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更新日:2023年9月20日
日時
平成29年9月9日(土曜日)14時15分~15時00分
場所
江東区文化センター6階、第1・第2会議室
参加者:高校生ジュニアリーダー
中垣力さん
後藤真樹子さん
川名芳佳さん
依田茉莉花さん
藤代友加子さん
石山星怜さん
テーマ
高校生ジュニアリーダー海外派遣を体験して
区側出席者
区長、政策経営部長、広報広聴課長、青少年課長
概要
以下のとおり
【区長】
皆さんこんにちは、高校生ジュニアリーダーの海外派遣の研修を終えて、皆さん無事に帰ってきてくれたんですが、アメリカ行ってね、いろんなことを体験してきたと思うんですね。私はジュニアリーダーの皆さんの活動を見ていて、キャンプのお手伝いとか、いろんなお手伝いしているのを見ていて、とってもみんながいい子で、一生懸命頑張っている。みんないい子が集まっているって思っている。そして小学生なんかが、ジュニアリーダーのみんなを見て「僕もジュニアリーダーになりたいな。」って、こういうふうに思ってもらうには、やはりジュニアリーダーの皆さんの能力を高める、3年後のオリンピック・パラリンピックあるしね。そこでジュニアリーダーには皆にボランティアでお手伝いしてもらいたいと思っているし。ということで、今年初めて江東区はジュニアリーダーを海外に派遣する事業を行いました。みんなが向こうで体験したことなどをいろいろ教えてていただきたいと思います。
【区長】
まず最初にジュニアリーダーになったきっかけ、なんでジュニアリーダーになろうとしたのか、一人づつ聞かせてくれる?
【中垣】
自分は小学校のときに親と一緒にキャンプに参加をして、そこにジュニアリーダーの人が来ていて、かっこいいなと思って、自分もあんなジュニアリーダーになりたいなと思って、講習会を受けてジュニアリーダーになりました。
【区長】
それは、少年キャンプでジュニアリーダを見たんじゃなくて?
【中垣】
僕が行ったのは、また別の、少年キャンプではなくて、親と一緒に参加するキャンプだったんですけれど、そこでジュニアリーダーが来ていて。
【区長】
はあ、世話をしてくれたわけ。
【中垣】
はい。
【後藤】
私は小さいころから子供と関わる仕事がしたくて、それで、ジュニアリーダーは大人の方と子供をつなぐパイプ役ということで、ジュニアリーダーになろうと思いました。
【川名】
私は元からボランティア活動とか、そういう団体に興味があって、小学5年生の時に小学校にジュニアリーダーが来て、ジュニアリーダーの説明をするっていう会で初めて知って、参加してみようと思ってジュニアリーダーになりました。
【依田】
私はジュニア活動をやっていた母に誘われて、小5のときに江東区の講習会を受けに行ったのが始まりで、今も現在やっています。
【区長】
お母さんが長くジュニアリーダーやってたの?お世話を。
【依田】
今は講師としてやってます。
【区長】
ああそう。お母さんの姿見てやりたいと思った?
【依田】
はい。
【藤代】
私は兄がもう先にジュニアリーダーをやってて、その姿がすごくかっこいいと思って講習会を受けたのがきっかけで。今は、少年キャンプとかで総括としてみんなをまとめたり、あとは地域の活動がメインでやってます。
【石山】
私は小学6年生の時に自分の地区で参加した少年キャンプで、自分の面倒見てくれたりとか、いろいろ教えてくれたジュニアリーダーにあこがれてやってみたいなと思ったのがきっかけでジュニアリーダーになりました。
【区長】
ふーん、ジュニアリーダってさ、やりがいってどんなことがある?やっててさ、こういうことで自分としては良かったなとかね。苦労あると思うんだけど、やりがいとか苦労とか教えてくれる?
【石山】
やりがいはやはりイベントとかキャンプとかで参加して、キャンプは2泊3日とかで参加していろいろ大変な面もあるんですけど、最後子供たちが解散のときに自分のお母さんとかに会って「楽しかった」ってすごい笑顔で言ってくれるのが「あ、良かったな」って思います。
【藤代】
私も子供たちから「楽しかった」とか「ありがとう」とか、すっごい笑顔で言われた時が一番やりがいを感じます。苦労するときは、そういう子供たちにどうやったらきちんと指示が伝わるかとか、そこら辺を考えて行動に移す過程とかが一番大変です。
【区長】
言うこと聞かない子いっぱいいるでしょう。
【藤代】
そうですね、そこらへんをどうやってうまく動いてもらえるようにするかとかっていうのが、一番難しいところです。
【区長】
何回言っても言うこと聞かない子いるでしょう。
【藤代】
はい、います(笑い)
【依田】
キャンプとか行くと班付リーダーっていうことで、活動したりするんですけど、それが私は一番やりがいだと思いまして、子ども達とふれあうことが一番多い仕事で。苦労は子供たち同士のまとまりがバラバラで、班をまとめるのがすごい大変です。何年やってもちょっと難しいなと思うことはあります。
【区長】
子供たち同士でケンカしちゃうこともある?
【依田】
ああ、あります。
【区長】
それは大変だよね、小学生相手はね。
【依田】
はい。
【川名】
キャンプとか2泊3日で参加して、1日目になんかやっぱり班がまとまらなかったりとか、言い合いになっちゃったりしてた子達が、3日目に言ったことを1回でちゃんと聞いて、仕事してくれたりしたりとかしたときに、ああ、やってて良かったなって思います。
【区長】
知らない子同士が一緒にグループになるわけだから、そういう子たちをまとめるっていうのはそりゃ難しいよね。
【川名】
大変ですね。
【後藤】
信頼している、尊敬している先輩リーダーから「よく頑張ったね」って言われるのが、私はすごいうれしかったです。苦労したことはキャンプとかでも、タイムテーブルを作ったり、プログラムを考えたりっていうのは、どうやったら子供たちが楽しんでくれるかっていうのを考えるのは楽しいんですけど、やはり、苦労するところもありますね。
【区長】
ふーん。
【中垣】
対象の子供たちは僕と年が離れている子も結構いるので、どんなプログラムを考えたら楽しんでくれるかなっていうのを、少年キャンプとかお手伝いだと、ある程度自分たちでプログラムを考えることがあるので、どういうことをしたら楽しんでくれるかなと考えるのが、楽しいんですけどちょっと苦労するときもあります。
【区長】
子供たちをまとめるっていうのは、だいたいみんな大変なんだね。そうだよね、言うこと聞かないのいっぱいいるもんね。一回言って「はいっ」て言うこと聞けばそんな苦労はないよね。
【区長】
まあ、今回アメリカへ8月21日から10日間行ってこられて、慣れないことをやったわけだ。向こうで、楽しかったこと、印象に残ったこと、教えてもらいたいんだけど、どうだい。
【中垣】
ボランティアのことを調べようと思ってアメリカに研修に行ったんですけど、現地の話を聞いたら、消防士さんとかもボランティアでやってる方もいらっしゃるということで、すごいアメリカはボランティアが進んでいるなあと、すごい印象に残りました。
【後藤】
私は初日と2日目に泊まったキャンプ場の子供たちが、とても元気がよくって。元気がよいところは江東区の子供たちとも、ああ、似てるなと思ったんですけども、アメリカなので初めて折り紙をみたり、初めて私たちとふれあったのに、すごいフランクに話しかけてくれたり、興味を示してくれたので、そこはすごい嬉しいなと思いました。
【区長】
あの、向うでキャンプをやってるところにお手伝いに行ったの?
【後藤】
いえ、私たちはキャンプに参加させていただきました。
【区長】
参加したのこちらから。
【後藤】
はい。
【区長】
でも、向こうでもジュニアリーダーみたいにボランティアで教えてくれる人いたわけでしょう?
【後藤】
はい、子供たちの何人か、8人位に1人の私たちより少し上くらいの年齢の方がひとつの班をまとめていて、班付リーダーみたいな感じで子供たちをまとめていました。その姿は、リーダーに似ているところもありましたし、学べるところがありました。
【区長】
ふーん。
【川名】
楽しかったのは、アメリカの子供たちに折り紙を教えてたんですけど、わたし、英語があまり得意じゃなくて、折るが英語で言えなくって、ひたすらジェスチャーで教えてたんですけど、ちゃんと見て折ってくれて、出来たときにとても喜んでくれたのがすごくうれしかったなあと思います。
【依田】
私も楽しかったんですけど「行ったときに英語が聴けないんじゃないか」って、ずっと不安だったんですけど、キャンプとかホームステイとか過ごしていると、なんか、意外と聞けたりとかして、会話の内容もちょっとちょっとなんですけど聞き取れたりして、現地の子供たちと一緒に遊んだりとかいろんな交流をしてコミュニケーションできたので、すごい楽しかったなあと思っています。
【区長】
ホームステイでは大丈夫だった?
【依田】
ペアの人に助けらたりとか。
【区長】
英語しゃべれなくても大丈夫だった?
【依田】
ジェスチャーとか、単語単語で通じたんで。
【区長】
そうなんだよ、単語だけでいいんだよ。ブロークンイングリッシュってさ、単語続けていけば、気持ちっていうか、伝わるんだよな。でも苦労したろ。
【依田】
苦労しました。
【区長】
苦労したろ、おうちではね。
【依田】
聞きなれない単語とか。
【藤代】
日本とアメリカっていろいろ違うところがあって、一番驚いたのは、歩行者の信号機が全く日本と違って、青信号から赤信号に切り替わるときに、なんかカウントダウンをするんですよ、あっちの方の信号機は。そこらへん見て「あ、すごい分かりやすいな」とか思うこともあって、そこらへんはすごく楽しかったです。あとは、ホームステイ先のホストファミリーもすごく優しく接してくれて、どうしてもお互い伝わらなかったときはちょっとスマホの翻訳機能とか使ったりしましたけど、聞く力とかはすんごい上達したんじゃないかなと思いました。
【区長】
英語、英会話もっと勉強しなくちゃいけないなと思った?
【藤代】
はい。
【区長】
これからだよ、これから。こういう経験することによってさ、「よし、もっと一生懸命勉強しよう」っていう気になればね、それは大きな収穫だもん。
【石山】
初日の現地についた段階で、空港に、ボランティアでずっとついていてくれた方が迎えに来てくれたんですけれど、まず出迎えてくれる姿勢がすごく明るくて「ウエルカム!」みたいな感じで、すごいアメリカ人って明るいんだなって思って。現地の子供たちともキャンプ場でふれあったりもしたんですけど、日本人どうしで遊んでいるところに「なになに?!」みたいな、「僕たちも入れて!」みたいな感じで自分から入ってきてくれるような子たちばっかりで、言語も通じないのに、私たちがつぎはぎな英語をしゃべっても、頑張って聴こうとしてくれたりとか、すごく優しくて素直でいい子たちばっかりだなと感じました。
【区長】
まあ、英語力っていうのは、その国の言葉をしゃべれないと辛いよね。でも、それがいい経験なんだよ。だから、コミュニケーションっていうのは自分の気持ちを相手にいかに伝えるかっていうのはほんとに大切なことだと思うよね。
【区長】
今回ね、海外に、アメリカに行ってね、そこでいったいどんなことを学んできたのかな、って聞きたいんだけれども、どうだい?
【中垣】
そうですね、僕は行く前に、2020年のオリンピックでボランティアをするので、そのため自分がもし2020年には何ができるかなっていうのを、考えながら過ごそうかなって思ってて、さっきも言ったようにボランティアがすごい進んでて、途中観光案内所みたいなところに行ったときに、そこにもボランティアの方がいて、年齢でお仕事終えられた方がボランティアとして友達を案内しているかたとかいて、自分もこんなことができるんじゃないかな、とか、考えてました。
【区長】
うん。
【後藤】
文化の違いが、日本とアメリカでは違うんですけど、言語も違うので難しい部分もあったんですけど、それでも私たちのつたない英語を一生懸命聞いてくれるアメリカの方々のように私も、2020年のボランティアをやるときに、今回アメリカで学んだ英語とかをボランティア活動に生かしていきたいと思っています。
【区長】
なるほどねー。
【川名】
やっぱり外国人の方とお話しするのって、私は結構緊張してしまってうまく喋れなかったこともあったんですけど、10日間の中で少しずつ、つたない英語でもちゃんと伝わるんだなということを学んだので、オリンピックの時に困っている方がいたら、積極的に声をかけられるのかなと思いました。
【依田】
英語の話す能力と聞く能力が、ちょっとあがったかな、って現地行って思いました。日本だと授業とかでも日本語が大半で、英語だけで会話するってのがないんで、日本人なんでどうしても英語よりも日本語のほうが先に入ってきてしまうんですけど、現地行ったらほんと英語しかないんで、それを頑張って聞こうって思える気になったんで。
【区長】
まあ中学3年英語やってさ、高校行っても英語やって、授業の時間数っていったら相当数時間割いているんだよね。日本の英語の授業ってのはね。ところがさ、喋れないんだよな。生きた英語、英会話だよな、まずな。
【藤代】
先ほども言ったとおり、英語の聞く能力が少し上がったのではないかと思って。あとは外国の方とどういう風にコミュニケーションを取るかっていうのとかがだいぶわかったような気がします。
【区長】
うん、うん。
【石山】
文化も生活も言語も違う中で過ごしてきて、なかなか通じづらい部分もあったんですけど、それでもやっぱり生活できたっていうのと、ジェスチャーを交えても、つたない英語でも、通じるっていうのが、自信につながったりとか、とてもいい経験になったと思うので、その経験をこれからも生かしていきたいなと思います。
【区長】
向こうでの食事どうだった?おいしかった?あんまりいい返事ない?(笑い)
【中垣】
日本でいう向こうの夜ご飯は、日本と全然違うんで「あ、これが夜ご飯か」っていうものが出てきたりとか
【区長】
なんだよそれ(笑い)
【中垣】
なんかあの、タコスのチップスみたいな、こっちで売ってるスナックみたいなものが夜ご飯に出てきて「これが夕食なんだ」っていうのがありました。
【石山】
ポテトチップスをあけて、お皿に出して、はい。みたいな感じなのが。
【区長】
それだけか?
【石山】
あ、ほかにもありますけど、デザートとかではなく主食として出てくるんです。サラダみたいな感じで。
【区長】
ポテトチップスが?ほんとう!?(笑い)
【石山】
私の家は日本から来た子たちを何回か受け入れている家で、アメリカならではのものを食べさせてあげたいって、メニューなんかもすごい練って考えててくれてて。それでアメリカならではのものって言ってそれが出てきたんです。
【区長】
ふーん。日本の子供がポテトチップスが好きだからじゃないのかねー。そう!
【石山】
食べたことないようなポテトチップスみたいなもので。
【区長】
量は多くない?
【中垣】
外で食べに行ったりすると、僕はハンバーガー食べたんですけど。すごい大きくて、高さがあって。
【区長】
ね。あんなの口の中入らないよな。どうやって食べるのかって思うよ。それでコーラだって表で買うとこんなでっかいさ。バケツみたいなのに入ってるんだよね。
【区長】
まあ、皆さん行ってくれてね、ジュニアリーダーのお友達にそういうお話を、体験したんだから、伝えてあげてね、次の人も「参加したいなー」って思えるように、みんなに教えてほしいなというふうに思います。頼むぞ中垣君(笑い)。みんなにリードしてもらわないとこんどね。はい、いろいろお話聞かせてくれてありがとう。どうもお疲れ様でした。どうもありがとう。
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