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報道発表資料
発表日:2023年3月1日
江東区役所本庁舎2階(東陽4)で、江東区平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」が7日(火曜日)まで開催しています。
江東区では、昭和20年3月9日から10日にかけての東京大空襲によって町全域が焼失し、合わせて3万人以上の尊い命が失われました。本パネル展は、戦争を知らない世代が区民の大部分を占める現在にあっても戦争や疎開の体験を風化させず後世に伝え、平和の大切さについて改めて考えてもらう機会となるよう、毎年開催しています。
会場には、昭和20年3月9日、東京大空襲当日に撮影された卒業記念写真や戦時中に新潟県や山形県に集団疎開した際のこども達の様子を写した写真のほか、焼夷弾の模型などが展示されています。また、焼け野原となった終戦直後と現在の江東区を比較した航空写真も展示され、多くの尊い命や平和な暮らしを奪った戦争がもたらした悲惨さを感じ取ることができる展示となっています。
なお、今回のパネル展は3月8日(水曜日)から14日(火曜日)まで、学童集団疎開資料室を常設する江東図書館(南砂6)で開催します。
また、江東図書館では3月5日(日曜日)まで、東京大空襲や学童集団疎開に関する本・資料を特別展示しています。3月5日(日曜日)には、空襲や疎開の経験者による体験談を収録した映像の一般向け上映会やこども向けアニメの上映会も開催します。
一般向け上映会では、疎開先での生活の様子、疎開先で空襲の知らせを聞いた時の思い、卒業のために東京に帰った際に空襲に見舞われ、命からがら小学校に逃げ込んだ話など、空襲や疎開を経験された方2人の体験談を収録したインタビュー映像を上映します。
二度と戦争の惨禍を繰り返さないために、改めて平和の尊さを考えてみましょう。
【江東区平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」】
〇前期
会場:江東区役所 2階(東陽4-11-28)
期間:3月1日(水曜日)から7日(火曜日)まで(土・日曜日を除く)
時間:午前8時30分から午後5時まで(1日は正午から午後7時まで)
観覧料:無料
〇後期
会場:江東図書館 3階展示コーナー(南砂6-7-52)
期間:3月8日(水曜日)から14日(火曜日)まで
時間:午前9時から午後8時まで(8日は午後4時から。12日は午後7時まで。14日は午後1時まで)
観覧料:無料
【江東図書館平和祈念特別展示】
〇本・資料展示
会場:江東図書館 3階展示コーナー(南砂6-7-52)
期間:2月18日(土曜日)から3月5日(日曜日)まで
時間:午前9時から午後8時まで(5日は午後7時まで)
観覧料:無料
〇一般向け上映会
会場:江東図書館 1階鑑賞室(南砂6-7-52)
日時:3月5日(日曜日)午後1時から午後1時40分まで
定員:20人程度(先着順・当日直接会場へ)
内容:区内で空襲や疎開を経験された方2人の体験談を収録した映像資料「戦争の語り部」
観覧料:無料
〇こども向けアニメ上映会
会場:江東図書館 1階鑑賞室(南砂6-7-52)
日時:3月5日(日曜日)午後2時から午後2時40分まで
定員:20人程度(先着順・当日直接会場へ)
内容:上映作品「ちいちゃんのかげおくり」、「一つの花」
観覧料:無料
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