(目的)

第1条　この要綱は、保育所等を利用する児童(以下「利用児童」という。)が心身に障害等を有する場合又は集団保育において職員の加配等の個別支援を必要とする場合に、当該利用児童を特別支援保育の対象児童として認定することにより、もって集団保育を適切に行うことを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(対象児童)

第3条　特別支援保育の対象児童は、特別支援児童及びクラスサポート対象児童とする。

(特別支援児童に係る認定申請)

第4条　特別支援児童の認定を受けようとする保育所等の施設長(以下「特別支援児童認定申請者」という。)は、保護者の同意を得た上で、江東区特別支援児童認定申請書(別記第1号様式又は別記第1号の2様式)に江東区特別支援児童認定調査書(別記第2号様式)及び江東区特別支援児童心身発達及び個別支援の状況調査票(別記第3号様式)を添えて、別に指定する期限までに区長に申請するものとする。

(特別支援児童に係る調査)

第5条　区長は、前条の規定による申請に基づき特別支援児童の認定の判定資料とするため、任意で身体障害者手帳の写し、愛の手帳の写し、医療機開発行の診断書等の提出を求めることができる。

(クラスサポート対象児童に係る認定申請)

第6条　クラスサポート対象児童の認定を受けようとする保育所等の施設長(以下「クラスサポート対象児童認定申請者」という。)は、江東区クラスサポート対象児童認定申請書(別記第4号様式)に江東区クラスサポート対象児童認定調査書(別記第5号様式)及び江東区クラスサポート対象児童心身発達及び個別支援の状況調査票(別記第6号様式)を添えて、別に指定する期限までに区長に申請するものとする。

(クラスサポート対象児童に係る調査)

第7条　区長は、前条の規定による申請に基づきクラスサポート対象児童の認定の判定資料とするため、必要に応じ、保育計画課担当職員及び観察調査員に当該利用児童の調査を指示し、その報告を求めることができる。

(認定会議)

第8条　こども未来部長は、特別支援保育対象児童の適切な認定を行うため、特別支援保育対象児童認定会議(以下「認定会議」という。)を設置し、第4条又は第6条の規定による申請があった場合に認定会議を招集する。

(通知)

第9条　区長は、認定会議の審査結果に基づき、認定の可否等を決定し、次の各号に掲げる場合に応じ、当該各号に定める通知書により特別支援児童認定申請者又はクラスサポート対象児童認定申請者に通知する。

(期限後の認定申請等)

第10条　特別支援児童認定申請者又はクラスサポート対象児童認定申請者は、別に指定する期限後に特別支援保育対象児童の認定申請が必要となったとき又は認定不承認若しくは保留となった特別支援保育対象児童について新たに個別支援が必要となったときは、第4条又は第6条の規定を準用し、毎月15日までに区長に申請するものとする。

(認定解除等)

第11条　特別支援児童認定申請者又はクラスサポート対象児童認定申請者は、認定を受けた特別支援保育対象児童が保育所等を退所(卒園を除く。)したとき又は個別支援が不要となったときは、江東区特別支援保育対象児童認定解除申請書(別記第11号様式)により区長に申請しなければならない。

(委任)

第12条　この要綱に定めるもののほか、特別支援保育対象児童の認定について必要な事項は、こども未来部長が別に定める。