令和2年秋の全国交通安全運動 9月21日(月曜日)~30日(水曜日)

「世界一の交通安全都市TOKYOを目指して」をスローガンに
令和2年秋の全国交通安全運動が実施されます。
運動の目的
交通安全運動をきっかけに、区民一人ひとりが交通安全に関心を持ち、交通ルールの遵守と正しい交通マナーを実践するほか、地域における道路交通環境の改善に向けた取組に参加するなど、みんなの力で悲惨な交通事故を防止していくことを目的としています。
重点1 こどもを始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保
保護者の方へ
- 通学路やこどもの行動範囲にある道路を一緒に歩き、危険箇所について一緒に考え、安全確認が必要な場所を教えてあげましょう。
- 道路の安全な通行方法や横断方法など、こどもの目線で危険な場所を考え、ご家庭でも交通ルールを繰り返し教えてあげましょう。
- こどもは大人を見ています。まず、皆さんが交通ルールを守りこどもにお手本を見せましょう。
高齢者の方へ
- 昨年、都内の交通事故死者数の約4割を高齢者が占め、そのうち約6割は歩行者でした。
- 歩き慣れた道でも、交通ルールを守り通行しましょう。
歩行者の方へ
- 信号無視や斜め横断はやめましょう。また、横断禁止場所での横断は禁止されています。
- 横断歩道が青信号であっても、安全であるとは限りません。左右の安全確認をして、車が止まっているか、運転手が自身に気付いているか確認してから通行しましょう。
自転車を利用される方へ
- 視界が悪くなる夕暮れ時や夜間は、事故の危険が高まります。暗くなったたら、自転車のライトを点灯しましょう。
- 東京都では、本年4月1日から自転車利用者の対人賠償保険等(※)の加入が義務化されました。交通事故に備えて保険に加入しましょう。※自転車の利用によって生じた他人の生命又は身体の損害を賠償するための保険又は共済
自転車安全利用五則
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る
- 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
- 夜間はライトを点灯
- 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5.子どもはヘルメットを着用
重点2 高齢運転者等の安全運転の励行
- 加齢に伴い、個人差はあるものの、視力・聴力・認知判断力など、身体機能が低下し、とっさの判断、行動ができにくくなります。走り慣れた道路でも安全確認を徹底し、適度な緊張感を持って、運転しましょう。
- 東京都ではブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置の購入を9割補助する高齢ドライバー向けの制度を実施しています。
- 「セーフティサポートカーS(サポカーS)」やアクセルとブレーキの踏み間違え時に安全を確保する安全運転支援装置等を搭載した車両の活用をお考えください。
重点3 夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止
夕暮れ時は事故の危険性が高まります
- 歩行中の交通事故件数は16時~20時に多く発生しています。
- 視界が悪くなる夕暮れ時や夜間は、事故の危険性が高まります。
- 反射材は車のライトなどが当たると光を反射するため、夜間でも運転者は反射材の光を遠くから発見することができます。反射材用品には、シールやキーホルダーを靴、杖、カートにつけるものなどのほか、足首・手首のバンド、たすきなど様々なものがあります。また、明るく目立つ色の衣服を着用することにより、運転者から発見されやすくなります。
飲酒運転はやめましょう
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飲酒運転は犯罪です。酒酔い運転は「免許取り消し」の上、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます。
- 車を運転する人に酒を勧めること、飲酒している人に車を貸すこと、飲酒運転の車に同乗することも犯罪です。
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飲酒の翌日でも、身体にアルコールが残っている状態で運転すれば酒気帯び運転になります。運転する前日の飲酒は控え目にしましょう。
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車を運転する人に酒を勧めること、飲酒している人に車を貸すこと、飲酒運転の車に同乗することも犯罪です。
重点4 二輪車の交通事故防止
昨年、都内で発生した二輪車乗車中の死者のうち、約5割が通勤中に発生しました。時間にゆとりをもって、安全運転をしましょう。
- スピードの出しすぎ、急な進路変更やすり抜け運転は事故を誘発します。常に細心の注意をはらい、緊張感を持って運転しましょう。
- ヘルメットのあごひもは指が一本入るくらいに締めるのが適正です。ヘルメットを正しくかぶり、あごひもをしっかり締めましょう。胸部・腹部を守るプロテクターも着用しましょう。
- 二輪車の性能や自己の運転技量を過信することなく、カーブの手前では十分に速度を落とすなど、安全運転を心がけましょう。
交通事故死ゼロを目指す日
期間中の9月30日(水曜日)は「交通事故死ゼロを目指す日」です。
交通事故の加害者にも被害者にもならないよう一人ひとりが交通ルールを守りましょう。
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