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更新日:2017年1月19日

区長と話そう!こうと~く 平成23年8月22日実施

  • 日時
    平成23年8月22日(月曜日)15時~16時
  • 会場
    教育センター2階第3研修室
  • 参加者
    平成22年度中学生放送研究会参加者(6名)
    菅野 舞さん(深川第一中学校)
    村越洸太さん(深川第一中学校)
    山岡みのりさん(深川第一中学校)
    小島幸菜さん(大島西中学校)
    木俣瑞穂さん(大島西中学校)
    岩岡美玖さん(大島西中学校)
  • テーマ
    ラジオ番組制作を体験して
  • 区側出席者
    区長、広報広聴課長
  • 概要
    以下のとおり

代表して2校の生徒さんに参加いただきました

代表して2校の生徒さんに参加いただきました

1 区長あいさつ

【区長】
皆さんこんにちは。今日は参加してくれてありがとうございました。
江東区では、昨年から「中学生放送研究会*1」という事業を始めたんですけど、レインボータウンFMへ行って、中学生が自分で番組を作って、放送して、一般の人に聞いてもらう。そういう体験をすることで、何かを掴んでもらいたいということで始めました。
12校出た中で、今日は深川一中と大島西中の生徒さんに来てもらって、経験してみてどうだったか、面白かったか、もっとこうしたらよかったなど、いろいろな話を聞きたい。こういう話を聞くことによって、これから江東区はもっとこういうことをしたらいいんじゃないかとか、こういったことを直そうとかいろいろなことを考えてみる。そのために、今日経験したみんなの話を聞いて、それを参考にさせてもらいたい。
あまり固くならないで、普段友達と一緒におしゃべりしているつもりでいいので、気楽に遠慮なく話してください。
*1 中学生放送研究会とは、中学生が自分たちでラジオ番組の企画・取材・収録を行うことで、ラジオ番組制作の楽しさを知るとともに、区政や街への関心を高めてもらう事業

2 中学生放送研究会に参加しようと思った理由

【区長】
まず、なぜ中学生放送研究会に参加しようと思ったか教えてください。
【菅野さん】
中学時代の思い出作りと、目立つのが苦手なところの克服をしようとしたからです。
【村越さん】
僕は、先生に出てみないかといわれて、出る事にしました。
【山岡さん】
アナウンス部がみんな掛けもちで、全員揃うことがなくて。ラジオ作りで全員が集まって、一つの作品を作ろうと思ったからです。
【小島さん】
私は、岩岡さんに誘われて。みんなで自分の好きなことをいろいろな人に知らせてみないかといわれて。生徒のアンケートや将来の夢とかを取って、区の人に知ってもらうようにしました。
【木俣さん】
配られたプリントの中に、ラジオ体験というのがあって、見た瞬間にやってみたいと思って友達と話をして。そうしたら岩岡さんが「うちもやりたかったんだ」といってくれて。その後何人か誘ってやることになりました。
【区長】
岩岡さんは、みんなに声を掛けたみたいですけど。
【岩岡さん】
まずチラシを見たときに、自分たちで番組を作ることに興味が湧いたというのがあって、そのときに思い浮かべたメンバーがこの2人ともう1人だったので、誘ってみようかなと思いました。

3 参加してよかったと思うこと

【区長】
参加してよかったって思ったことはありますか。
【菅野さん】
控えめな性格がなくなったことです。
【区長】
控えめだったの。引っ込み思案とかそういう意味で。人前で喋ることが得意じゃなかったんですか。
【菅野さん】
コミュニケーションが下手で。
【区長】
積極的になれたんだ。よかったですね。聞いた人達から反応はありましたか。
【山岡さん】
「ラジオを聞いてください」と学校で言って、クラスの男の子が聞いてくれて、ラジオをCDで録音してくれて、みんなに配ってくれたのがすごくうれしかったです。
【区長】
それはうれしいね。いい友達がいるね。深川一中は人数が少ないから、頑張ってもらいたいといつも思っています。
【小島さん】
いま放送委員長をやっているんですけど、ラジオで経験したいいところをレポートにまとめて先生に提出して、よりよい放送を目指しています。生徒が音楽しか聴いてなくて、その前の「今日は何の日」という起こった出来事を紹介する、「何年前の今日に何がありました」というもので。あまり聴いていない生徒が多くて、それを聴いてもらえるよう、ラジオ風な番組にしようと思って。まだ検討中ですが、先生に相談していろいろと変え始めました。
【岩岡さん】
この集まったメンバーは、元々仲がよかったんですけど、放送の準備をしている期間は、みんなで力を合わせて頑張れて、終わった後にはより一層仲良くなれたのがうれしかったです。

4 一番印象に残っている出来事

【区長】
準備の期間も合ったわけですよね、企画したりなんかで。一番印象に残ったことはどんなことですか。
【岩岡さん】
私が一番印象に残ったことは、将来の夢コーナーで、担当していたスタッフさんと一緒に外で西中生に協力してもらって、部活中の生徒とか休み時間に呼んでもらって、一生懸命インタビューしたのが印象に残っています。
【区長】
事前のインタビューですね。
【山岡さん】
木場の109シネマズさんにインタビューしに行った後、裏側も見てくださいといわれて、映画館に入って裏を見せてくれたのが印象に残っています。
【村越さん】
僕も映画館の裏側のことです。立ち入り禁止の場所とかも少しだけ見せてくれて。そこが印象に残っています。

5 体験前と後で自分が変わったと思うこと

今の学校生活についてもお聞きしました

今の学校生活についてもお聞きしました

【区長】
番組に出て、出る前と後とで少し変わったことはありますか。
【菅野さん】
控えめで人見知りの性格が少し直りました。
【山岡さん】
友達や家族とかがちゃんと活動しているということを分かってくれて。アナウンス部が1人1人の活動になっちゃってたんで、「本当にアナウンス部って何人いるの」って聞かれるんですけど、このラジオを4人でやったことでアナウンス部なんだねといわれて。アナウンス部の存在が認められたというか。

【区長】
君たちアナウンス部は、お昼休みの給食の時間に放送を流す仕事をしているのですか。
【山岡さん】
していないです。放送委員というのが別にあって。
【区長】
放送委員とは違うんですね。
【村越さん】
今日来ていないんですけど、もう1人松原君とサッカーをやっているんで、日本代表の試合が行われた次の日とかにその結果を報告しています。
【区長】
放送するの。なでしこは放送しましたか。
【村越さん】
なでしこも放送しました。
【区長】
感動したな。村越君はサッカー部なの?
【村越さん】
深川一中にはサッカー部がないんで、新浦安のクラブチームで。
【区長】
向こうの方まで行くの?そうか、サッカー部ないんですか。かわいそうに。
女子サッカー部を一昨年作って、砂町四中を拠点にして、どこの中学校からでもいいですよということでやっています。区立中学の女子サッカー部は他にないから、試合に出るのはクラブチーム、あるいは私立の学校になる。だから強いんですよ。1回も勝っていない。この前、公式戦で1点取った。うれしかったよね。選手も喜んで、如何に1点取るのが大変なことか。
深川一中、生徒何人くらいいるのですか?
【山岡さん】
120人いないくらいです。
【区長】
南砂中も少ないですよね。でも頑張っています。生徒がみんな友達という感じになって、まとまりがあるんですよね。そこでみんなが元気でいるように、仲良くなるように、アナウンス部も活躍してもらいたいですね。

6 江東区の印象

【区長】
江東区の印象というのは。
【小島さん】
自由な感じがします。住んでいる人が好きなことをやって、好きなように暮らしているような気がします。
【木俣さん】
みんな優しい感じがします。友達も出来やすいですし、明るいって感じがします。
【区長】
下町なんだよ、江東区はね。下町の特長は「義理と人情とおせっかい」。すぐ口を出したりして、すぐ声を掛けて。それが下町の良さなんですけど、でも最近臨海部なんか、豊洲は新しい人がどんどん入ってきて。大島とか砂町も新しいマンションができると、他からみんな入ってくるから。そういう人はなかなかまだ下町に慣れていないから。だからおせっかいすることがしづらい、声掛けづらいところがある。
でも学校で友達がいっぱい出来て、その友達同士が仲良くなることによって、お父さんお母さんも少しずつ下町の雰囲気に慣れてくるかも知れないですね。
【岩岡さん】
砂町・大島・深川とかその近隣の学校だったり、地域だったりで、人々の関わりが深いので、結束力が強いところだなと思いました。
【山岡さん】
貴重な体験をするチャンスを、中学生にも与えてくれるとこです。
私豊洲に住んでいるんですけど、でも深川一中は森下にあるじゃないですか。豊洲から森下へ行く間、豊洲はいっぱい高いマンションがあって、森下は全然ないじゃないですか、下町で。すごい安心します。森下へ行って、いろいろなおばちゃんに声を掛けてもらうと、何か「江東区だな」と思います。
【区長】
うれしいよ、そういう話を聞くと。人数の少ない学校を物凄い心配しています、区長としてね。少なくなると学校が廃校になる場合があるから。そんなことしたくないしね。だから、深川では深川一中、城東では南砂中、あと第二亀戸中も少ないのかな。
南砂中だって人数が少ないほうがいい、といってくる子がいるわけです。そういうところで充実した生活、中学時代を送れると喜んでいる人もいます。
山岡さんもいいとこ見ましたね。
【村越さん】
きれいだと思います、ポイ捨てが少なくて。新浦安を歩いていると、空き缶が多くて。でも江東区はあまり無くて。
【区長】
みんなが頑張ってくれるからだよ。

7 自分の夢

【区長】
小島さんは、どんな夢持っていますか。
【小島さん】
私は、踊るほうのバレエをやっています。プロにはなれないんですけど、手が器用なんで衣装を作ったりとか、そういう関係の仕事に就きたいと思っています。
【区長】
小さい頃から通っていたのですか?
【小島さん】
最初は東大島文化センターの講座で。
【区長】
大きな舞台に出たことありますか?発表会とかありますよね。
【小島さん】
大きな舞台はカメリアとかで毎年踊っています。
【木俣さん】
お話しを作るのが小さいときから好きなので、なれたら小説家になりたいなと思っているんですけど、最近は介護にも興味があります。
以前部活の帰りに、ちょっと寒い中歩いて帰っていたら、ある1人のおばあさんが「寒くない?」って声を掛けてくれて。そこから、昔話をしてくれまして。それが面白かった。戦後のお話しとか、知らないことを教えてくれたんで。何かお年寄りっていいなと思って、介護をやってみたいなと思うようになりました。
【区長】
いい出会いですね。
【岩岡さん】
歌を歌うのが好きで、いつも家の中で歌っていたので、歌手になりたいなというのはあるんですけど、やっぱりそういう舞台にいけるのは難しいことだと思うので、歌手という夢も持ちながら目指しているのが、デザイナーとかコーディネーターです。
【区長】
テレビで子役のオーディションとか何千人も来て、だんだん絞られて、1次、2次、3次と試験受けて、すごい争いだよね。歌を歌う人だっていろんな審査があるよね。
この間、ゴスペルって知ってます?あれを歌う亀渕友香さん、この方が挨拶に来て。ティアラが満席になるの、あの人が来ると。ゴスペルソングが好きな人の間では、日本のゴスペルの象徴みたいな人らしいね。その人が明治小学校出身なの。だから江東区に物凄い愛着を持って、というお話しをして。随分苦労したみたいですけどね、そこへいくまで。
【山岡さん】
まだ決まってないです。でも部活で学んだ「伝える」という楽しさを活かしていけたらいいなと思っています。
【区長】
「伝える」ということね。こどもに対して伝える、大人に対して伝える、お年寄りに対して伝える。それによって職業随分違ってきますよ。誰に伝えたいか絞ると、だんだん形が整ってくるかなと思います。相手は誰がいいかなって考えてみたら。
【村越さん】
僕は、サッカーをやっているので、大きな舞台でサッカーをしたいです。
【菅野さん】
夢は喫茶店の店員です。
【区長】
お店をやっているんですか。
【菅野さん】
店はやっていないですが、個人的にやってみたいなと思いまして。

8 区長から参加者の皆さんへ

【区長】
おじさんの夢は、「CityintheGreen」って言って、「街に緑を」ってみんな言うじゃない。そうじゃなくて、「緑の中の街」を作りたい。マンションなんかも窓辺にちょっとした花とか、緑をみんなが植えて。そうしたらもっともっときれいで豊かな自然の街になるかなって。これからも、もっといっぱい木を植えたいと思って、江東区を緑の街にしたいと思っています。
他にも夢はいっぱいあるけどね。君たちが強いいい子になって、立派な大人になってほしい、そういった夢もあります。
夢を実現するにはどうしたらいいかというと、身近な目標を1つ作る。目標は大きくしないでいい。その目標を1つずつクリアしていくと夢に近づく。
受験頑張れよ。今しかやるときないわけだからな。来年やろうと思ったって遅いからね。一生懸命勉強して、目標の学校に入れるよう頑張って。

今日は長い時間ありがとうございました。それぞれ一生懸命目標を持って、夢に近づくように頑張ってください。
今日はどうもありがとうございました。

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お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 広聴相談係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2364

ファックス:03-3647-9635

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