インフルエンザと診断された方へ
医療機関でインフルエンザと診断された方は、下記の点にご留意ください。
自宅療養ではどんなことに気をつければいいですか?
- 毎日朝夕体温を測り、記録しましょう。
- こまめに水分補給をしましょう。(お茶、スポーツ飲料、スープなど)
- 処方された薬は、症状がなくなっても最後まで飲み切りましょう。
- 部屋の湿度は高めに保ちましょう。(冬期)
- 家族への感染防止に気をつけましょう。
- 個室で静養に努めてください。
- 窓を開け、定期的に換気をしましょう。
- 咳があるときはマスクをつけましょう。こまめに手を洗いましょう。
- ハンドタオルやバスタオルは患者専用とし、家族との共用を避けましょう。
仕事や学校はいつまで休むべきですか?また、外出もダメですか?
感染を広げないために仕事や学校を休む必要があります。具体的には職場や学校の指示に従ってください。また、原則として外出は自粛してください。
なお、自宅療養の期間の「目安」は、熱が下がった日から2日を経過するまでです。(タミフル、リレンザ、及び解熱剤の服薬中は自宅療養してください。)
やむを得ずに外出する際には、以下の点に注意してください。
- 必ず不織布マスクをする。
- 繁華街や人ごみには近づかない。電車やバスなどの公共交通機関は避ける。
- あらかじめ買う物をメモしておき、外出時間をできるだけ短くする。
- 咳エチケットを守る。手をこまめに洗う。
同居者は、どのような注意が必要ですか?
- 患者と接する時間を減らす。
- 看護や介護をする時は不織布マスクをつけ、こまめに手を洗う。
- 患者がよく触れる場所をアルコールで拭く。(例:ドアノブ、電気のスイッチ、水道の蛇口、電話の受話器、コンピュータのマウスなど)
- 発熱、咳、鼻水などの症状が出たときは早めに医療機関に相談する。
療養中に次のような症状が現れた際には、速やかにかかりつけ医に電話で相談してください。
小児の場合
- 呼吸が速くなる、あるいは息苦しい等の訴えがある。
- 顔色が悪い。(青白い、ないし土気色)
- 水分摂取ができない。
- ひどい、あるいは持続する嘔吐。
- 意識がない、あるいは意思疎通ができない。
- いらいらする、怒りっぽいなどで、安静が保てない。
- インフルエンザ症状(発熱、咳、のどの痛み、鼻水、鼻づまりなど)が一旦軽くなった後で、再び発熱や咳がひどくなった。
成人の場合
- 呼吸困難または息切れ。
- 胸部または腹部の痛み、圧迫感。
- 突然のめまい。
- ひどい、あるいは持続する嘔吐。
- インフルエンザ症状(発熱、咳、関節痛、鼻水、鼻づまりなど)が一旦軽くなったあと、再び発熱や咳がひどくなった。
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