ホーム > 区政情報 > 広報 > プレスルーム > 令和5年度 > 令和5年12月(プレスルーム) > 人権週間に「守ろう人権 講演とメッセージのつどい」を開催 (取材:12月7日)

ここから本文です。

プレスルーム

報道発表資料

発表日:2023年12月8日

人権週間に「守ろう人権 講演とメッセージのつどい」を開催(取材:12月7日)

“知らない自分”を知り、周囲の人の“ふつう”を理解する

 7日(木曜日)、江東区文化センター(東陽4)で、第75回目となる、人権尊重の普及・啓発行事「守ろう人権 講演とメッセージのつどい」が開催されました。

登壇し、来場者に向かって、挨拶を述べる大塚副区長。右手には山本区議会議長や、本多教育長などが、左手には江東地区人権委員たちが並ぶ

 区では、毎年12月4日から10日の人権週間に人権に関する講演やこどもたちによる作文・メッセージの発表を行う行事を開催し、人権の大切さの普及と啓発を行っています。

 区長職務代理者・大塚 善彦副区長、山本 香代子江東区議会議長からの挨拶の後、全国中学生人権作文コンテスト東京都大会の江東区代表に選ばれた、深川第七中学校1年生・青柳 杏奈(あおやぎ あんな)さんの作文「知ってもらうこと、理解してもらうこと」の表彰と発表が行われました。

人権委員の男性から賞状を貰う、青柳さん。うっすら笑顔を浮かべている。

 作文は、青柳さんの体験を織り交ぜた内容で、「障害の有無に関わらず、苦手なこと等を周囲の人に理解してもらうことが安心感につながる。目の前にいる人の気持ちや立場に立って行動を考え、誰もが自分らしく輝ける未来の創造が大切」とのメッセージが来場者に届けられました。

 その後は、東砂小学校6年生の児童ら約50名により、授業で話し合った、人種差別・いじめ等、様々な人権問題に関する発表がなされ、谷川俊太郎作「生きる」の朗唱と、人見敬子作「生命が羽ばたくとき」の合唱が行われました。

 合唱後、児童らは、「自分の人権も、他の人の人権も大切にする」と、来場者に訴えました。

登壇し、ピアノの伴奏に合わせて「生命が羽ばたくとき」を合唱するこどもたち。こどもたちは白いシャツに黒などのズボンやスカート。

 最後は、2人のこどもの母親である俳優・奥山 佳恵さんを講師に迎え、講演『生きてるだけで100点満点!』が行われました。奥山さんは、2011年に誕生したダウン症の次男の育児について体験談を語り、「出産後、医師からダウン症と告知を受けた時はショックを受けたが、育ててみるととても可愛く、子育てもしやすかった。ダウン症について知ることで不安が晴れた。どのようなこどもが生まれても大丈夫という態勢を整えてほしい」と話しました。

右手にマイクを持ち、左手を軽く上げて笑みを浮かべて講演する奥山さん

お問い合わせ

総務部 人権推進課 人権推進担当 

郵便番号135-0011 東京都江東区扇橋3-22-2

電話番号:03-3647-1164

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?