ここから本文です。
更新日:2017年1月19日
江東区は、基本構想に定める区の将来像「みんなでつくる伝統、未来水彩都市・江東」を具体化させるため、平成22年3月に江東区長期計画を策定し、区民の皆さんとともに、全ての人が生き生きと暮らせるまちの実現に取り組んできました。
長期計画の折り返し地点を迎え、この5年間を振り返ると東日本大震災の発生や東京オリンピック・パラリンピックの開催決定、南部地域を中心とする人口増加など、区民生活や区政を取り巻く環境は大きく変化し、それにともない新たな課題も生まれています。
長期計画策定時には想定し得なかった社会経済情勢の変化や多様化する区民ニーズに対応するため、このたび「江東区長期計画(後期)」を策定いたしました。
長期計画(後期)では、区のまちづくりに極めて大きな影響をおよぼす「重要課題」として「築地市場の豊洲移転整備」と「中央防波堤埋立地の帰属」の2項目を、特に重点的に取り組むべき「重点プロジェクト」として7項目を掲げ、着実な実施に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。
また、保育待機児童の解消や学校収容対策をはじめ、高齢者・障害者福祉の推進、観光・まちづくり、環境対策、教育など、多様な課題に積極果敢に対応していくため、より効果的・効率的な行財政運営に努めてまいります。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催は、江東区を世界に誇れるまちにするとともに、未来のこどもたちへ美しいまちを残すための絶好の機会と考えています。平成28年には豊洲に新市場が開設する予定であり、江東区はより一層魅力的なまちへと成長していくことでしょう。
まちの活力と言える人口は、50万人を突破する勢いで増加しています。50万人都市・江東として、区民の皆さまとともに区のさらなる発展と基本構想が目指す未来の江東区づくりに向け、意欲・スピード・思いやりを持って着実に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
山﨑孝明区長
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください