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更新日:2023年9月19日

定例記者会見 令和5年9月13日分

 どうも皆さんこんにちは。本日は、また残暑厳しい折、記者会見にご参加くださいまして、誠にありがとうございます。

 9月でございます。本区は今、環境検定というものを実施しておりまして、職員挙げて参加するようにというところで行っております。現在のところ、1,000名程、すでに江東区の中で、環境検定に、ご参加いただいたと聞いております。

 また、『そなエールギフト』(防災カタログギフト)も9月30日が締め切りでございます。まだの方には、ぜひお申込みいただきたいと思います。

薄い青のジャケットを羽織り、演台で笑顔を浮かべて報道陣に挨拶する木村区長

<定例記者会見で説明する木村区長>

新型コロナワクチンの秋接種について

 今月の20日より、生後6ヶ月以上の方を対象としたオミクロン株の「XBB」対応型のワクチン接種が開始されます。

 本区でも、個別接種会場である医療機関においては、9月20日から、集団接種会場であります、区内のスポーツ施設においては、9月23日から接種を開始いたします。

コロナワクチン秋接種の使用ワクチン、スケジュール、接種対象者などが掲載されている画像

 本区では、これまでの接種において、一部の高齢者に対してあらかじめ接種会場や日時を指定した状態で接種券を発送してまいりましたが、本年の5月から開始いたしました春接種においては、この対象の方48,500名のうち75パーセント以上の方に指定通り接種をしていただくことができました。区民の皆さんのご協力のおかげで、スムーズな接種を行うことができました。こうして接種率の向上にもつながっておりますこと、感謝を申し上げます。

 今回の接種では、集団接種会場をこれまでの6会場から2会場に変更いたしますが、この事前指定はもちろん、これまで独自で行ってまいりました、「集団接種会場から帰宅する際のタクシー料金補助」や「寝たきりの方などの自宅に訪問しての接種」などを継続し、今回も接種を希望する方が速やかに接種できる体制を整えてまいります。

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に変更されてからはコロナ関係の報道は少なくなりましたが、今も感染者は増加しておりますので、区民一人ひとりが感染対策を取りながら、ワクチン接種もご検討いただきますようお願いを申し上げます。

補正予算における対応について

 本区では、区民ニーズや喫緊の行政課題に対応するため、これまでも迅速に対応してまいりましたが、引き続き、子育て支援策の拡充や、物価高騰を受けた経済対策を適切に講じて、区民生活を支えるため、新たな補正予算を編成いたしました。

補正予算の編成背景についてまとめられた画像。中央に「子育て支援の拡充」「物価高騰対策」「区民の生活を支える」と記載。

 主な取り組みの1点目として、「こどもまんなか江東区」実現へ向けた取り組みです。ベビーシッター利用料の補助や、こどもの安全確保に向けた対策の強化、さらに、区立保育園等における登降園システムを導入し、ICTの利活用による保護者の方や職員の負担軽減を図ってまいります。加えて、医療的ケア児等の支援体制の拡充を行ってまいります。そして、公立の特別支援学校へ通っているお子さんの給食費を、この度、無償化となります区立の小学校・中学校・義務教育学校に通っているお子さんと同様に、10月から、給食費の無償化をスタートいたします。

 2点目として、災害時の対策の強化です。避難所などに、新たに防災授乳服の配備や携帯用のトイレを追加配備いたします。23区初となる、防災授乳服の配備により、避難所において、乳児と母親が安心して避難できる環境の整備を図ってまいります。

「こどもまんなか江東区」実現への取組と「災害対策強化」への取組の主要事業、補正予算額が掲載された画像

 3点目は、物価高騰への取り組みです。高齢介護・障害福祉サービス事業所や子育て施設等への運営費の支援、自動車運送業者への支援を実施してまいります。

 そのほか、新庁舎建設基本構想策定に向けた準備や広報戦略の策定、会計年度任用職員のスキルアップ、新交通システム導入に向けた区民ニーズ調査に係る経費などを計上し、補正予算額は、58億1,900万円余となっており、第3回区議会定例会において審議をお願いするものです。

物価高騰への取組、その他の取組の主要事業や補正予算額がまとめられた画像

 本区では、区民の安全・安心を守るため、国や都と連携し、様々な課題に対して、迅速かつ適切に対応し、「もっと良くなる江東区」をキャッチフレーズに、わくわくするまちづくりを行ってまいります。

質疑応答

1.防災授乳服配備についての質問

【記者】(東京ベイネットワーク・宮田)

 「23区で初めて」ということで、防災授乳服を配備するというお話でしたが、こちらの配備の必要性について、区長のお考えを教えていただければと思います。

【区長】

 本区では、防災用に、粉ミルクから液体ミルク、乳児用液体ミルクを備えていくことを進めてまいりましたが、母乳を安心して赤ちゃんに与えることができるためにも、これよく別室を用意すべきというような意見もあるのですが、実際にそういった避難所という、日常ではない空間の中で、性暴力の被害等も報告されているところでございます。それでしたら、皆の前で、安全な場所で安心して授乳できる、赤ちゃんとそのお母さん、母子をきちんとお守りすることができるのではないかと考え、乳児用液体ミルクに加えて、この防災授乳服を導入することといたしました。

 

2.公立の特別支援学校に通学する児童の給食費補助についての質問

【記者】(東京新聞・井上)

 一応確認ですが、これは江東区内にある特別支援学校に対しての補助なのか、それとも恐らくですけど、江東区在住の方で、区外の方等の、都立、また公立特別支援学校に通っている方への補助なのか確認させてください。

 加えて、これが実質無償化と言えるのか。また、こういった補助に踏み切った理由について、各会派から、こういった無償化に関する要望、また保護者の有志の会からの要望等もあったと思うのですけれども、これに踏み切った思い等についてお聞かせください。

【区長】

 この10月から区立の小中学校・義務教育学校で給食の無償化がスタートするにあたりまして、先程お話にもありました、特別支援学校に通うお子さんを持つ保護者の有志の皆さん、また、区議会の会派の皆さんから、こういったご要望をいただいておりました。

 そして、対象は、江東区民、江東区に住んでおられます方でございます。こちらは、やはり区立の学校に通うよりも、より専門性を持った特別支援学校に通っておられるというところを考慮いたしました。

【財政課長】

 財政課長の保谷と申します。対象については区長が申し上げた通りでございます。

 加えて、実質無償化なのかというご質問ですけれども、こちらについては実質無償化というかたちで考えているところでございます。

 今回、対象を拡充した中身としては、今、区長からもありましたけれども、教育委員会で、就学する時点で、就学相談を受けていただいおりますが、その中で専門家の意見等を踏まえ特別支援学校への進学を決定しているといった部分がございます。なかなか特別支援学校以外の選択が実質困難であったといった状況の方が該当するかたちになりますので、今回、対象を拡充して、実質無償化し、予算化をしたといったところです。

【区長】

 重ねて申しますが、やはり私は、住んでいるところによって、給食費が無償であったりなかったりというのは、違うと。本来であれば、国がすべきことであると考えております。その考えに変わりはありません。

 

3.新交通システム導入に向けた区民ニーズ調査についての質問

【記者】(日経新聞・森岡)

 新交通システムに向けた交通需要調査を実施とありますが、どういった地域に通し、どういった狙いのものを想定されているのか教えていただけますでしょうか。

【区長】

 地下鉄8号線の延伸の目途が立ってきた中で、これまで江東区の交通網というのは、ともすれば東西は充実をしていても、この縦の線がなかなかなかった部分があります。もちろんそれを、都バスがある程度補っていた部分もありますが、特に私の出身であります亀戸、城東地域におきましては、昔から、「LRT構想」というものがありまして、JR貨物線を使った、その議論については、8号線のことをとにかく優先的にということで、20年程議論をしておりませんでした。

 そこで、それから随分湾岸エリアの事情も変わってまいりました。こういったことも含めて、改めて「LRT構想」(正しくは、新交通システム導入)の議論を始める前の調査をまずしていきたい、というところであります。

 また、それ以外にも、例えばコミュニティバスや、グリーンスローモビリティ、他の、行政地区で行っているところもありますけれども、そういったことも含めて、これからのこの超高齢社会、また、障害のある方、赤ちゃんを連れた方、皆さんが動きやすいまちづくり。今のシルバーウィークというか、敬老の集いなどがございますけれども、行く場所があって、行く足があるというのが、私は健康づくりのやはり要な部分もあるかと思いますので、それも含めて新交通システムというところです。

【財政課長】

 今、区長からご説明があった通りになりますけれども、やはり、既存の交通網だけですとなかなか移動が制約される方、交通弱者と言われる方がいらっしゃいますので、今まで区として、全体の、そういったニーズ把握はしておりませんでしたので、今回、全区的なかたちでニーズ調査を行っていこうと予算計上をさせていただいているといったところになります。

 

4.新庁舎建設基本構想の策定に向けた準備についての質問

【記者】(日刊建設通信・黒田)

 新庁舎建設基本構想の策定に向けた準備開始とありますが、その目的と、いつ頃を目途に準備開始となるか、策定するかについて教えてください。

【区長】

 江東区役所は、すでに50年以上(正しくは50年)経った建物でありまして、いずれ新庁舎を建てなくては、やはりこの53万都市の区役所としての建物が期待されているところであります。そういったところを含めて、議論の段階をこれから踏むところでございます。

【企画課長】

 企画課長の大塚です。スケジュールですが、今、区長が申し上げた通り、この調査の、約50、51、2年(正しくは50年)経っているところです。大体、通常の公共施設ですと、60年から65年程度が使用の限界というか期限だろうと考えていますので、その位までに新庁舎建て替えが進むかたちで動いていきたいと考えております。

 具体的には、来年、ここまで令和2年度から、庁舎内において、区役所の内部で様々な検討、要は新庁舎を造るときにどのような視点が必要であるかということや、あるいは区民サービスなどをどのように考えていけばいいか議論をしてきておりまして。

 今後、これを外部の有識者や区民の代表、議会の代表に入っていただき、今度、基本構想を策定する段階に入っていきたいと考えておりますが、その前段階として、これまで内部的に調査してきたものを一定程度専門的な視点で調査をしていただくということで、今回コンサルタント会社への委託料を補正予算に計上しているところです。

 

5.仙台堀川公園周辺路線無電柱化工事の工期変更についての質問

【記者】(日刊建設通信・綾部)

 防災まちづくりに関して、仙台堀川公園周辺の無電柱化工事の工期変更とは、延長されたということですか。いつまで延長されたのでしょうか。

【財政課長】

 財政課長保谷でございます。今ご指摘いただいた通り、工期全体が少々遅れているというところもありますので、今、計上している令和5年度の部分は今回落としますけれども、翌年度、令和6年度以降に、しっかりと行っていくというかたちになるといったものでございます。

ベビーシッター利用支援事業の実施について

 この事業は、未就学児の保護者の方を対象に、東京都の認定ベビーシッター事業者の一時保育サービスを利用した際、その利用料の一部を補助するものです。東京都の補助制度に基づき、令和6年1月の事業開始を目指して、今回補正予算案を提出いたします。

 補助を受けるにあたり、区への事前申込みは不要です。一時保育の理由や、保育認定の有無は問いません。保護者のリフレッシュや、急な用事、病児保育など、あらゆる目的でご利用いただけます。

ベビーシッター利用支援事業の概要や対象者、補助金額上限などについてまとめられた画像

 対象者は、区内在住の0歳から6歳までの未就学児のお子さんを養育している保護者の方です。

 補助上限時間は、児童1人につき年度内144時間、多胎児の場合は288時間です。

 1時間当たりの補助上限金額は、午前7時から午後10時までの利用は2,500円、午後10時から午前7時までの利用は3,500円で、上限金額の範囲内で利用実績に応じて補助いたします。

 補助の対象は、「純然たる保育サービス」にかかった費用で、おむつ代や家事援助などの保育に付随する費用は対象外です。

ベビーシッター利用支援事業の利用方法や、事業開始までのスケジュールがまとめられた画像

 利用方法については、まず、東京都の認定ベビーシッター事業者を選んで、一時保育サービスを利用します。その際、ベビーシッター事業者から領収書等の必要書類を受け取り、区へ申請していただければ、補助金が保護者の口座に振り込まれます。

 今後のスケジュールについては、区議会第3回定例会へ補正予算案を提出し、可決されましたら、12月に事業の開始を区報やSNSなどでお知らせし、令和6年1月から申請を受け付ける予定です。

 江東区で子育てをされる多くの方に、一時保育サービスを気軽にご利用いただき、子育て中の皆さんの負担が少しでも軽減されるよう取り組んでまいります。

質疑応答

【記者】(読売新聞・大原)

 都の補助制度を活用されるということですが、都内ではこの取り組みは何番目というか、初めてなのかどうかという部分と、もし区の独自性みたいなものがありましたら教えてください。

【区長】

 令和5年6月の調査によりますと、今、15の区で実施中と聞いております。また令和6年度実施予定の区は、2区と伺っております。

【こども家庭支援課長】

 基本的には東京都の補助事業をそのままフルに活用していきますので、他の自治体とは大体似たようなかたちではありますが、他の区では、例えば、区民からの申請を受けるときに、事業者、江東区も、今度、事業者を委託するかたちで考えています。これは、5区程度で行っているのですが、そのように実施することで事務的にも、かなりの数の申請がなされても対応できますので、区民サービスにつながるのではないかと思っています。

 また、対象の方も、内容によっては東京都では対象にしているのですけれども、色々と事業者によってオプションサービスがありまして、そちらを対象外としている自治体もあるのですが、基本的には、江東区では、そのようなかたちもしますので、病児保育ですとか、そういったサービスを利用した場合も対象にするというところです。区独自というわけではないですが、そういったところではかなり手厚く対応していこうと思っております。

区立保育所における「おむつのサブスクリプションサービス」試行実施について

 現在、区立保育所では、保護者は名前を書いた紙おむつを持参する必要があり、保育所側においては、保護者に持参いただいたおむつを園児ごとに管理しており、双方の負担となっております。

 そこで、区立保育所28園において、保護者と保育所の双方の負担を軽減することを目的に、令和5年10月から11月までの2か月間、紙おむつやお尻拭きが定額で使い放題となる、「おむつのサブスクリプションサービス」を試行実施することとしました。

おむつのサブスクリプションサービスについて、概要、試行期間、対象者などがまとめられた画像

 区立保育所に在籍しサービスの利用を希望するご家庭を対象に実施し、試行実施期間中の利用料は無料となります。

 なお、試行実施期間終了後に、保護者及び職員に対してアンケートを行い、事業効果を検証の上、本格導入を検討してまいります。

質疑応答

【記者】(東京ベイネットワーク・宮田)

 試行実施を行うことにした理由を教えていただきたいです。

【区長】

 おむつのサブスクリプションサービスについては、先程もご説明した通り、保護者の方、また保育園側にとっても様々な負担があったことから、大変要望が高かったところでございます

【保育課長】

 保育課長の鳥井と申します。今、区長が申し上げた通りで、保護者の負担になっている。加えて、施設側の負担にもなっているという状況があったというところと、多くの自治体で結構サービスの導入が進んでいるという状況もあって、23区の中で調査したときも比較的検討が進んでいるという、そういった状況がうかがえました。

 そのような保護者の声や社会的背景などを踏まえて、本区としてもサービスの導入の検討を進めていきたいというところで、まずは試行導入ということで始めたいということで、今回公表させていただいたところでございます。

10月1日から「プラスチックの日」スタート!

 令和5年10月からプラスチックの分別方法が変わります。現在、「燃やすごみ」として出されている「製品プラスチック」を、資源として新たに回収します。

 これにあわせて、回収方法も変わります。週1回の「容器包装プラスチックの日」を「プラスチックの日」に変更し、「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」を一括回収いたします。

 これまで、プラスチックごみを容器包装プラスチックか、燃やすごみかで分別を悩まれている方が多かったのではないでしょうか。これからはまとめて「プラスチックの日」に出すだけですから、とても便利になると思います。

製品プラスチックと容器包装プラスチックの違いがまとめられ、また、プラスチックごみの回収方法変更についてまとめられた画像

 新たに回収する「製品プラスチック」の回収量は、推計で年間1,366トン、ごみ収集車683台分となります。回収したプラスチックは再商品化業者に引き渡し、リサイクルいたします。

 また、燃えるごみが減りますので、ごみ焼却時のCO2排出量、2,871トンの削減が期待されます。

製品プラスチックの回収に伴い生じる効果などについてまとめられた画像

 この取り組みを通じて、燃やすごみの減量と資源化量の増加につなげ、資源循環型社会の形成を促進するとともに、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする、「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指してまいります。

 また国際的な課題であります、プラスチックごみの問題の解決や、23区の課題であります、中央防波堤埋立処分場の延命化にも貢献をしてまいります。

手に製品プラスチックの例としてハンガーやタッパー、歯ブラシなどを持ち、報道陣に見せる木村区長

 プラスチックごみ(正しくは「製品プラスチック」)の例を持ってまいりました、プラスチックごみ(実物のハンガーやタッパー等を掲げて報道機関に見せながら)。このプラスチックのハンガー、また、このお弁当のタッパー等も、プラスチックごみとなりますので、どうぞ分別の方ご協力をお願い申し上げ、また、環境検定もぜひ皆さん、お受けいただけたらと思います。

AIチャットボットの導入について

 本区では、区民の利便性の向上と行政事務の効率化を図るため、AIやロボットによる自動処理などのICT技術を活用して、行政のデジタル化を進めております。

 この度、区民や事業者の方からのお問い合わせに対して、24時間365日、年中無休で対応できるように、江東区のホームページに、区政全般の一般的な質問に回答できるAIチャットボットを導入いたします。

行政のデジタル化、AIチャットボットの概要についてまとめられた画像

 パソコンやスマートフォンから、区のホームページにアクセスし、チャットボットを使って、ロボットと対話形式で操作していただくことで、利用者は知りたい情報にたどり着く仕組みになります。

 江東区では、イメージ図にもありますように、本区のキャラクター(正しくは観光キャラクター)のコトミちゃんとの対話形式で、ご質問に回答をしてまいります。

AIチャットボット搭載のイメージ図。区ホームページの片隅にいるコトミちゃんと対話するかたちになる

 また、利用者が回答にたどり着けなかったものについては、その情報を収集し、適宜、回答内容の改善を行い、品質の向上を図ってまいります。

 10月からは、まず、お問い合わせの多い、住民異動や戸籍に関する手続き、マイナンバー制度、税金等についての回答と、子育てや福祉などについての一般的な質問に回答いたします。

 令和6年3月からは、子育てや福祉などの回答内容の充実を図るとともに、江東区公式ライン(LINE)と連携し、ラインのメニューからも、AIチャットボットが利用できるようになります。どうぞご活用ください。

その他の質疑応答

1.千客万来施設についての質問

【記者】(日経新聞・森岡)

 豊洲市場の千客万来施設の名称が決まったということで、9月末に施設自体は竣工して、来年2月1日が開業にはなりますけれども、改めてそちらへの期待と、テナントリーシングの状況等について、ご存知のことがありましたら教えていただけますでしょうか。

【区長】

 はい。テナントの状況については、今、私はよくわからない。あまり正確なことは申し上げられないのですけれども、今回、そのようなかたちでスタートしていくことで、やっとこのコロナが5類になって、そして、外国の観光客の皆さん、インバウンドの色々なかたちで、ようやく日常が戻りつつある中で、この豊洲、多様なポテンシャルのある街の中で、そういった施設がにぎわい、活性化することを期待しております。

【政策経営部長】

 テナントは、今、事業者が鋭意募集をかけている状況です。目標の数値にはまだ届いてないと聞いていますけれども、区としても、できるだけ多くのテナントが入るように期待しているところです。

 

2.公職選挙法に関わる質問

【記者】(東京新聞・井上)

 8月4日の区文化センターの区長の会見をめぐっての質問です。広報広聴課長が部下に命じて会見場の設営撤去を行っておりました。区長は公務外だったという認識であるからこそ、文化センターでの会見に臨まれたと推察いたします。

 区民からの税金を木村区長の政治活動に使われた、地方自治法違反の疑いがあるとして住民監査請求が受理されました。会見の設営撤去は、区長は同課のノウハウがあったから、了承したとのことだったのですが、改めてなぜ了承したのかお聞かせください。

【区長】

 本件につきましては、私が個人的に向こうの、この場ではない場所で借りて実施をいたしました。それにあたって、私が指示をしたことは一切ありません。そして、本件につきましては、今、住民監査請求が出ているところでありますので、これ以上のお答えは控えさせていただきます。

【記者】(東京新聞・井上)

 本紙の質問に対しては、同課は「ノウハウがあったから」というような回答をいただいておりました。ただこのような法令に違反する可能性があって、そういったことに対して、法令順守をする立場である区長の意見というのは非常に重要なことですので、住民監査請求が行われているというのはあると思うのですけれども、一言いただけないでしょうか。

【区長】

 何に関してですか。

【記者】(東京新聞・井上)

 地方自治法違反の疑いがあることに関してです。

【区長】

 それも全て、今、監査がこれから行われるところでありますので、ここで申し上げることはありません。

【記者】(東京新聞・井上)

 わかりました。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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