小学校で勉強を教えています。
放課後に、チャレンジスクールという宿題をやったりする時間があるんですけど、そこへ行って小学生の宿題を手伝っています。
【区長】
どうですか、こどもたちを教えてみて。
【鶴巻さん】
頭を使います。こちらが教えるので、どうやったら理解してくれるんだろうと考えるので、すごく頭を使います。
【区長】
シーサイドマラソンだけではなく、鶴巻さんのように学校に行ってこども達に勉強を教えてくれたりするのは、いい仕事をしてくれていると思うけど、ボランティアというのはどうなんだろう、高校1年生が率先してやってくれるのは。全体的に見ると、そんなに多くないと思うんだよね。その中でこうやって手を挙げてくれる、手伝おうと思うことはすごく大切なことで、そこで得た経験というのは色々な意味でプラスになっていくと思います。だから今回、シーサイドで得た経験を今後どういう風に君たちが活かせていくかだよね。
僕は、昔東京でオリンピックがあったとき、そのとき選手村の食堂で給仕をやっていた。そのときの経験が今の自分に活きている。だからボランティアというのは、その人の一生にとってもすごく大きな影響を与えていると思います。

6 高校生活で充実していること

【区長】
学校では部活、勉強、友達とのおしゃべりとか色々あると思いますけど、高校1年生でいま面白いな、楽しいな、というのは何ですか。
【中野さん】
部活(吹奏楽部)が週6日から7日間あるんですけど、行事とかが近いとほぼ毎日で、休みもなしで。ただ、努力した分だけ演奏がうまくなったりするので、高校生活で充実しているのは部活です。
【林さん】
友達と一緒に話しをすることです。気軽に大事な話し、真剣な話しや、面白い冗談交じりの話しなど、色々な話しをすることが楽しいです。
【八城さん】
私も友達と話しているときがすごく好きで、友達には悩みとかを相談できるので、すごく大切です。
【区長】
部活はどう?面白い?
【八城さん】
(クッキング部)すごく楽しいです。
【区長】
どんなものを作るの?
【八城さん】
スイートポテトとかかぼちゃのケーキを作りました。
【区長】
部員は何人くらいいるの?
【八城さん】
30人くらいいます。男の子も6人くらいいます。
【区長】
ガーデニング部はどう?
【鶴巻さん】
とても楽しいです。人数は少ないですけど、だから面白いです。
【区長】
部員は何人くらいいるの?
【鶴巻さん】
発足したばかりなので、まだ部員は5人くらいです。
【区長】
何でガーデニング部なの?あなた方が作ったの?
【鶴巻さん】
最初は同好会だったんですけど、部員が5人になると部活になれるということで、私たち1年生が入って部活になりました。
【区長】
5人になると部になるわけ。普段はどんな活動をしているの?
【鶴巻さん】
週に2回活動していて、水遣りは毎日やっています。正門の前にお花を植えて鮮やかにしたり、最近はジャガイモを収穫して食べたりしました。
【区長】
花や緑は、人の心を和ませてくれて、きれいにもなるし、とてもいいことだと思います。学校中、花にしちゃうとか、こんなきれいないい学校はないよね。
江東区は、「CITY IN THE GREEN」といって、「緑の中の街」を作ろうというのが僕の夢です。できるだけ木を増やして、花を増やしたい。マンションなどの窓辺に、全部の家庭に花があったらすごいことですよね。そういうのを夢見ている。だから、ガーデニング部に協力してもらって、教えてもらうといいな。

7 将来の目標

【区長】
勉強はどうですか。面白い?
【鶴巻さん】
楽しいです。私は、外国語コースなんですけど、英語を勉強しに深川高校に入ったので、重点的に勉強できるコースは、自分のためになっているなと思っています。
【区長】
英語上手になって、将来何になりたいの?
【鶴巻さん】
グランドスタッフ(注)になりたいと思います。
(注)グランドスタッフ…空港で働く航空会社の地上勤務職員
【区長】
なるほどね。
僕もたまに外国に行くけど、そうすると、高校の時にもっと英語をやっておけばよかったと思いますよ。ちょっとした会話はまあまあ何とか出来ちゃうけど、何で中学、高校の時に英語をもっとやっておかなかったかなと思います。
一生懸命やれば、絶対得するよ、将来。
【八城さん】
編集者になりたいと思っています。雑誌とか文庫本の編集者になりたいです。
【区長】
ファッション雑誌とか、旅行雑誌とか、料理関係の雑誌というのはかなり売れているらしいけれど、その中だったら何を選びますか。
【八城さん】
ファッション雑誌とか楽しそうだなと思います。
【林さん】
昔からこども達の世話が好きで、保育士になりたいなと思っています。
【区長】
いい仕事ですよ、保育士というのは。こどもの面倒を見て、こどもをいい子に育てるというのは、素晴らしいことだと思います。小さいときに、愛情をたくさん受けた子は、きっといい子になるからね。そういう育てる側に立つというのはいいですね。試験大変らしいから、いっぱい勉強しないと。
【中野さん】
いまは、介助犬トレーナーになりたいと思っています。全国にまだ30頭から40頭ぐらいしかいなくて、まだマイナーな職業なんですけど。元々犬が大好きなんで、福祉の仕事と犬の仕事を両立できるような仕事に就ければいいなと思っています。
【区長】
介助犬を育てるというのは大変らしいけど、夢を持つことはいいことだから。そこに向かって頑張って。
皆さんが目標を持っているようで、すごくいいことだと思います。目標がないと駄目。何か目標を持ったほうがいいです。

8 江東区の印象

【区長】
1年近く江東区の深川高校に通って、外から見た江東区ってどんな感じですか。
【鶴巻さん】
緑が多いなと思いました。木場公園もそうなんですけど、区役所の周りは緑が多いなと思いました。
【八城さん】
少し歩道が狭いように感じています。人と人とが接触してしまったりしていたので、ちょっと歩きづらいかなと思いました。
【区長】
深高の前は狭いですね。いま、深川高校の前の歩道も前よりは広くなる準備をしているから。
【中野さん】
私はシーサイドマラソンに出てみて、私たちのグループを担当してくださった方が、ランナーさんの中に何人か知り合いがいたみたいで、「頑張って」とかハイタッチしたり、「今日は焼き鳥奢るよ」みたいなことを言っていたんですよ。そういうのを見て、近所の人との繋がりが深い街なのかなと。
【林さん】
私もシーサイドマラソンで思ったことなんですけど、ハイタッチをしたり、声かけを「頑張って」とかしているのを見て、人々との交流が盛んで、明るい街なのかなと思いました。
【区長】
なるほどね。まあ下町だから、みんなそういうところがあるんですよ。

9 区長から参加者の皆さんへ

【区長】
部活もボランティアも、一生懸命頑張ってくださいね。また、区でシーサイドマラソンやその他にもたくさんイベントがあるから、そういったときに手伝っていただけたらと思っています。
「2020年オリンピックを東京に!」と運動しているんですけど、もしオリンピックが来たら、ものすごい数のボランティアが必要になります。例えば、選手の誘導をお手伝いしたり、あるいはスタンドのお掃除をしたり、切符のもぎりをしたり、ボランティアが必要になるから。
みんなで力を合わせてボランティアをやるということは、オリンピックにしても、どんなイベントにしても必要なんで、そういう気持ちを君たちが後輩に伝えてもらえると、色々なところでその輪が広がっていくと思うんだよね。優しい心、思いやりの心をボランティアはみんな持っているからね。
これからも、ボランティアを頑張ってください。今日はありがとうございました。

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政策経営部 広報広聴課 広聴相談係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2364

ファックス:03-3647-9635

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