○江東区立図書館利用者の個人情報保護に関する運用方針

平成9年8月22日

江教東雲図発第15号

教育長決裁

(目的)

第1条 この運用方針は、江東区立図書館(以下「図書館」という。)に所属する職員及び図書館において個人情報を取扱う業務に従事する者が、生涯学習機関としての図書館業務を遂行するに当たり、図書館を利用する者(以下「利用者」という。)の個人情報を保護することを目的とする。

(定義)

第2条 この運用方針において「個人情報」とは、利用者個人に関する情報であって、次の各号に掲げるものをいう。

(1) 利用者情報(氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先その他個人に関する情報をいう。)

(2) 利用情報(コメント、レファレンス記録及び予約を含む貸出状況をいう。)

(運用)

第3条 本方針は、図書館の自由に関する宣言(昭和54年5月30日日本図書館協会総会決議)、貸出業務へのコンピュータ導入に伴う個人情報の保護に関する基準(昭和59年5月25日日本図書館協会総会採択)、江東区個人情報保護条例(平成10年3月江東区条例第10号。以下「条例」という。)江東区立図書館利用登録情報削除取扱要綱(平成31年4月1日江教図第829号)江東区情報セキュリティ対策基準(平成28年2月5日27江政情第861号)及び江東区立図書館情報セキュリティ実施手順に基づき運用する。

2 図書館は、利用者の個人情報を本方針に基づき厳格に管理し、図書館業務以外に利用しない。

3 図書館は、利用者本人又は本人の代理人が請求した場合に限り、本人が提出した資料及び個人情報を開示、訂正及び削除することができるものとする。

4 図書館は、本方針を利用者に広く知らせ、理解及び協力を得るものとする。

(コンピュータシステム及び帳票類の管理)

第4条 図書館は、コンピュータシステム及び帳票類を適正に管理するため、次の各号に掲げる措置を講ずる。

(1) コンピュータシステムの管理者を図書館内に置き、当該コンピュータシステムは、原則として図書館のコンピュータシステム以外の他のシステムと連携しない。

(2) 利用者コードは図書館独自のものとし、住民基本台帳番号等他のコードを利用又は連結しない。

(3) 図書館利用に関する個人情報の記載された帳票類は、事務処理後、情報漏れのないよう速やかに廃棄し、保存を必要とするものにあっては、期間を定め、適切に管理する。

江東区立図書館利用者の個人情報保護に関する運用方針

平成9年8月22日 江教東雲図発第15号

(平成31年4月1日施行)

体系情報
第2編 生活情報/第3章 生涯学習・文化/第4節 図書館
沿革情報
平成9年8月22日 江教東雲図発第15号
平成31年4月1日 江教図第793号