(目的)

第1条　この要綱は、生活習慣病予防対策の一環として、乳がん検診(以下「検診」という。)を実施することにより、乳がんの早期発見に努めるとともに、早期治療の促進を図り、もって区民の健康保持に資することを目的とする。

(対象者)

第2条　検診の対象者は、区内に住所を有する女性で、検診を実施する年度の末日において40歳以上の偶数年齢に達するものとする。ただし、勤務先等において受診機会のある者及び入院加療中の者は、検診の対象者から除くものとする。

(検診内容)

第3条　検診の内容は、次のとおりとする。

(受診回数)

第4条　検診の受診回数は、年度内に1回とする。

(実施期間)

第5条　検診の実施期間は、別に定める。

(実施方法)

第6条　検診を受けようとする者(以下「受診者」という。)は、区が指定した検診を実施する医療機関(以下「実施医療機関」という。)に区から送付された乳がん検診受診券を提出して受診するものとする。

(費用負担)

第7条　受診者は、検診に係る費用の一部(以下「自己負担金」という。)を負担するものとする。

(自己負担金の支払方法)

第8条　受診者は、自己負担金を受診した実施医療機関に支払うものとする。

(検診結果)

第9条　実施医療機関は、検診結果を受診者に知らせるとともに、必要に応じて適切な指導を行う。この場合において、更に精密検査を必要と認める受診者に対しては、精密検査を受けるよう勧奨するものとする。

(報告)

第10条　区長は、検診結果に基づき作成した統計又は資料を国、都等関係機関に報告する。

(委任)

第11条　この要綱に定めるもののほか、検診の実施に関して必要な事項は、保健所長が別に定める。