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更新日:2020年6月14日
中東呼吸器症候群(MERS)は2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。
主な症状は発熱やせき、息切れなどの呼吸器症状です。
現在までに、日本国内での中東呼吸器症候群(MERS)患者は発生していません。
主として、中東地域(アラビア半島またはその周辺国)において患者の発生が見られます。また、中東地域への渡航者からも患者が発生する報告がありましたが、2015年5月に韓国において中東地域への渡航者からMERS患者の発生が確認されています。
中東地域から帰国後14日以内に、38度以上の発熱及びせきを伴う急性呼吸器症状がでた場合は、医療機関を受診する前に、保健所へご連絡ください。
MERSの感染経路は正確にはわかっていませんが、ヒトコブラクダが感染源の一つとして考えられています。一方で、患者の中には動物との接触歴が無い人も多く、家族間や医療施設内での患者間、患者と医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。
人から人に感染する呼吸器感染症のほとんどは、主に患者のせきやくしゃみにより排出されるしぶきを吸い込むことで感染します。発生国に渡航される場合は、手洗い、うがい、咳エチケットに努め、衛生管理に気をつけて下さい。
詳しくは下記の関連ページをご覧ください。
平日 8時30分から17時15分
江東区保健所 保健予防課 感染症対策係
電話 03-3647-5879
土曜日・日曜日・休日・夜間
東京都保健医療情報センター(ひまわり)
電話 03-5272-0303
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