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更新日:2017年3月8日

廃プラスチックのサーマルリサイクル

廃プラスチックのサーマルリサイクル

廃プラスチック類の取扱いについて、国は、廃棄物の減量目標等を定める「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」の中で、「まず発生抑制を、次に容器包装リサイクル法等により広がりつつある再生利用を促進し、それでもなお残った廃プラスチック類については、最近の熱回収技術や排ガス処理技術の進展、最終処分場のひっ迫状況等を踏まえ、直接埋立は行わず、一定以上の熱回収率を確保しつつ熱回収を行うことが適当である。」と示しました(平成17年5月)。

23区では廃プラスチックの処理について検討を進めてきました。そして、平成17年10月に、廃プラスチックについては埋め立てるのではなく、熱エネルギーとして回収する「サーマルリサイクル」を実施する方針を決めました。そしてその本格実施の時期を平成20年度と決定し、23区全域で平成20年度中にサーマルリサイクルを実施いたしました。

サーマルリサイクルのイメージ図(東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより引用)

サーマルリサイクルのイメージ図(東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより引用)

【ことば】

  • 廃プラスチック
    資源として回収されず、ごみとして出されるプラスチック類をいいます。なお、商業施設やオフィスビル、工場から事業活動に伴い出される廃プラスチックは、産業廃棄物として事業者がその処理責任を負います。東京23区及び清掃一部事務組合では、基本的に家庭から出される廃プラスチックについてサーマルリサイクルに取り組んでいます。

プラスチックリサイクルの3類型

  • マテリアルリサイクル
    廃プラスチックをプラスチックのまま原料にして新しい製品を作ることです。例えば、ペットボトルを砕いて、溶かして、卵パックの原料として使ったり、繊維に再生して作業服の原料となります。
  • ケミカルリサイクル
    化学的工程により別の原材料として利用することです。プラスチックが炭素と水素からできていることを利用して、熱や圧力を加えて、元の石油に近い状態に戻してから、再生利用する方法です。
  • サーマルリサイクル
    ごみを単に焼却処理するだけではなく、焼却時に発生するエネルギーを回収・利用することです。回収したエネルギーは、発電や冷暖房及び温水などの熱源として有効に利用します。
    焼却処理をすることは、埋立処分場の延命化につながり、埋立てでは利用できなかった廃プラスチックのエネルギーを回収し有効に利用できます。

サーマルリサイクルの影響と効果

サーマルリサイクル実施後の環境への影響と安全性

  • (1)環境への影響
    廃プラスチックを焼却すると温室効果ガスである二酸化炭素が発生します。しかし、食品くず等が多く付着している廃プラスチックを埋め立てないことにより、食物くずの腐敗等で発生する温室効果ガス(メタンガス。二酸化炭素の21倍の温室効果があるといわれています。)の発生が抑制されます。
    廃プラスチックからのエネルギー回収により発電量が増加することから電力会社での温室効果ガスの発生も抑制されます。
    従って、総合的には温室効果ガスの発生量は微増に留まると試算しています。
  • (2)安全性の確保
    清掃工場では昭和48年頃から、様々な改善がなされ、廃プラスチックを含む可燃ごみを焼却することは現在の技術水準では問題ない状況となっています。
    また、清掃工場において、排ガス、排水等の分析調査(実証確認)を実施しましたが、廃プラスチック混合可燃ごみを焼却したことによる環境への影響は認められない状況です。

サーマルリサイクルの効果

  • (1)最終処分場の延命化
    23区内の家庭などから出されるごみは、清掃工場で焼却されたり、不燃ごみ処理センターで破砕・減容処理されたりして、最終的に残ったものが東京港内にある中央防波堤外側埋立処分場および新海面処分場に埋め立てられています。廃プラスチックは軽く、かさばることから、これを焼却することは不燃ごみとして処理することと比べ、最終処分量を大きく削減する効果があります。
  • (2)資源を有効に活用
    資源として回収しない製品プラスチックやゴム・皮革製品は、燃やすごみ(可燃ごみ)として、清掃工場で焼却し、熱エネルギーを回収し、資源を有効に活用します。ごみ焼却のエネルギーを利用することで、化石燃料の使用量が減り地球温暖化防止に寄与します。
  • (3)ごみ処理の効率化(経費削減)
    廃プラスチック類等を焼却することにより、可燃ごみ処理経費は増加しますが、発電量の増加による売電収入の増に加え、不燃ごみ処理経費及び埋立処分経費が減少するため、ごみ処理経費全体としては、経費節減につながります。

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お問い合わせ

環境清掃部 清掃リサイクル課 清掃リサイクル係 窓口:防災センター6階4番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-9181

ファックス:03-5617-5737

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