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更新日:2017年1月19日

区長と話そう!こうと~く 平成24年11月1日実施

  • 日時
    平成24年11月1日(木曜日)19時~20時
  • 会場
    教育センター2階第3研修室
  • 参加者
    ジュニアリーダー
    笠木 卓哉さん
    岡田 美菜さん
    高木 愛奈さん
    小野塚 恵さん
    朝日 千尋さん
    藤代 國忠さん
    吉川 純央さん
    佐野 泰寿さん
    金井 美佳さん
    須田 華奈美さん
  • テーマ
    ジュニアリーダーを迎えて
  • 区側出席者
    区長、青少年課長、広報広聴課長
  • 概要
    以下のとおり

ジュニアリーダーのみなさんに参加していただきました

ジュニアリーダーのみなさんに参加していただきました

1 区長あいさつ

皆さんこんばんは。江東区長の山﨑孝明です。今日はジュニアリーダーの皆さんとこうしてお話ができることを楽しみにしてきました。少年キャンプの出発式の見送りに行くと、ジュニアリーダーの皆さんが一生懸命頑張っている姿を見て、頼もしく思っています。このジュニアリーダーというのは、昭和35年から講習会をはじめて、もう50年近く続いているんですね。今、子どもたちというのは、学校のいじめの問題とか、いろんな問題が起きていて、小さな子どもたちは、危険に取り囲まれているといっても過言ではないと思いますね。そうした中で、少年キャンプなどいろいろな事業をやっているときに、ジュニアリーダーのみなさんがお手伝いに参加してくれて、小中学生の面倒を見てくれている。とても素晴らしいことだと思います。ぜひ皆さんがいろいろな体験をする中で、ジュニアリーダーとして活動することの良さというものを、今日はテレビを通じて伝えていただけると、これから君たちのようにジュニアリーダーになりたいという子どもたちもたくさん出てくる状況になる。君たちが頑張っている姿を伝えることによって、「私もジュニアリーダーになりたいな」そう思う子が、たくさん出てきてくれるといいなと思っているんです。ジュニアリーダーをやること自体、小中学生の面倒を見て、そこでいろいろな体験をするでしょうけど、自分自身にとってもプラスの面があると思うんですね。ぜひ今日は、そうしたことで、気軽に聞かせてください。よろしくお願いします。

2 ジュニアリーダーになったきっかけ

【区長】
笠木君からジュニアリーダーになったきっかけを教えてくれる?
【笠木さん】
小学校の時に地域の子ども会のキャンプに参加したのですが、そのとき自分の担当になっていたジュニアリーダーにあこがれて、リーダーになってみたいと思って講習会に参加しました。
【藤代さん】
ぼくは自分の出身小学校の校長先生と地域に住んでいた育成の方から「ジュニアリーダーやってみない」と誘われたのと、地域のお祭りに行ったときに、一緒にやった人が活躍しているのを見て「かっこいいなあ」と思って。
【区長】
朝日さん。
【朝日さん】
私は小学校の頃参加した、サシマ少年自然の家のキャンプに参加していて、そこの担当のジュニアリーダーがすごく楽しそうに活動していて、ジュニアリーダーになりたいなと思いました。
【佐野さん】
ぼくは、学校にジュニアリーダーの説明に来てくれる人が来て、その話を聞いて、すごく楽しそうだなと思ったので入りました。
【岡田さん】
私は、小学校で仲の良かった女の子がもらったチラシで「楽しそうだから一緒にやろう」と誘われて入りました。
【小野塚さん】
私は小学5年生の頃に、青少年委員の人がジュニアリーダーの宣伝に来てくれて、何か楽しそうだなと思って。江東区の色々な場所から講習会を受けにくるという話を聞いていたので、友達いっぱいできるかなと思って参加しました。
【須田さん】
私は、小学校のときの仲の良かった友達が、講習会を受けると聞いて、私はちょっと気が進まなかったですけど、参加したら友達がいっぱいできて、だんだんジュニアリーダーが楽しくなってきて、今もそのまま活動を続けています。
【吉川さん】
小学校の時、キャンプのちらしが来たんですけれど、あまり行く気がしなくて行っていなかったんですよ。中学校に入ってから両親に勧められて。父親が昔やっていたので。それで、暇だからやってみようかと思って、初級から始めたんですけれど、初級も中級もそんなに楽しいかなという感じだったんですよ。なんとなく続けてみて、いまリーダーになって楽しかったので、頑張って続けようと思っています。
【区長】
最初はあまり面白くなさそうだった。
【吉川さん】
あまり人と話すのが好きではなかったので。
【区長】
今はどう?
【吉川さん】
今は楽しいです。
【区長】
金井さん。
【金井さん】
私は小学校の時に参加した合宿通学というもので、ジュニアリーダーの人にすごく優しくしてもらったりして、かっこいいなあと思って、私も入ろうと思いました。
【区長】
高木さん。
【高木さん】
私は小学校4年生の時から少年キャンプに参加していて、私の学校から参加する人が毎年少なくて、友達になれたり、ジュニアリーダーがみんなが言うとおりかっこよく見えて、入ろうと思いました。

3 小学生や中学生と接するときに、特に気をつけていること

【区長】
小学生や中学生にいろんな催しものであったときに、気をつけるところ、どういうことに気をつけている?
【藤代さん】
ぼくは、できるだけ小学生と同じ目線で話をするように心がけています。わかりやすく同じ目線で話して。
【区長】
上から目線じゃなくて同じ君自身が小学生になって、やさしくなって話をするんだな。
【朝日さん】
私は、せっかく来てくれたんだからできるだけ全員の人としゃべりたいなと思って、なのでできるだけいつもの笑顔で明るくいて、周りの人が自分に話かけやすいように、できるだけたくさんの子としゃべるようにしたい。
【区長】
佐野さんは?
【佐野さん】
僕は、疲れていても明るく話したり、丁寧に説明することを心掛けています。
【区長】
岡田さんは?
【岡田さん】
なるべく難しい言葉を使わず、簡単な言葉に言い換えて説明したりとかを心掛けています。
【笠木さん】
目線を落として話をするときは、遊んで仲良くしようとしている時だが、団体を率いたりするときは、その位置だとよくなかったりするので、そういうときは一つ上の段階にいて、メリハリをつけるのが少し難しいですね。さっきまで一緒に遊んでいたのに、急に指示し始めたと不審に思われてしまう。言葉遣いには気をつけるようにはなりました。
【区長】
子どもたちを相手にしていると、何人も子どもたちがいてね、言うこと聞かないのがいるじゃない。そういう子とおとなしい子をどうやってまとめるんだい。コツは?
【岡田さん】
私の体験だと、言う事を聞かない子は「ノリ」で「ほらちゃんとやりなよ」みたいな感じでやっています。静かな子に関しては、一人でいることが多いので、なるべく一緒にいて話を聞いてあげることが多いです。

4 キャンプでの体験談

【区長】
キャンプの中の色んな体験の中で、印象に残ったつらかったこととか面白かったこととかある?
【小野塚さん】
今年、地区のキャンプで総括をやった。どうしても、前に出てしゃべっていると緊張しちゃって、大事なことを言い忘れたり、指示が出せていなかったことがあるんですけれど、そういうときは、笠木さんとか上の人についてもらった。キャンプで楽しかったのは、班付きをやっていたときには、子どもとすごいしゃべってすごい楽しいですし、絶対しゃべってくれなさそうな子が、キャンプ最終日にしゃべりかけてくれたりすると、楽しいなと思う。

キャンプでの体験談についてお話しいただきました

キャンプでの体験談についてお話しいただきました

【区長】
須田さん。
【須田さん】
私は、班の子とかが全然言う事を聞いてくれない子だったり、逆に静かでおとなしい子だったりすると、まとめるのは大変だなと思ったりするけど、キャンプで一番好きなのはカレー作りです。カレーは家で作ると、買ったルーで味が決まっちゃうんですけれど、キャンプだと同じ材料で同じルーで作っているのに、全然味が違って、楽しいなあと思います。
【吉川さん】
さっき区長がおっしゃっていたように、全然言う事を聞いてくれない子はたくさんいるんですけど、基本的に男の子の管理につくんですよ。班付きで。それだと、うるさくて言う事を聞いてくれないんですけど、そういう子に限ってすごい話が面白いんです。こういう子がリーダーやってくれたら、すごい盛り上がっていいんじゃないかなとよく思います。
【区長】
金井さんは?
【金井さん】
子どもたちにどう集中して短くわかりやすく説明するか考えるのが大変で、伝えたいことが多いとどうしても長くなってしまうので、それをどうまとめるかが悩みです。私がキャンプに行くたびに、色んなことを先輩から教えていただいたり、やらせていただいたりして、自分自身成長できるキャンプに毎年なっています。
【区長】
高木さん、キャンプの思い出は?
【高木さん】
孤立してしまう子どもが、学校が違っていたりするといて、そういう子どもたちが心を開いてくれるとうれしい。キャンプが終わってほかのお手伝いに行っても、覚えてくれている子が多くて、児童館のお手伝いで「この前いたよね。リーダー」と言われたのが、うれしかった。
【区長】
それはうれしいね。

5 よかったこと、うれしかったエピソード

【区長】
ジュニアリーダーになって、よかったこと、うれしかったエピソードなどがあれば、教えてくれるかな?
【岡田さん】
私はリーダーになってから、講習会を毎年やっているんですけれども、講習会で会った子たちとかが「あっ」と声をかけてくれたり、名前を覚えてくれていたりすることが、すごくうれしいです。
【区長】
佐野君。
【佐野さん】
普通に生活していると、自分でごはんを作ったりとかあまりしないんですけど、飯盒で自分で火をつけて、そこから自分でごはんを炊いたりする経験がみんなでできてよかったです。
【朝日さん】
私はキャンプに来てくれた子たちが、3日間で私になついてくれて、仲良くなることができた後、キャンプから帰った後に、自地区のキャンプに参加している子は、ご近所さんということもあり、地元のお祭りとかで会うことも結構多くて、「あ、この前いたよね」と気づいて名前を呼んでくれる人がいるのでうれしい。
【区長】
藤代君はどうかな?
【藤代さん】
区民まつりで何か作ったりとか、児童館に行ったりしたときに、最後に「ありがとう」という言葉を言ってくれるとうれしい。
【笠木さん】
江東区中に知り合いを作ることが出来るんですね。ここにいる人たちも、中学校だったら3年間しか見られないのに、3年以上年が離れた人とも知り合えますし、住んでいるところじゃない人は、クラスでは知り合えないと思うんですね。私生活では外へは出ないので、江東区中に知り合いができて良かったし、学校では作れない横のつながりが広がっていった。そして活動のなかで講師の方に来ていただいて、江東区の外の方ともつながることができて、どんどん視野が広がっていくのかなと思う。

6 自分が成長したこと

【区長】
ジュニアリーダーになって、「自分が前とこんなふうに変わった」と思うことある?
【小野塚さん】
私は人前に立って、かなりかむんですけど、しゃべれるようになりました。始める前は、人前に立つことすら恥ずかしくて嫌だったんですけれど、ジュニアリーダーになって、前に立ってゲームの説明をしたりとかやっていたら、前に出て話せる様になった。
【区長】
須田さんは?
【須田さん】
小学校の高学年だったときは、幼稚園の子とかがうるさいなとか、あまり子どもが好きじゃなかったですけど、ジュニアリーダーをやって、別の子としゃべるようになってから、こどもってかわいいし、面白いなあと思えるようになりました。
【吉川さん】
リーダーになってから、色んな人と話すようになったんですよ。大人とか小さい子どもとか、おとなしい人とかにぎやかな人とか。そうなると、自分もよくしゃべるようになっちゃって、中学3年生のときに、先生に「お前よくしゃべるな」と言われたりして、コミュニケーションが取れるようになったのかなと思う。
【区長】
金井さんは?
【金井さん】
ジュニアリーダーをやっていて、講習会に出ていて、前に立つことによって、自分を発揮できるというか、ジュニアリーダーで自分を生かせているなと思う。
うちの両親からも「あってるね」って言われて。ずっと続けていこうかなと思います。
【区長】
限界まで続ける?それでOGになったら後輩の指導をして、いいジュニアリーダー育てて行こうよ。高木さんは?
【高木さん】
ジュニアリーダーをはじめて、みんなの前で話せる様になり、学校とかで頼られたり色んな活動で代表になったりして、結構目立つようなこともして、今も緊張しているんですけど、こういう環境にも慣れて、将来役にたつような、もっと更なる進化、色んなことに挑戦していきたいなと、ジュニアリーダーをやってて思います。

7 今後の抱負

【区長】
最後に、これからジュニアリーダーだけじゃなくても、自分の将来こういう人になりたい、こういう仕事をやりたいとか。
【笠木さん】
僕はもう大学2年で、そろそろ中心から外れていくので、いままで経験したことを、中学生とか高校生とかこれからやっていくという人たちに伝えていって、この先ジュニアリーダー自身もそうですし、関わった人が全員笑顔になれるような団体になれるようなそういう土台作りをしていきたいと思っています。
【区長】
藤代君は?
【藤代さん】
色んな人にジュニアリーダーはこんなことをやっているんだとか、ジュニアリーダーってどんないいことがあるんだみたいなことを、できる限り多くの人に知ってもらって、ジュニアリーダーが多くなって、ジュニアリーダーがにぎやかな団体になっていけばいいなと思っている。
【区長】
そうだよね。朝日さん。
【朝日さん】
私は、ジュニアリーダーとしてはまだぜんぜん未熟で、周りの皆さんに迷惑とかいっぱいかけているんですけど、これからもっといろんな人と関わって、もっと成長して、将来、人と関わる仕事がしたいとずっと思っていて、将来の夢につながるように、ジュニアリーダーとして楽しく思い出とかを作りたいと思います。
【区長】
佐野君。
【佐野さん】
これからもジュニアリーダーを続けて、ジュニアリーダーでたくさん色んなことを経験して、大人になってジュニアリーダーで経験したことを生かせる仕事について、仕事をいろいろ広げていけたらいいと思う。
【区長】
がんばって。岡田さん。
【岡田さん】
私は、江東区のジュニアリーダーという存在を、江東区内で知らない人が多いし、区外でもジュニアリーダーという存在を知ってもらいたいと思います。知ってもらう事で、活動の幅を今よりももっと広げていきたいなと。そして最終的には、ジュニアリーダーがもっと活動できるところをもっと広げていきたい。
【区長】
そうだよね。考えれば色んなことを考えられると思うよね。考えないといけないな。
【高木さん】
私は今、動物の専門学校に通っていて、将来そろそろ考えなきゃいけない時期なんですけど、いま、ジュニアリーダーをやっていて、動物の専門学校に行くのも悩んだくらい子どもたちと関わる仕事もしたいし、動物の関わりも持ちたい。いずれにしてもジュニアリーダーというのは、人と接するうえでは、いい経験なので、生かしていきたい。
【区長】
金井さんは?
【金井さん】
私は、まだジュニアリーダーになって2年目で、まだまだ経験値が浅いので、がんばってすてきなリーダーになって、理解してくれる人がまだ少ないので、「こんなにかっこいいんだよ」「こんなに素敵なんだよ」ということを、いっぱい色んな人に言いたい。私も将来は人と関わる仕事で、中学校の先生になりたいと思っているので、ジュニアリーダーで学んだことを生かして、将来につなげていけたらなと思っています。
【区長】
がんばってよな。吉川君。
【吉川さん】
僕も2年目なんですけど、やはり経験が浅いので、先ほどの先輩方のように、あんまり深いところも考えられないんで、今は、自分のスキルアップを目標にして、楽しくやっていきたいと思います。
【区長】
須田さん。
【須田さん】
私は、ジュニアリーダーと学校の部活と大変で、お手伝いとかイベントにしょっちゅう出ていないので、もっとスケジュールを調整して、もっと活動に出て、子どもを楽しませてみたいと思っています。前で話すこととかで、自分が前で話すことが得意になるように、自分自身を磨いていきたいと思います。
【区長】
はい、小野塚さん。
【小野塚さん】
再来年には大学生になるので、そのときに後輩にちゃんと教えられるような、そんなリーダーになれればなあと。保母さんになりたいので、なれたときに、ジュニアリーダーで学んだこととかが生かされるように、色んなことを覚えなきゃなあと。

8 区長から参加者の皆さんへ

君たちやこういう人たちがどんどん参加してくれるようになると、町もあるいは地域も子どもたちも良くなると思う。必ずお兄さん、お姉さんというものを子どもたちは見ているからね。がんばってこれからも活動してください。頼むよ。今日はいろいろ聞かせていただいてありがとうございました。これからも、学校の勉強も大変だと思うけど、ジュニアリーダーの方も、一生懸命頑張ってください。

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