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更新日:2023年5月28日

区政最前線~区長室から~令和2年6月

地域医療を守り支えるために

 4月7日の「緊急事態宣言」発令以来、区民の皆様には、不要不急の外出や営業の自粛・休業など多大なご協力をいただき本当にありがとうございます。

 また、医療従事者や福祉施設、スーパー等、最前線で社会を支えている方々には、心より敬意を表し、感謝を申し上げます。

 5月23日現在、江東区における感染者数は、221人となっており、未だ感染者の発生は続いています。本区では、今後の感染拡大に備えるため、区医師会との連携による「新型コロナウイルスPCRセンター」を設置し、検体採取の件数を増やし、適切な治療・感染拡大防止への強化を図りました。

 一方で陽性者の入院先の確保が、目下の課題となっています。

 感染患者を受け入れる病院では、院内感染を防ぐための動線・設備の変更が必要なほか、患者収容のため、居室の定員数の縮小等、病院の運営体制がひっ迫し、「地域医療の崩壊」に陥りかねない状況となっています。

 医療崩壊を食い止める施策は、本来国や都の役割です。しかし、私は現下の状況を鑑み、区民が安心して適切な医療を受けられるよう、医療機関への必要な支援を早急に補正予算として提案し、可決をいただきました。

 今後も長期戦の様相を呈してきた、このコロナ禍に対してスピード感を持って立ち向かっていきます。

 最後に、いま日本各地でり患者やその家族への批判や、医療従事者への差別など、大変由々しき事がおきています。

 憎むべきは「ウイルス」であり、「人」ではないということを改めてご理解いただき、区民の皆さんの力を合わせて、この難局を乗り切っていきましょう。

 

 

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 広報係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2299

ファックス:03-5634-7538

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