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報道発表資料

発表日:2021年11月30日

水彩都市・江東、水害との闘い

中川船番所資料館で荒川知水資料館連携事業の特別展「水害と江東」が開催中です

水害と江東-1

 中川船番所資料館(大島9)では、特別展「水害と江東」を開催しています。

 この特別展は、当時の国家プロジェクトであり一大土木事業であった荒川放水路開削事業着手から110年を記念し、東京都北区の荒川知水資料館amoa(アモア)からの資料提供も受けて展示を行っています。

水害と江東-2

 現在の江東区にあたる地域は、川や運河、海に囲まれ、その長い歴史の中で度重なる水害が発生していました。明治43(1910)年には、強雨と2つの台風により多くの川が氾濫したことで、歴史的な大洪水に見舞われ、特に亀戸で大きな被害が出ました。また、大正6年(1917)年には台風の接近と満潮が重なり、東京湾に当時面していた地域が大きく被害を受けるなど、一様でない水害の被害を受けてきました。そうした歴史が数多くあることから、区内には水害の犠牲者を供養するための石碑や地蔵、波除碑(なみよけひ)が建立されています。

 ほかにも、たびたび水害に襲われた現在の砂町の地域では、江戸時代に幕府から、当時としては特別な2階部分のある家屋を建てることが認められていたとのことで、仙台堀川公園にある旧大石家住宅(南砂5)にその名残を見ることができます。

水害と江東-3

 「荒ぶる川」の名前の通り、長い歴史の中で数々の氾濫を起こしてきた荒川は、昔の隅田川を経て海へと流れていました。現在の荒川にあたる「荒川放水路」は、明治43年の大洪水を機に掘削が決まり、以後約20年間をかけ完成となります。今回の展示では、この工事を指揮した青山士(あきら)の紹介や、放水路誕生の経緯や掘削の過程を、荒川知水資料館の資料をもとにパネルで紹介しています。パネルのほかにも、令和元(2019)年の台風11号で洪水が発生した場合の区内のシミュレーション映像などを放送しており、見慣れた光景が一変する水害の恐ろしさや水門のはたらきについて学ぶことができます。

水害と江東-4

 過去には多くの水害に見舞われた江東区ですが、現在は親水公園など水と触れ合える場に恵まれ、水彩都市として発展を続けています。

 洪水対策として川沿いに堤防が築かれ、運河が水運の役目を果たした後には、区内を流れる内部河川を埋めようとする動きもあったとのことですが、「親水」として水に触れあえる場所を残したことで、現在では区民の憩いの場となっています。

水害と江東-5

【開催概要】

●荒川知水資料館連携事業 特別展「水害と江東」

会期:令和3年11月10日(水曜日)から令和4年4月24日(日曜日)まで
   ※月曜日は休館(月曜日が祝日の場合は翌日休館)

期間中、12月4日(土曜日)ほかには、1日2回、担当職員によるミュージアムトークあり(要申込)

会場:江東区中川船番所資料館
   2階「郷土の歴史・昭和の暮らし紹介展示室」
時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:常設展示室観覧料に含まれる
    (大人200円・小中学生50円)

【問合せ先】
 中川船番所資料館(大島9-1-15)
 電話:03-3636-9091

関連ページ

中川船番所資料館(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(URL:https://www.kcf.or.jp/nakagawa/

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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