(目的)

第1条　この要綱は、心身障害者の日常生活に供される自動車又は軽自動車(以下「自動車」という。)の運行に必要な燃料費の一部を助成することにより、心身障害者の生活の利便及び生活圏の拡大を図り、その福祉の増進に資することを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において「心身障害者」とは、次の各号のいずれかに該当する者をいう。

(助成対象者)

第3条　この要綱により助成を受けることができる者は、江東区内に住所を有する在宅の心身障害者であって、本人又は心身障害者と生計を一にする者が、当該心身障害者の日常生活に供するために所有する自動車が次の各号のいずれかに該当するものとする。ただし、江東区福祉タクシー事業実施要綱(昭和55年4月1日江厚福発第5号)により福祉タクシー券を交付されている月について重複して助成を申請することはできない。

(助成金の額)

第4条　助成金の額は、月を単位とした実費額とし、1月につき3,650円を限度額とする。

(資格認定)

第5条　助成を受けようとする者は、江東区心身障害者自動車燃料費助成資格認定申請書(別記第1号様式。以下「申請書」という。)に、次に掲げる書類を添えて申請するものとする。

(認定通知)

第6条　区長は、前条の申請書を調査し、第3条に定める要件に該当すると認めたときは、助成期間を定めて江東区心身障害者自動車燃料費助成資格認定通知書(別記第2号様式)により、該当しないと認めたときは、江東区心身障害者自動車燃料費助成資格非認定通知書(別記第3号様式)により、申請者に通知する。

(助成期間)

第7条　助成期間は、申請書を提出した日の属する月から当該年度内とする。ただし、前年度末日時点において認定を受けていた者については、申請書を提出した日の属する年度の当初から当該年度内までを助成期間とする。

(助成金の請求)

第8条　第6条の規定により助成資格の認定を受けた者(以下「利用者」という。)は、自動車燃料費の助成を受けようとするときは、江東区心身障害者自動車燃料費助成金請求書(別記第4号様式)に、燃料購入を証する領収書を添えて請求するものとする。

(助成金の交付)

第9条　区長は、前条の請求を受けたときは内容を審査し、年4回の範囲内で助成金を交付する。

(助成資格の消滅)

第10条　助成資格は、利用者が次の各号のいずれかに該当したときに消滅する。

(届出)

第11条　利用者は、次の各号のいずれかに掲げる事由が生じたときは、江東区心身障害者自動車燃料費助成異動(消滅)届(別記第5号様式)により、速やかに区長に届け出るものとする。

(助成金の返還)

第12条　区長は、偽りその他不正な手段により助成金の交付を受けた者があるときは、助成金の返還を命じなければならない。

(委任)

第13条　この要綱に定めるもののほか、事業の実施に関し必要な事項は、障害福祉部長が別に定める。