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プレスルーム

報道発表資料

発表日:2021年11月22日

石田波郷、療養俳句の集大成『惜命』刊行までの5年を追う

企画展「石田波郷の生の証『惜命』~今生は病む生なりき~」が開催中!

石田波郷企画展-1

 石田波郷記念館のある砂町文化センター(北砂5)2階展示ロビーで、江東区ゆかりの俳人である石田波郷(はきょう)の代表的な句集『惜命』刊行までの約5年にスポットを当てた企画展が開催されています。

 波郷は昭和21年に城東区北砂町(現在の江東区北砂)に居を構えたのち、結核の治療のため清瀬の国立東京療養所への入退院を繰り返します。今回の展示では、自宅のある北砂町と療養所が波郷にとって“句作の場”となったことを紹介し、療養の中で生まれた「療養俳句」の集大成となる句集『惜命』を取り上げています。

石田波郷企画展-2
(波郷が愛用したステッキには「惜命」の文字が彫られています)

 句集『惜命』の特徴として、それまでの波郷の句集と異なり、四季ごとではなく、結核との闘いの時間の進みとともに生み出した句が順番に並んでいることで、私小説的な記録として制作しようとした意図も感じとれます。『惜命』に記された療養俳句は、師である水原秋櫻子のほか、数々の高名な俳人からも高い評価を得ていました。

 この『惜命』制作にあたる療養の期間については、波郷自身が「病気ももはや私にとつて敵ではなくて、親愛なる家族である。」や「あんなにのびのびと楽に句を作つたことはかつてなかった。」と残すように、結核の療養をただ悲観的に捉えていたわけではないこともうかがわれます。

石田波郷企画展-3

 会場には、波郷の息子・石田修大(のぶお)氏から今回の展示のために寄せられたメッセージも展示されています。コロナ禍に覆われる世界での人々の思いを、結核が流行していた時代の状況と重ね合わせることで、波郷が療養の折に出会った「惜命」という言葉の印象をより感じ取れるものになっていますので併せてご覧ください。

石田波郷企画展-5

 

【開催概要】

 企画展「石田波郷の生の証『惜命』~今生は病む生なりき~」

会期:令和3年11月16日(火曜日)から12月3日(金曜日)まで
時間:午前9時から午後9時まで
場所:砂町文化センター2階展示ロビー
観覧料:無料

 

【第七回こども江東歳時記受賞作品展】

 11月28日(日曜日)から12月19日(日曜日)にかけて、小学生から高校生対象の写真と俳句による「こども江東歳時記」の受賞作品を展示しますので、こちらもご覧ください。

場所:砂町文化センター1階ロビー

関連ページ

石田波郷記念館企画展「石田波郷の生の証『惜命』~今生は病む生なりき~」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
(URL:https://www.kcf.or.jp/sunamachi/event/detail/?id=4643)

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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