(趣旨)

第1条　この要綱は、東京都後期高齢者医療広域連合と江東区との間における葬祭費の事務委託に関する規約により江東区が受託した後期高齢者医療葬祭費(以下「葬祭費」という。)及び後期高齢者医療の被保険者(以下「被保険者」という。)の葬祭を執り行った者に対する給付金(以下「葬祭給付金」という。)の支給に関し、必要な事項を定めるものとする。

(被保険者)

第2条　対象となる被保険者は、江東区後期高齢者医療に関する条例(平成20年3月江東区条例第15号)第3条に規定する被保険者とする。

(葬祭費等の支給)

第3条　区長は、被保険者の死亡に際し、その葬祭を執り行った者に対し、葬祭費を支給する。

(支給額)

第4条　葬祭費の支給額は、東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例第1条の2に規定する額とする。

(支給申請)

第5条　葬祭費等の支給を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、当該被保険者の葬祭を行った日から2年以内に、江東区後期高齢者医療被保険者葬祭費等支給申請書兼口座振替依頼書(別記第1号様式)に次の各号のいずれかの書類を添付して区長に申請するものとする。

(支給決定)

第6条　区長は、前条に規定する申請を受けたときは、その内容を審査し、支給することが適当と認めるものについては江東区後期高齢者医療被保険者葬祭費等支給決定通知書(別記第2号様式)により、不適当と認めるものについては江東区後期高齢者医療被保険者葬祭費等不支給決定通知書(別記第3号様式)により申請者に通知する。

(支給回数)

第7条　葬祭費等の支給は、被保険者1人の死亡に際し、1回とする。

(支給方法)

第8条　葬祭費等の支給は、口座振替の方法により行うものとする。ただし、口座振替の方法によることができない場合は、次の各号のいずれかの方法により支給することができる。

(支給決定の取消し等)

第9条　区長は、第6条の規定による支給決定を受けた者が、偽りの申請その他不正の手段により支給決定を受けたときは、支給決定を取り消し、又は既に支給した葬祭費等の返還を求めなければならない。

(委任)

第10条　この要綱に定めるもののほか、葬祭費等の支給に関し必要な事項は、生活支援部長が別に定める。