区政最前線～区長室から～平成24年2月

祝・新成人　感謝できる人そして感謝される人になってください

区の未来を担うであろう新成人が今年もたくさん生まれました

１月９日、澄み渡る晴天の下、色とりどりの振袖や羽織袴、ダークスーツ姿の若者達がティアラこうとうで開催された成人式に参加してくれました。区内の新成人は３、３６０人、内、参加者は２、２８５人で、晴れやかな式典となりました。
新成人のご家族の皆様にもお祝い申し上げます。ここまで立派に育てられた保護者の皆様に深く敬意を表したいと思います。
私は式典で「若さの特権は、やり直しがきくことです。新成人の皆さんには、失敗を恐れずどんどん挑戦して、無限の可能性を発揮し、ご自身の夢や希望を実現されるよう期待しています」と申し上げ、また、「昨年の東日本大震災で感じたであろう家族の「絆」、互いに助け合う「共助」の大切さをいつまでも忘れないで欲しい」とあいさつをいたしました。
新成人には、大人の自覚を促しながらも、失敗した時には立ち直れるよう見守っていきたいと思います。「絆」は若者に安心感を与えると同時に、感謝の心を育むと思っています。「共助」では、自分も感謝される存在になれることを知ることでしょう。
感謝できる心を持ち、感謝される行動がとれる大人になって欲しいと願っております。
ふと、私自身を振り返った時「自分は模範となるような大人になっているかな」と自問自答しました。若者達が夢や希望を抱くには、私たち大人の在りようも大切でしょう。成人式は、新成人を祝うだけではなく、「大人の振る舞い」について、大人も考える日なのかもしれません。
若者達が「ふるさと江東」の地で、夢や希望を抱き、本区を誇りに思えるよう、私も日々努力してまいります。